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2011/12/24(土)スキーが仕事をしてくれるポジション

今日はスペシャルレッスン、「急斜面は怖くない」を担当しました。生徒さんはDさんご夫妻とUさんの3人です。みなさんフィーリングスキーの経験がおありですが、普段とは少し違うレッスンを考えていました。

最初はトレーニングバーンでストレッチングターンから始めました。極端に大きくなったり小さくなったりして、体を動かしてみると、個人の持っている問題点が出てきました。ここで注意したことは、ブーツのタングの部分にすねが常に軽く接触していることです。

出来る人は、さらにこのすねの部分で雪からの情報を感じ取ってみるということです。タングの部分はブーツのシェルに比べて柔らかいので、感じ取りにくいところなんですが、あえてそれをしていただくことにより、よりポジションが明確になります。

ある程度体を動かした後で、オレンジに戻りましたが、このオレンジが急激な圧変化をしないように、ゆっくりつぶれて、ゆっくり戻るというイメージです。スキーは余計な力を加えなければ、本来の性能を発揮してくれるはずです。

しかし、ガクッ、ガクッという動きがスキーに伝われば、スキーの動きもギクシャクします。それを意識しながら滑らかにオレンジの動きをしていただきました。結果としてみなさん、スキーの動きが良くなったのですが、まだ若干外スキーに乗り切れていない人もいらっしゃいました。

そこで、内足を持ち上げるターンをやってみました。これは内足を上げることが目的ではなく、内足を上げることが出来るポジションに常に乗っているということが重要です。

これでみなさん、外足に十分荷重ができるようになり、スキーが切れ上がる要素が出てきました。後は無限大ターンで、スピードコントロールをしたり、オレンジをターンのどの局面でも足裏から離さないことで、雪面とのコンタクトを失わないという練習もしました。

ここまででお昼になりましたので、午後は上部のゲレンデに上って急斜面でのスピードコントロールに磨きを掛けることに。

午後は普段フィーリングスキーではやらない、お遊びの要素を取り入れてみました。これも技術の幅を広げることで、いろいろな斜面への対応力を高めようという狙い、プラス常に良いポジションにいることが出来るようにという目的です。

木の葉ターンや内足を持ち上げての横滑り。バックスライド-チップターン。歩きながらターンなどです。これは皆さんには楽しいチャレンジになったようで、横滑りやバックスライドが少しずつ出来るようになると、「おっ、出来た出来た」みたいな感じで、自然に笑顔が出てきました。

次にこれらの練習の延長線上として、スキーを少し振り回すようなターンをしてみたのですが、こちらの意図に反して、みんなの滑りが小回りになってしまいました。これは実は私にも予想外だったのですが、小回りをあまりしたことのない人もいきなり小回りっぽい滑りができてしまったのです。

せっかくここまで来たので、ここからは小回りを練習することにしました。「くるりーん、オレンジ。くるりーん、オレンジ」というつぶやきで、スキーを廻旋させてからスキッドして行くのですが、先ほどのお遊び練習でスキーが滑り続けることで、スキーが回るということがわかっているので、「くるりーん」とつぶやいても、板を自分でスピンさせて回すようなターンにはならないのです。

しっかり、オレンジからジュースを浴びることで、板が切れ上がりスピードコントロールもバッチリです。みなさん、これだけの小回りができれば、ほとんどのスキー場のほとんどの斜面を楽しむことが出来ると思います。

今日は不思議な流れで、午後は「急斜面エレガント小回り講座」的なレッスンになりましたが、結局それができたのは、スキーが仕事をしてくれる良いポジションに乗り続けることができるようになったからでした。

当たり前のことですが、良いポジションというのは本当に大切なことですね。


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コメント

ポジションの確認、大切なこと再確認いたしました。自分が真ん中に立っているつもりが、見ていただくと、後ろよりになっていたことは意外でしたが、これを意識したことでその後すごく楽にオレンジを捕まえられるようになりました。冷え込みが応えましたが、シーズンインに的確なアドバイスありがとうございました。

投稿: Uchi | 2011年12月25日 (日) 08時20分

Uchiさん、お疲れ様でした。

ポジションの問題はなかなか難しくて、私自身もかなり苦労しました。
でも、できるようになると、それが当たり前って感じになります。

また、ご一緒しましょう。

投稿: Syrius | 2011年12月25日 (日) 19時11分

3連休はお世話になりました。
スペシャルを受講させていただきました
D嫁です。

怪我から2シーズン目のシーズンインということで
不安も多かったのですが、まさか自分が小回りなど
できるとは(笑)
昔より上手になっていたかもしれません。

とはいえ、最終日に板を変えたら
(ちなみに初めて「板を変える」経験をしました!)
なんだかしっくりこない??と思っているので
教えていただいたことを復習したうえで
また野麦峠に伺います。


またよろしくお願いします。
ありがとうございました。

投稿: こま | 2011年12月26日 (月) 21時25分

こまさん、先日はどうもありがとうございました。

こまさんの持つ潜在能力が徐々に現れてきた、
そんな感じがしています。

新しい板がしっくりこない件に関しては、
とりあえず、オレンジにしっかり乗ることを意識
して、どのくらい変化があるかでしょう。

また、板が高性能になった場合には、ブーツも性能の
良いものにしないとバランスが取れないということも
あるかもしれません。

他にもいろいろな理由が考えられますので、
一度また見せていただければと思います。

投稿: Syrius | 2011年12月26日 (月) 22時51分

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