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2012/12/25(火)クラストを滑る

昨日はクラスト斜面を楽しんだということを書いたのですが、じゃあどうやったらそんな斜面が滑れるのかということを書いてみたいと思います。

ただし、一口にクラストと言ってますが、条件的には昨日私が経験したよりもさらにハードな条件もあるでしょうから、そこを私が滑れることを保障するわけではないです(笑)。

普通の新雪と違うのは、表面の硬い部分が崩れたときに、その中に、はまってしまうと抜け出しにくくなってしまうことです。でも、それは重い新雪に、はまった場合も同様です。

私がこういうところを滑る時の意識の中では、まず1ターン目が大切です。大きく落差を取って落下しながら、かかと支点で少しだけ迎え角を作ってやることにより、雪の抵抗を受けたスキーが表面のクラストを崩しながら回り始めます。

雪から受けた圧でスキーがトップから雪面より飛び出しますが、スキーがターンすることで下肢がひねられた状態になっていますから、この時にそれが戻る力で切り替ができます。後はこの繰り返しですね。

このスキートップが浮いてくる感覚を覚えるには、直滑降が有効です。急斜面ではそんなことはできませんが、野麦のユリワリの場合は途中から斜度がなくなりますので、モーターボートがスピードを出すと、舳先から浮いてくるような感じで、かかとを支点にしてトップが押し上げられる感覚を掴んでください。

私も2回ほど直滑降をしましたが、一回目は体の伸び縮みを少し使って、トップを上下させてみました。二回目は本当にモーターボート感覚で、トップずっと浮かせたまま滑っていました。

転んでも痛くありませんので、うまく滑れたら儲けものくらいの気持ちで楽しんでください。また、こういう斜面では引くターンが有効です。外足の荷重を強める意識でなく、内足を少し軽くしてやるつもりで滑ると、ターンがスムーズにいきます。

こんなことをヒントにして、何度もチャレンジしていただくときっと良いと思います。言葉だけでは滑り方がわからないという方は、スクールでオフピステ入門スペシャルなど行っていますから、受講してみるのも良いと思います。


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2012/12/24(月)最高の磨き砂

今日はスクールへの今期初出勤ですが、連休最終日でクリスマスイブでもあるので、家でクリスマスを迎えられた方が多かったのか、スキー場は比較的空いていました。

雪が降ったり、晴れ間が出たり、曇ったりといった天気でしたが、スクールでは小回りスペシャルがあり、4名のみなさんが寒い中、熱心に受講されていました。

Dsc_9187

雪は特に上部でしっかりと降っており、この間の雨で硬くなったゲレンデが大分回復されつつあります。(白黒に見えますが、カラー写真です)

Dsc_9170


私はレッスンが無かったので、雪景色やスペシャルの風景を写真に撮ったりしておりましたが、午後になってスクールのスタッフで滑りに出た時に

、ユリワリゲレンデを滑ってみようという話になりました。

ここはスキー場のスタッフの話によると、1mくらい積もっているらしいということでした。そして、足を踏み入れてみると、そこには・・・・・。

土曜日の雨で表面が溶けた後に凍りクラストしており、その上に10cmくらい新雪の積もっているような状態。滑ってみるとやたら難易度が高く、私の一本目はほとんどターンになりませんでした。

それでも、何とかそこを滑りきったのですが、上手く滑れないのにこれがとても楽しいのですね。次はきちんとターンをしてやろうとか、チャレンジ精神を掻き立てられるのです。

そして、二本目。私もいくつかターンになりました。次のレッスン時間の関係で、スクールまで戻らなければならないのですが、降りながらも「ヘ○○イ」コース巡りです。

丸山の横や下。立て水の両端など、程度の差こそありますが、どこもクラスト状態でしたが、ユリワリを滑った後では結構やさしく感じられ、みんな楽しく滑りました。

私自身、こんなところで小回りで滑るとは思わなかったのですが、案ずるより生むは易しといったところでしょうか。

その後、一旦スクールまで戻りましたが、スペシャル終了後に担当の「うに」さんも一緒になって、またユリワリ、や丸山、立て水などのクラスト斜面をみんな一回くらいは転びながらも、楽しんで滑りました。

