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2012/4/21(土)関心があれば

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この小さなすみれは自宅の庭に生えているものです。私が植えたのではなく、おそらくお隣から種が飛んで来たものだと思います。

写真に撮るとかわいいきれいな花だと思いますが、とても小さな花ですので、今までは見逃していました。

最近、もう少し写真を上手に撮りたいと思って、いろいろと勉強しているのですが、そのためにはどんどん撮影するのが一番と思い、自宅周辺で散歩の時にカメラを持って行って、花や風景などを撮っています。

何かカメラに収められる良いものはないだろうか、と思って回りを見ると、きれいなもの、興味深いものがいろいろと見つかります。

多くの人が、写真を撮ろうと思ったらどこかに出かけて行って、特別なものを撮影したいと考えることだと思います。でも、本当は私たちの身の回りにも小さな発見がいろいろとあるものなのですね。

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次の写真は近所の畑のセイヨウアブラナがです。こんな風景もいくらでもあるものだと思いますが、その花でみつばちが蜜を集めていました。

たまたまうまく撮れたのですが、その様子がとてもほほえましく感じました。

これはスキーにも通じることなんですが、自分が関心を持つことにより、いままで見えなかったり、感じることができなかったことがわかるようになります。

フィーリング・スキーに限らず、足裏感覚という言葉を聞くことがあると思います。その瞬間々々に雪から伝わってくる情報に集中することにより、目で見ているだけではわからない、微妙な事柄がわかるようになります。

これができると、その状態に対して、頭で考えているよりも、体が素直に反応してくれるようになります。その練習を積むことにより、フォームや体の動かし方だけを考えるよりも、はるかに楽なスキーができるのですね。

そのためには、まず足裏(正確に言うともっと広い範囲でいろいろのことを感じるのですが)を通して、体に伝わってくる情報に集中して、感じ取ろうと思うことから始めるのですが、これは言い換えると「雪に対して関心を持つ」と言えると思います。

関心という言葉は、単なる遊びの対象以上の意味がありますよね。ある意味、雪をいつくしむような気持も含まれていると思います。

全ては心の持ちよう、などという気はありませんが、スキーに限らずいろいろなものに関心を持つことにより、自分が得るものが大きいのではないかと思います。

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2012/4/16(月)滑走経験をより増やすために

スキーの上達は滑走経験なしには望めません。より多く滑る方がうまくなる、というのは当たり前のことです。でも、年に100日も滑れる人はそうそういないでしょうし、私も最近は20日くらいのものです。

スキーが好きという人でも、年に数回という人も少なくないはずです。そんな中で少しでも上達したい、と思うなら同じ時間滑る中でも密度の濃い滑りをする必要があります。

一番良いのはフィーリング・スキー・スクールの教師をすることでしょうが、これもだれでもできるということではないですよね(笑)。

同じ時間でも滑走経験を豊かなものにするためには、漫然と滑っていてはだめです。神経を研ぎ澄まして、足裏から感じる情報に集中します。足裏にオレンジを意識しても良いし、もっとダイレクトに情報を感じ取れる人はそれでも良いです。

そして、一つの固定した形だけで滑らないことです。時々見かけるのですが、フォームをきちっと決めてしまって、定規で線を描くようにカービングターンの練習をしている人がいます。

朝一の圧雪したてのゲレンデならともかく、ゲレンデの状況が変化に富んでいるときにこんな滑り方をしていたら、うまく滑れないで欲求不満になってしまいます。斜度や雪質によって求められる滑りは少しずつ変化していきますので、まずはそれに対応できないといけません。

オレンジを意識するなら、オレンジの固さを変えながら滑ってみる、オレンジの場所をインエッジよりやアウトエッジよりに変化させてみる。同様に前後に少し移動させてみる、などなど。

同じ斜度でも雪質によりフィーリングが違いますので、こんな調整をしながら、雪面をさぐりながら滑ってみてください。

私も4月に入ってから3回滑りましたが、常にこういうことを意識しています。4月の最初は雪がだんだん重く、水を含んだ感じになっていき、滑るのが難しくなりましたが、少しでも楽に滑るためにはどうしたら良いか、と思いながら調整をする滑りです。

2度目はハイシーズン並みの雪でしたが、その下には氷や重い雪がある状況。こちらも、滑りにくかったですが、集中して滑っていました。

3度目は完全に春の雪で、黄砂も乗っていて滑りにくい雪でしたが、前2回の経験が生きて楽にとは言えないまでも、それほど困難さを感じませんでした(雪が重いので、一番疲れましたが)。

