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2012/3/28(水)原因と結果

フィーリングスキーの考案者のTOKさんこと、佐々木徳雄先生が良く日記に書かれていたことに、Cause And Result(原因と結果)があります。

例えばフォーム上で問題があるとして、それはなぜ起こっているのか、を考えずにただ見た目だけを直そうと思ってもダメということなんですね。

フィーリング・スキー・スクールでも、人の滑りを見て「少しエッジを使い過ぎている」という評価をすることがあります。元々フィーリング・スキーの考え方では、斜面に対して角付けしていくのではなく、地球に対して垂直に立つという考えがあります。

斜度のある中で垂直に立てば、それだけで角付けが行われています。スピードが出てくれば、遠心力に対応して内傾が起こるので、それを大きく上回るような角付けは不要と考えています。

実際のレッスンの現場で生徒さんの滑りを見ていると、それ以上の角付けで滑っていることがあります。必要以上の角付けは抵抗を増やしてスピードを落としてしまったり、雪面からの圧が高くなり過ぎるなどの弊害があります。

がっちりと雪面にスキーが食い込んでしまうと、目の前に人が飛び込んで来た時には、方向を変えて避けることが難しくなったりします。

しかし、雪面をしっかりと捉えるために、エッジを立て過ぎている人は、それを修正するのはそんなに難しいことではありません。

他に理由があって、本人はエッジを無理に立てようとしているのではないのに、エッジが立ってしまうことがあります。

これもすべての原因というわけではないのですが、この間から何度も書いている、「谷回りをしっかりと作る」ということができていないと、山回りだけでスピードをコントロールしないとならなくなります。

その結果、山回りで余計にエッジを立ててコントロールする、山回りをずっと引っ張るということが起こります。それでさらに次のターンへの切り替えが難しくなり、無理にスキーを回すということが起こってしまったりするのですね。

この原因でオーバー・エッジングが起こっている場合には、フィーリング・スキーで雪面の情報を感じ取ろうとリラックスして滑っていても、やっぱり足が疲れます。山回りで必要以上に踏ん張らないといけないからです。

このように、自分自身で問題を感じていることでも、実は他にもっと大きな原因があるということがあります。くれぐれも、表面に見えている問題だけにとらわれないようにしてください。


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