こういう状況は難しいですが、そうは言っても、入っていかないことには経験を積むことができません。

幸いに転んでもケガすることはまずありませんが、最初は足がパンパンになったりしますので、慣れるまではある程度体力がある人でないと大変かもしれません。

滑れるようになると、体力はなくても平気なのですが。

滑り方のアドバイスなどは、次回に改めて書きたいと思います。

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2012/12/15(土)スクール研修会

来週の土曜日22日から、野麦峠スキー場がオープンしますが、それにあわせて今日、明日とスクールの研修会が開かれています。

本当は朝から雪上研修が予定されていたのですが、あいにくの雨。私は早めにゲレンデに入って、合羽を着て足慣らしをしていましたが、雨の中無理に滑って体調を崩す人が出てもいけないということで、雪上研修は中止になり、宿舎でビデオを見ながらのミーティングに変更になりました。

結果的に私一人だけが朝1時間ほど滑らせてもらったのですが、昨日までしていた基礎練習が自分の滑りに役立っているのかどうかを、フリーで滑りながら確認です。

最初は中回りくらいで滑っていたのですが、それほど斜度のないゲレンデですし、後半は緩斜面になるので、高速小回りを中心に滑ってみました。

雑な滑り方をすると、上体がローテーションしてしまうこともあったので、斜度のあるところでは、しっかりとスキーが回りこんでくることを確認しながら滑り、緩斜面になったらスピードをキープして浅い弧でノンストップで滑る。

スピードを上げるために、小回りの最中に直滑降をはさんでみたり、緩斜面でも板の返りをつかってなるべく加速させたり、超早いリズムでもしっかりとしたストックワークが出来るようにとか、普段はあまりできない練習を短時間集中して行ってから宿舎へ。

宿舎での研修では、昨年の映像を見ながら、各自の滑りの問題点や改善点などを話し合い、いろいろな技術論なども飛び交い、大変有意義な時間を過ごしました。

またその後は、ビデオ撮りの技術に関しての解説と、実際にインストラクターが撮ったビデオを見ながらのアドバイスなど、フィーリングスキースクールならではの講習も行われました。

外部の方には手前味噌に思えるかもしれませんが、今日の研修で私が印象に残ったことはスクールのイントラの滑りの見る目の確かさです。

みんなが少しずつ違った視点からものを見ているので、意見を集約していくと非常に深い考察が得られます。それでいて、本質的な部分では各自の見方にブレがないので、見当はずれな意見が出てこない。

今シーズンもこんなすばらしい仲間と一緒にスクールの活動ができることを誇りに思います。

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2012/12/14(金)弱点克服のために

今日も一時間少し滑ることができました。火曜日が私の初滑りだったわけですが、4日目となると、体調が全然違います。

ブーツを履いて歩くときもシャキッとしてきましたし、同じ時間滑っても体の疲れ方が違います。オフシーズンの間に基礎体力をつけておくことは大切ですが、やはりスキーに必要な筋肉は滑りながら鍛えていかないといけないのではないでしょうか?

さて、昨日一緒に滑った方が今日も来られる予定だったのですが、ご都合が悪かったのか、今日はいらっしゃいませんでしたので、自分の弱点克服のための基礎練習をしていました。

前にも左ターンが苦手ということは何回か書きましたが、今日もいろいろな練習をする上で、そちら側の動きにうまくいかないことがありました。

ターンの動きを分解していて気づいたことは、私の場合、左足が内足になったときに、ターンのじゃまになることがある、ということです。

フォールラインに向かって直滑降してから、ターンに入ろうとしたばあい、右ターンでは器用な右足が内足になりますから、外足にスッと同調させることができます。

ところが逆の場合は、不器用な左足が内足になることにより、スムーズさが右ターンのようにはいかないのです。

ですので、毎日やってるバックスライドなども、右足が谷足になる方を重点的に(と言っても、リフト2本くらいです)練習してみました。この場合、練習するというよりも、鍛えてやるという表現の方が当たっているかもしれません。