そしてこの時は、前の2回以上にいろいろなチャレンジをしたのです。一緒に滑っていた教師仲間がいろいろとアドバイスをしてくれたので、それらも心がけたのですが、同時に自分の意識の中ではさまざまな実験もしていたのです。

そんなことをしながら、同じ斜面を滑るのでもより情報量の多い経験をすることができます。同じ斜面と言いましたが、春のナチュラルバーンでは雪の状況は刻一刻と変化していきます。

目で見ればある程度の予測は出来るのですが、それだけで滑り切るなど到底不可能。まずは感じ取ろうとすること。そうすると、それが自然に滑りにフィードバックされていきます。

その中でちょっとずつ滑りを変化させながら、その時点でのよりよりフィーリングを求めていく。しかし、常に100%はあり得ないということ、

こんな意識で特にこの時期に滑ってみることで、相当豊かな経験を手に入れられるはずです。

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2012/4/14(土)紙やすりのかかったスキー

昨日は滑った後でスキーの水分をふき取ることだけして置いておいたのですが、今日スキーの滑走面を見て、ビックリ!!

前日にベースワックスをかけてはがし、滑走ワックスをかけてはがし、きれいな滑走面を作っていったはずなので、ワックスをかけずに放っておいたような滑走面になっていました。まるで紙やすりをかけたようです。

どうりで最後の方になったら、スキーが滑らなかったわけです。てっきり重い雪と黄砂のせいだと思っていたのですが、黄砂が滑りにくしただけなく、さらに滑走面を削ってワックスを落としていたんですね。

ベースワックスの一番柔らかいものをかけて、直ぐに、はがしてクリーニングしておきました。放っておくと滑走面がどんどんと酸化してしまい、滑らなくなってしまいます。

まだ、滑走面がケバだつまではいっていませんので、本格的なお手入れはチューンナップに出してからということで、今はこの状態で置いておきます。

でも、過去にこの時期、スプリングキャンプで3日滑ったなどの経験がありますが、一日(というか実質は半日)でここまでひどい状態は初めてです。

昨日はあまり人の行かないコースを滑ったりしていたので、黄砂がたっぷり乗ったところで削られてしまったのかもしません。みなさんも、この時期、黄砂があるところを滑った後は、滑走面のメンテナンスをお忘れなく。

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2012/4/13(金)八方で研修

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今日は平日ですが、スクールのオッキーとkaorinが八方に来ている、ということでしたので私も八方へ向かいました。

平日は朝子どもを送っていかないといけないので、それが終わってから行ったので、兎平に着いたのは11時でした。

最近写真の勉強をしているのですが、せっかく八方に来たので写真を撮りたいから、ということでみんなに合流する時間をお昼にしてもらい、リーゼングラートまで上り、ご覧のような写真を撮ってきました。

その後お昼にみんなと会いましたが、まっさんも来ていましたので、昼食後は一緒に滑ることになりました。

午後一は雪はゆるんでいるものの、高フッ素のワックスを入れてきたので、スキーの滑りはまずまず。リーゼンコースがまだ閉鎖になっていなかったので、ゴンドラ乗り場まで滑り降りて行きました。

雪は重く、またところどころ地面の見えているところもあって、コンディションとしては良くないのですが、前回と前々回の鹿島槍での課題を克服するべく、考えて滑ってみました。

こういう雪の悪い状況では、スキーがターンしにくいのですが、積極的に落下することを心がけると、意外と滑れます。

ゴンドラで上がったら、今度はみんながセントラルと言うので、私も同行しました。雪の状態はリーゼンよりも少し滑りにくかったですし、セントラルの真ん中はコブの中に土も出てました。間もなくここはクローズになりそうです。

ここからしばらく、黒菱に作られているラインコブで研修です。一人で滑ったときは兎平の端の方のやさしいコブ等は滑れたのですが、ちょっとここのコブは私には手強かったですが、良い練習になりました。

他のメンバーからもいろいろとアドバイスをもらったりして、コブだけでなく、小回りや中回りなども研修したのですが、まだまだ課題はいろいろあるものの、今日の雪の状況を考えると良く滑れたのではないでしょうか?

