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2011/3/28(月)ファイナルスペシャル

26日(土)は今シーズン野麦への最後の出勤でした。当日は帰って来てから別の用事で出かけて後は疲れて寝てしまったので、遅ればせながらそのレポートです。

ファイナルスペシャルの内容は、10時から2時までが「イントラを探せ」と題して、リフト1本ずつ各イントラからレッスンを受けることが出来るというものでした。

リフト一本という短い間ではありますが、その気になれば内容の濃いレッスンも出来るのです。

私が一番最初に担当したのはDさんご夫妻ですが、この日がフィーリングスキーの初体験ということでした。それでスペシャルの前の時間を1時間使って、ディレクターのオッキーがフィーリングスキーの基本をレッスンしてからのスペシャル参加となりました。

さて、私がまずリフトの上でしたアドバイスは何だと思いますか。それはブーツのバックルをしっかりと締めるということでした。

これをしていないと雪からの情報を足裏に感じにくいことと、ひざが前に入り過ぎてしまい、かかと支点を取ることが難しいのです。

以前にもこの件について書いたことがありますが、ブーツをきっちりと履くということはスキーでとても大切なことです。実はこれはフィーリングスキーに限ったことではなくて、以前に某スキースクールの校長もスキー雑誌にそういうことを書かれていました。

肝心のレッスンは、朝一で習ったオレンジターンの復習と、水面イメージを使ってみました。特に立て水のような急斜面で有効なイメージです。

水面イメージをさらに進めて、トレーニングバーンで水面の上昇下降のイメージで滑ってみたところ、お二人の滑りが非常に滑らかになり、ご自分でもそれが感じられたみたいで、笑顔を見せていただくことが出来ました。

わずかリフト一本のレッスンでこれだけ滑りが変わるというのは驚きでした。午後のフォーメーションでも他の生徒さんに劣らないターンを披露してくれたのでした。

スペシャルで他に担当した生徒さんたちは、フィーリングスキーがベテランの方ばかりでしたので、短時間で滑りががらっと変わるとはいきませんでしたが、今までと少し違う感覚を掴まれた方もいらしたみたいで、レッスンは無駄ではなかったようです。

午後の2時からは、フォーメーションのコンテストを行いました。イントラと2人と生徒さんの計3人でチームを作ってフォーメーションを滑り、それをビデオに撮って後でみんなで見て、優勝チームを決めるという趣向です。各チームいろんなことをやって楽しませてくれました。

前日に雪が降ったので、ゲレンデも状態も良く、気持ちよくスキーが出来ました。

そろそろ実家の田んぼが始まりますので、私の今シーズンのスキーはこれでお終いの予定ですが、たくさんの生徒さんのレッスンを担当させていただき、自分自身で学ぶことも多くありました。

おかげで私の技術もシーズン初めに比べると、向上したと思います。この場を借りてお礼申し上げます。

スクールの方は、野麦終了後もいろいろと企画がありますので、まだまだ滑ることが出来る方は楽しんでいただけると思います。

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2011/3/22(火)水上飛行機イメージ

19日の2フレームは、R君という今度高校生になる男の子でした。

もう野麦の上から下まで滑れるのですが、受験のために今シーズンはこの日が初滑りということでした。フィーリングスキーも経験があるので、復習のためオレンジターンから始めました。

緩斜面を使ってオレンジをしっかりとつぶすことにより、スキーが回り込んで来る感じを覚えてもらってから、左右のオレンジでの圧のやり取りを練習しました。

それが一通り出来たところで、今度は新しいイメージの導入です。水上飛行機が水面に着水して、また飛び立っていくというイメージです。

旋回しながら降りて来た飛行機が、水面に着水していくイメージです。この水面とは地球の引力の方向を意識するとこでもありますし、地上でなく水面ということで、より波を立てないでスムーズに着水していかなければならないことにもなります。

