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2012/10/3(水)見ているのに見えていないもの

漫画のドラえもんに出てくる道具で、私が素晴らしい発想と思うものがあって、それは「石ころ帽」と言います。

これをかぶると、目には見えているのですが、道端に落ちている石ころをだれも気にとめないとの一緒で、存在がわからなくなる、というものです。

これは、人間の本質を良く現わしているものだと思うんですよね。

昨日彼岸花の写真を出しましたが、このごろあちこちで花の咲いているのを見るようになりました。

でも、去年私は彼岸花を見た記憶が全くありません。去年と同じ時期に、同じところを車で走っているのにもかかわらずです。

きっと視覚としては見ていたのだと思いますが、心に留めていなかったので、記憶に残らなかったのだと思います。

関心がなければ、見えるものも見えないのと同じことです。人の五感に関するものは全てそうですよね。

学校の授業で大事なことを教わっていても、うわの空だったら聞かなかったのと同じ。

おいしいものを食べていても、もっと心配なことがあって、そちらに気を取られていれば、お腹は一杯になるでしょうが、味覚的には食べなかったのも同じ。

そういえば、私、実家の庭で「ショウリョウバッタ」というバッタを見つけて、見たのが久しぶりだったものですから、熱中して写真を撮っていたことがありました。撮り終わってふと目を上げると、二人の女性が帰って行くところでした。

どこかの教会の人だと思いますが、声をかけられたのも気づかずに写真を撮っていたみたいです。バカですね(笑)。

フィーリングスキーに限らず、スキーでは足裏感覚(実際には足裏以外も使って感じ取っているのですが)が大切です。

でも、中には、今日の雪質はどんなだった?と聞かれてわからない人もいます。

ブーツが柔らかすぎたり、バックルが閉まっていなかったりで、感じ取りにくいってこともあるでしょうが、少なくともスキーのブーツを履いていれば、体には何か伝わってきているはずです。

しかし、そういう雪からのシグナルにあまり関心がなく、心を向けることがなければ、わからなくても不思議ではありません。

全身で雪からの信号を感じようとすることによって、リラックスして体がそういう信号に自然に反応するようになるっていうのが、フィーリングスキーなんですが、スクールに来ると技術的なことで頭がいっぱいになってしまう人が多いようです(特に男性に多いですよね)。

そういうことに捉われ過ぎると、もっと深くて楽しいスキーの世界に飛び込んでいくことができなくなってしまう。

私自身も気をつけないといけないと思います。


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