この後、セントラル経由で下山したのですが、雪はさらに重くなっていましたし、黄砂の影響でスキーは滑らないしで、結構苦労しました。でも、セントラルでは疲れていたので、コブは滑りませんでしたが、急斜面でコブを降りて行くイメージでの小回りが出来ました。

こういう雪質、斜度で小回りというのは、昔の私だったら無理だったのですが、今シーズン上達した分と、今日の研修の成果が早速現れた形になりました。

フィーリングスキーと言えども、さすがに今日の雪は大変でしたが、これだけの条件を滑り切ったということ自体が素晴らしいことだと思います。これは別に自画自賛をしているわけでなく、一緒に滑ったみんなに対してのことです。

黄砂が私たちにとっては磨き砂になってくれた、というところでしょうか?

今シーズン、あと一回くらい滑れたら良いな、と思うのですが、どうなることでしょうか。

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2012/4/11(水)整地での練習

この前の内容と同じ趣旨になりますが、新雪や粗踏み、コブなどを滑るためには、実際にそういう斜面に入って行かなければ絶対に滑れるようにはなりません。

ただ、整地でしっかりと基礎練習をすることは、より難しい斜面で滑るための準備になります。

フィーリング・スキー・スクールのコブスペシャルを受講された方は良くご存じだと思いますが、担当のイントラ達は午前中は整地での基礎練習をみっちりとして、午後ぐらいからコブに入って行きます。

緩斜面で出来ないことが急斜面で出来ないように、整地で出来ないことがコブ斜面で出来ることは無いからです。これは新雪などでも同じことです。整地での小回り技術は新雪にも生かされます。

ここまで読んで「そんなことは当たり前で、良く分かっている」、と思っているみなさん、ここからが大事なお話しになります。

不整地を滑れるようになるためには、「整地で不整地でも使える技術を意識して練習する」ことが大切なのです。

整地であれば内足主導によるターンや、角付けに頼ったターンでもそれほどバランスを崩すことなく滑ることができます。条件の良い斜面ではそういう滑りを、大いに楽しんでいただきたいと思います。

しかし、不整地を念頭においた場合は、そういった滑りで直ぐに破たんしてしまいます。昔からの技術である、「外足荷重」、「外向外傾」、「回旋動作」が必要になります。ターンもスキッディングターンが基本になります。

もちろん、これらの技術で整地を滑ることも出来るわけですので、古いと言われている滑りの方がより応用の利く技術なのです。

具体的にはどんな練習をするのかというと、最初はズレの多いターンからです。カービングスキーは角付けするだけで曲がってしまいますが、それだけでは難しい斜面は滑れませんし、コブなどではスキーが走り過ぎて、空中へ発射!!という滑りになりやすいです。

ズラしながらある程度急な斜面でも、スピードを抑えてゆっくりと滑れるようになれば、不整地に行っても楽に滑れるようになるはずです。

整地でも慣れてくると、ズレの多い滑りからズレが少ない滑りに移行して行きますが、これは不整地でも同じです。もっとも新雪では、ズレがあまり多い滑りは出来ませんが、その辺は斜面に合わせた滑りということでご理解ください。

また、しっかりと落差を取った滑りというのも、新雪、粗踏みでは大事になります。浅回りや深回りなど意識して練習してみてください。

整地でのターンの精度が高くなれば、不整地のターンの精度も高くなります。不整地がだんだんと滑れるようになると、整地ではよりバランスが取りやすくなりますので、さらにレベルアップにつながります。

結局は偏らずに、いろいろな斜面を滑ることが、本当の意味での上達につながっていくのですね。

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2012/4/9(月)緩斜面、中斜面での練習

私は中学生、高校生の頃ギターを弾いていて、一昨年くらいからまた弾き出したのですが、元々そんなに上手じゃなかったところへもってきて、ブランクも長いということで、速いフレーズを弾こうと思っても、指が思うように動かないことがあります。

それでも、昔取った何とかでごまかせば弾けてしまうこともあるのですが、最近はそういうことを止めて、ゆっくりでも、正確に弾くようにするということをしています。

何となく速く音が出ていると、上手なように錯覚してしまいますが、ギターで大切なことは、弦をはじく時に音のツブが揃っていることや、左手で弦を押えるタイミングと、右手が弦をはじくタイミングが合っているなど、気をつけることはイロイロあります。

これらが出来ていないと、人が聞いたときに、いくら指が速く動いていても上手な演奏に聞こえないのです。ギターの上級者はそれだけでなくて、余計な音が出ないようにミュートと言って、音を止める技術も一流です。

