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2012/1/6(金)自分にとって当たり前のことも

スキーがうまくなってくると、いろいろなことが簡単にできるようになります。それはそれで素晴らしいことなんですが、これが教えるという立場にあると、障害になることがあります。

しばらく前からこのブログでは、良いポジションを保つことが大切ということを書いています。上級者にとってはそれは当たり前のことです。

良いポジションで滑れる人が、他人の滑りを見て、「後傾になっていますから、もっと前に体を持ってきなさい」などと教えます。ところが教えられた人は全然できないということが珍しくありません。

私は昔、いろいろな人から「後傾になっている」ということはさんざん言われましたが、そのほとんどの人から「体をもっと前に」ということしか教えられませんでした。でも、自分でわかっていてもやっぱりできなかったのです。

これはTOK先生のキャンプで、ターンの谷回り部分で直滑降に入るつもりで、と教えてもらってから徐々にできるようになりました。ところが、「自分が直滑降に入るつもり」でできるようになったので、同じように指導したら良いだろうと考えてやってみると、なかなかこれがうまくいかない。

そもそも、直滑降に入るという感覚を「怖い」と思っている人は、やっぱり腰が引けますし、スキーが移動しているのに、真っ直ぐ立ち上がろうとする人は、結果的に上体が遅れます。腰を前にと教えると、腰だけ前にでてしまい、やっぱり上体が遅れてしまったり、結構大変です。

同じことで悩まずにできてしまった人にとっては、一体なんでこんな簡単なことができないんだろう、と逆に悩んでしまうことだろうと思います。

スクールの教師という立場にあれば、教えたことが最初はできない生徒さんいるというのは当たり前なので、レッスンに入っていただいても、できないことがあっても何も心配ありません。わからないことはわからない、とはっきり伝えていただくことで、さらに良い方法が見つかると思います。

気持ちを楽にして、スキーを楽しみに来てくださいね。


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