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2018/5/15(火)千畳敷カールでのバックカントリー

今日は千畳敷カールへバックカントリーに行ってきました。

昨年は初体験だったので、滑走コースもあまりわからなかったのですが、今回は下調べもしっかりとして、木曽駒ケ岳の山頂まで行ってそこから滑ることを目標としました。
ただ今年は雪が少なく、千畳敷カールも例外では無いようでしたので、どこまで行けるのかは不安でしたが・・・。
乗鞍と同様、ここ千畳敷カールでもアドバンテージになることがあります。駒ケ岳ロープウエイで標高2615m地点まで簡単に行くことが出来ますから、木曽駒ケ岳までは標高差はもう300mほどしか無いことです。
実際は一回登って少し下らないといけないので、トータルの標高差はもう少しありますが、いずれにしてもアプローチしやすいのがここのメリットです。

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目の前に見えているところをまず登るのですが、ここはものすごい急登。雪の無い時期ならつづら折りの登山道を登って行くのですが、今はここを真っすぐに登ります(斜面の角度は45°以上と思われます)。
目に見えているのに、あの稜線まで一時間くらいかかるのです。開始が標高2615mですから、何もしなければそれほど気にならない空気の薄さも、自分の足で歩くと身に迫ってきます。
しかし、そんな苦しい思いをして稜線まで登るとこんな景色が開けているのです。

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雪が無いので、岩場をスキーブーツで昇り降りしなくてはならず、大変でしたが、無事に木曽駒ケ岳頂上に着くことが出来ました。

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ここから中岳の下のカールまで滑り込んでいくのですが、今年は雪が少ないため、雪が切れてしまっていたので、二回スキーを脱いで歩いてつなぎ、2500m地点まで下りてくることが出来ました。

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写真の真ん中のシュプールが私の滑った跡ですが、実際に滑ってみるとここはゲレンデでは経験できない超急斜面。ビビりましたが、去年も経験していましたので、何とか滑りきることは出来ましたが。

さて、今は中岳の下のカールに降りてしまっているので、ここを登り返して千畳敷の稜線まで帰らないといけません。標高差にしたら200mあるかどうかなのでしょうが、何しろ急登なので一時間半くらいかかります。

ここでは、スキーブーツにアイゼンを付けて登ります。かかとの上がるビンディングを付けたスキーやシールがあれば、スキーを背負わなくても良いのでもっと楽に登れるのですが、私は持ってないので、つぼ足で登って行きます。

だいぶ疲れましたが、無事千畳敷に戻ってくることが出来ました。ここ千畳敷カールでは、歩いて登るだけでなく、400mほどの短いものですが、Tバーリフトが設置されていて、カール内を滑ることが出来ます。

圧雪車があるわけではないので、コブになってますが、上のほうの斜度のあるところではいい練習になりますので、10回ほど滑ってみました。空気が薄い影響で滑り終わると息が切れますが、他のバックカントリーとはまた違った面白みがありますね。

バックカントリーと言えば、雪崩の危険ということを思う人も多いでしょう。もちろん侮ってはいけませんが、5月の雪が安定した季節には、新雪がよっぽど降ったということがなければ、まず大きな雪崩はありませんので、比較的安心して滑ることができます。

ただし、乗鞍でも千畳敷でも小さな雪崩の跡はいくつも見ましたので、これからやってみたいと思う人は、山岳ガイドの資格を持った人のガイドツアーに参加してみることをお勧めします。

そうすれば、用具の使い方などを教えてもらえますし、用具もレンタルでまかなえます。また、山を知り尽くしたガイドさんですので、雪崩が起こるような場所には絶対に連れて行かないので、そういう意味でも安心ですね。


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