他にも、横滑りを内足でしてみたり、ギルランデも外足、内足の両方で行ってみたり、などもやってみました。

実はこういう練習は、やったらすぐさま滑りが劇的に変わるものではありません。以前にテレビで、バレーボールの選手が両手を同じように使えるようにするために、箸を左手で使ってご飯を食べている姿を見たことがありますが、それと同様の訓練です。

一日の中で占める時間はわずかですが、継続して行うことにより確実に変化が現れると思います。

しかし、同時にこういう練習は一日ずっとやってはダメだと感じました。普通の滑りよりもかなり疲れます。体の一部分にかかる負荷が大きいようです。

ですから、通常のスキー場では一本滑ってくる間に練習してみて、後はいったんこれを忘れて普通の滑りをするのが良いと思います。

ようやく昔から抱えていた問題が改善しそうな予感がしてきました。





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2012/12/13(木)楽しく遊びながら

今日も午前中、一時間ほど滑りに行ってきました。

昨日、私がバックスライドなどを練習しているのを見ていた人が、駐車場で私と一緒になった時に、いろいろ質問してこられました。

今日もその方とお会いしたので、リフト3本ほど一緒に滑りました。

滑りを拝見すると、スキーを谷周りで回したあと、そこに乗り込んで横滑りしていく、という感じになっていましたので、横滑りの方向を少し前方向に変えることと、支点を足元にしっかりと意識することにより、ターン弧が切れあがってきて、スピードコントロールが楽になりますよ、とアドバイスしてみました。

今までしていた滑りとは勝手が違うのか、私が期待していたほどは、ターン弧が切れ上がらなかったのですが、それでも滑りには変化が現れました。

スクールじゃありませんので、フィーリングスキーまでお伝えすることができなかったのですが、シニアの方でもありますし、力に任せてグイグイ滑る感じの方でもないので、きっとフィーリングスキーとも相性が良いのではないかと思います。

今日は時間がないので、すぐに帰ってしまわれたのですが、明日も来られるということでしたので、私も行くことができれば、また一緒に滑ってみたいと思います。

無料レッスンということではないのですが、こちらもいろいろと試させていただくと、シーズンまでの良いトレーニングにもなりますので。

さて、私自身の滑りの方ですが、板は今日もi.SPEEDでした。昨日はバックスライドでエッジを引っかけて直進してしまい、後ろ向きの直滑降になってあせった(斜度は約20度)、なんてことがあったのですが、今日はスキーをうまくズラすことに慣れてきました。

他にもギルランデ(両足、片足)やジャンプターンなどを2本くらいずつ練習しましたが、やはりシーズン初めはこういう基本動作のバリエーションを何種類も練習することで、滑りの幅が広がると思います。

別にこんな練習をしなくても、スキーを楽しむことはいくらでもできますが、スキーが自在にコントロールできることが悪いわけはありません。

スクールがオープンするまで、こんな感じで遊びながらトレーニングしていきたいです。

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2012/12/12(水)ニュースキー

今日も午前中一時間だけ滑ってきました。2日目になると、少しだけ体が慣れてきたのか、体の芯にわずかに力強さが感じらるようになりますね。

今日は今シーズンのニュースキーを初めて使ってみました。ヘッドのSupershape i.SPEEDです。このスキーを使っている代表選手は、リッチー・ベルガーですが、だからといってこのスキーを履いただけで、リッチー・ベルガーのようになれるとは思っていません(笑)。

スクールのスタッフの中にはヘッドのスキーを試乗してみて、スキーがうまく回ってこないなどと感じた人もいるようですが、私が試乗した中では一番自分のフィーリングに合うスキーでしたので、これに決めたというわけです。

今まではノルディカのホットロッドをメインに使ってきましたが、それに比べると少しだけフレックスと、トーションの強いスキーです。そのため、若干カービング特性が強いのですが、去年私が買った、アトミックのBlackeyeほどではありません(こいつはスーパー・カービングマシンです)。

カービングうんぬんよりも、レーシングスキーに近いと言った方が正確だと思います。当然のことながら、スキッディングも問題なくできますし、支点を拇指球方向に移すと、クルクル回してやることまでできます。

