2012/2/1(水)揃えようとしないほうが揃う
スキーを覚える時は、普通はプルークスタンスから始めてパラレルに移行します。パラレルターン自体はそんなに難しいというわけではありませんが、ついついシュテムっぽい動きがでてしまうということも珍しいことではありません。
私は普通に滑っているときに、たまにプルークスタンスが出たり、シュテムになってしまうことはそんなに大した問題ではないと思うのですが、苦手な方のターンが常にシュテムっぽくなってしまうというのは改善したいところですね。
この時に効くのが「引くターン」です。外足の荷重を強めるのではなく、内足の荷重を減らしてやるという滑り方です。荷重が減っていますから、プルークポジションを維持しようとする力が失われます。
そのため、荷重が強まった外足は迎え角を作ったまま滑っていくのに対して、内足はひねりが解放されて外足に揃っていくというわけです。
ところでこの時に大切なことは、自分から内足を動かして揃えないということです。完全にフラットな雪面なら問題ありませんが、少しでも凸凹があるときは、内足が引っかかってしまうということが良くあります。
内足の力を抜くと、雪面に合わせて前方にスキーが移動しながら揃うのに対して、自ら動かすと雪面上でスキーを横方向に動かすことになりますので、引っかかりやすのです。
そして引くターンで滑っていると、スピードが出てくると自然にパラレルに移行してしまいます。揃えようとしないと足が揃い、揃えようと思うと思ったように足が揃わないということになりますね。
尚、いつもはパラレルで滑っているが、急斜面になったり、小回りをしようと思うとプルークスタンスが出てしまうことがあります。普段はパラレルで滑ることができているのなら、これはスキーを早く回したいという意識があるからです。
まずは緩斜面や中斜面で 雪の力でスキーを回してもらうことを覚えてから、斜度を上げていきます。
スキーを自分で揃えようと無理な操作をしない、あるいはスキーを自分で回そうとして自ら動かすことをしない、ということが結局は上手に滑るコツなのです。


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