そういうことが全て合わさって、クリアな音が出てくるわけです。そのためには、ゆっくりと正確に弾く練習をすることが必須条件です。もちろん、上手になれば速いフレーズがさっと弾けるのですが、そこまで行くのには地道な練習が必要です。

例えば、スキーで急斜面を上手く滑れるようになるためには、実際に急斜面で練習しないことには話しになりません。でも、その前に緩斜面や中斜面などのあまりスピードが出ない場所でじっくりと練習を重ねることも非常に大切です。

そしてこの時に意識してゆっくりと滑りながら、一連の動作をできるだけ正確に出来るようにします。これは、単に動きを意識するだけでなく、足裏感覚を研ぎ澄まして、滑りながらフィードバックを得ることも大切です。

上手になる過程では、「えーっと、次は?」なんて考えながら滑らないと出来ないことも多いのですが、これを急斜面でやっていると、その間に、どんどんと落下しているので、スピードが増して難しくなってしまいます。

考えなくても体が動く、というところまでスピードを出さずにゆっくりと練習してあげてから、徐々にスピードや斜度を上げていきます。

こういう地道な練習はつまらないので、一日ずっとやっていると飽きてしまいます。普通の皆さんはそこまで「修行」を積む必要はないと思います。しかし、一日に1時間だけ集中して練習するみたいなことなら出来ると思いませんか。

特にイメージに集中して滑ることは、体の動かし方を考えなが滑るよりは、覚えやすく練習効果も高いことは間違いありません。

プルークでじっくりとターンの練習をする必要がある場合(深回りの小回りなど)は緩斜面で。パラレルスタンスで滑る場合は、もう少し斜度のあるところで、という感じになります。

基本的に低速でできないことは、高速になってもできないのですから、急斜面でスピードが出すぎてしまう、という人はまずは低速で意識を高めて集中して練習してみてください。

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2012/4/6(金)与えられる課題

今日は先週のリベンジということで、スキーにワックスを入れて、鹿島槍スポーツビレッジに行って来ました。と言っても、朝の天気を見ると春の雪という感じではないな、というのはわかりましたので、実際にどんな雪が待っているのかを楽しみにして出掛けました。

大町の手前くらいから雪がちらちらとしてきて、スキー場に近づくとまるで真冬のような天気です。道路に雪があるのに飛ばして行ったら、あやうくカーブで真っ直ぐ行きそうになり、冷や汗をかくことに・・・。

実際に滑り出してみると、圧雪がかかっているところも下は固い氷でガタガタしている上に、うっすらと新雪が乗っていたりします。今日はATOMICのBLACKEYEを持って行ったので、中綱へ向かうコースは下がアイスバーンでズラシにくくて大変です。

そこで第一クワッドに乗って鹿島槍のメインコースを滑ってみたところ、こちらは結構雪が良いです。しかし、コースサイドの新雪は、下に氷だったり、重い水を含んだ雪だったりと、均一に圧が来ないで、なかなか手こずらせてくれます。

八方の今日のレポートを見ると、鹿島槍よりもさらに新雪が降って良い状態だったらしいです。単に楽しむだけだったらそちらの方が良かったかもしれませんが、私にとっては今日の状況は良い磨き砂でした。

スピードを出しての小回りや深回りの小回り、思い切って大回りなどなど、いろいろと雪質に合わせてやってみると、うまくいったりいかなかったりですが、それなりには滑れます。

人は滑るときに、ずっと気持ちよく滑ることを求めがちですが、自然の中を滑るスキーは必ずしもそれを許してくれません。でも、上達するに連れ、うまくできることが増えていきます。

これはきれいに整地されたところばかりを滑っていたのでは、わからない感覚だと思います。うまくいかないこともスキーの内と考えて、それを楽しんでしまうくらいの気楽な気持ちで滑ることが良いと思います。そして、できたことを素直に喜びましょう。

というわけで、今日はけっこう苦労しましたが、楽しみも多かったです。今シーズンはあまり新雪を滑る機会がなかったので、良い練習になりました。

ホント、次から次へとスキーは課題を出してくれます。でも、それは全て自分に必要なものなのです。

みなさんも滑るときに、滑れないことはないけれども、うまく滑れないくらいの状況にどんどんチャレンジしてみてください。きっとそれがみなさんを上手にしてくれると思いますよ。

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