今までのスキーとは若干違う特性ですから、今日もバックスライドなどを練習してみました。少しカービング特性が強いということは、正確にスキーをフラットにする操作ができないと、不用意にエッジが噛んでしまうことがあるということになります。

こういう練習をすることにより、低速でエッジングの強弱をコントロールすることができるので、より安全にスキーの特性に慣れることができます。

なかなかシーズンインしてしまうと、こういう練習をじっくりする時間は取れませんので、
スクールのオープンまでの10日ほどの間に、少しでも滑り込んでおきたいところです。

ホットロッドは慣れもありますが、私の今のレベルに良くあった板だと思います。そのため、i.SPEEDよりも少し操作はやさしく感じます。i.SPEEDは逆に私のレベルよりもちょっとだけ高いレベルを要求してくるスキーということができるでしょう。

でも、それはとんでもなく高いレベルというわけでもなく、私でも到達可能なものだと感じています。

しっかりと精進して、このスキーを使いこなせるようになりたいと思います。

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2012/12/11(火)今シーズン初滑り

今日は私の今シーズンの初滑りでした。今シーズンは雪が早く、11月中から滑れるゲレンデがいくつもあったのですが、結局、家に一番近いスキー場(車で30分)でようやく今日の初滑りとなりました。

まず始めは、緩斜面でプルークボーゲン(クルードパラレルなんて言わなくてもわかりますよね)で、8ヶ月振りの雪の感触を確かめながら、コース半分ほど滑ってみました。

その後、超緩斜面でパラレルに移行してみると、右外足でのターンに違和感が。そう、私は右外足のターンが少し苦手です。

パラレルターンは少し斜度があってスピードが出せる場所の方が滑りやすいのですが、緩斜面で滑ってみると、自分の欠点が良くわかりますので、シーズンインの時などはやってみると良いですよ。

ところで、今日の滑りの中では、あえてフィーリングスキーのイメージを持つことを止めて、その代わりに足裏の感覚を研ぎ澄まして、雪面からの情報に集中しました。

オレンジを意識しない状態で、オレンジを意識したのと同様、あるいはそれ以上の滑りができるなら、それがフィーリングスキーの完成形ではないかと思っています。

今日は平日だというのに、何人かのスキーヤーが滑っていましたが、シーズン初めですから、みなさん自分の滑りを磨き上げようという意欲を感じました。

私も同様の意欲を持って滑りましたが、練習方法は他のみなさんと違っていました。別に自分のしていることの方が優れているとか、言うつもりは無いのですが、ただ滑るだけでなく、いろいろな基本トレーニングをしてみました。


まずはチップアンドテールを2本、バックスライド‐チップターンを2本滑ってみました。これらはスキーを前後にスライドさせる滑り方で、チップアンドテールがボードで言う木の葉ターン。
バックスライド‐チップターンは片方向だけでなく、左右を入れ替えながら前後にスキーを振りながら滑る方法です。

最初に右足の動きがうまくいかなかったと書きましたが、どうしても利き足の右足は悪さをして余計な動きをして、それがターンの妨げになるのですが、こういう滑りをすると、変に右足が動くと引っかかったり、ターンができなかったりしますので、良い練習になります。

その後も、テールでズレズレのショートターンや、ワンターンしては停止、またワンターンしては停止など、みっちりとやってみました。

このスキー場はコースが短く、リフトに乗る時間も短いので、短時間集中して滑るということを連続して行うことができます。

以前には30分の間に10本とか軽く滑ってました。シーズンオフにも多少の運動はしていたというものの、まだスキーの体になっていませんので、滑りによっては1本滑っただけで息が切れてきます。

1時間休みなしで滑りきって、今日の練習はおしまいです。平日ですので、仕事もしなければなりませんし、集中して1時間ずっと滑りましたので、かなり内容のある練習ができました。

滑りも最初と後では大分変わりましたので、今日滑ったことは意味があることでした。

土曜日にはスクールのシーズン初めの講習会がありますが、できればもう何回か滑って準備を整えていきたいものです。

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