オレンジイメージでは、ずっとオレンジをつぶし続け過ぎると動きが止まってしまうことがありますが、飛行だと動きを止めないという効果もあります。

これにより切替で板が走り、次の谷回りにスムーズに入って行けるように滑りが変わってきました。

初滑りでしかも1時間半だけのレッスンですから、全てが完璧とは行きませんでしたが、見ていて急斜面でも不安の無い滑りになってきました。

高校ではよりスキーに打ち込める環境になるようですので、若さを生かして大いに活躍していただきたいと思います。

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2011/3/21(月)ジュースを浴びて滑る

3/19日(土)は1フレームと2フレームのレッスンを担当しました。

1フレームはMさんで、急斜面でのスピードコントロールにやや難があるのでその対策をということでした。

最初に滑りを拝見すると、少し外スキーへの荷重が不足していて、スキーが十分に回りこんできていない感じがしました。

また、山回りでのエネルギーが切替でうまく開放されていないので、ターンが途切れてしまうのがもったいない感じでした。

Mさんは何度かフィーリングスキーのレッスンを受講しておられる方ですので、復習のためにオレンジを足裏に意識して滑ってもらいました。

自分でオレンジをつぶすのではなく、斜面移動をすることにより、オレンジがつぶされるというイメージです。

その時ターンの外足から、次の外足方向にオレンジがポーンと弾んで切り替わるというイメージを持つことにより、早い段階から雪面を捉えていくことができます。

これが大分できてきたところで、もう少しイメージを広げて、つぶれたオレンジから出るジュースを浴びるという意識で滑ってみることにしました。

これは雪からの圧を感じる部分をスキーの前後で変えてみると、ターン弧にあった外向姿勢が自然にでてきます。

外足のオレンジをしっかりと意識することと、そこからジュースを浴びるというイメージで、スキーがしっかりと回りこんでくるようになり、スピードコントロールに不安がなくなってきたようなので、今度はもっと積極的に斜面移動をしてスピードのある大回りをしてみるようにしました。

スピードを出すということに不安を感じる人もいるかと思いますが、きちんとスピードコントロールができるようになると、逆にスピードがあることにより、雪からの抵抗も大きく感じますので、その力を利用して滑りやすくなります。

たった一時間半のレッスンでしたが、立て水の急斜面もきちんとスピードコントロールがされた余裕のある大回りができるようになりました。

Mさんは元々潜在能力の高い方でしたが、一連のイメージでそれが良い形で現れるようになってきたのです。

Mさん、どうもありがとうございました。また、ご一緒しましょう。

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2011/3/17(木)自分でよく考えての行動を

今、日本人の心を占めている気持ちの多くは不安ではないでしょうか。不安があると冷静に物事を考えることが困難になります。

日用品やガソリンを買い集めておかないと安心できない、というのはその一つの表れではないかと思います。それを非難するのは簡単なんですが、実際に不安を感じている人を責めるというのも、また酷な話です。

同時に、そういった行動によって、災害の復旧に必要なものが不足したり、被災地でないところで弱者が苦しむということになってもいます。

買い物や病院に行くためにガソンリンを入れることが出来ないとか、買い物に行っても必要な物が買えないなどですね。

また、元々は日本人の善意の表れだと私は思っているですが、国全体を覆う自粛ムードというのも考えさせられる問題です。

亡くなった人に対して哀悼の意を示すことは、正しいことだと思います。被災者の方を思うと自分達が娯楽に興じていても良いのだろうか?ということに疑問を感じたり、またそのようなイベントに出かけて行くことに罪悪感を感じるということもあると思います。

いろいろのところでそういうことが言われ始めたようですが、みんなが不安を抱いている時だからこそ、元気を出せるイベントやコンサートなどを開いてそれに参加する。適度なレジャーや娯楽に行くなどは、精神が健康を保つためには逆に必要なものではないかと思っています。

もちろんレジャーや娯楽にお金を使わず、そこに使うはずだったお金を全て災害の復興のために寄付しようという高い志のある人でしたら、もうそれをどうのこうの言う筋合いは私にはありません。

同時にガソリンが足りない時だから、自分の楽しみを犠牲にしても、必要な人にガソリンを回して欲しいと考える人が車に乗って出かけるのを控えるということも、非常に崇高な考え方だと思います。

私が心配なのは、単にメディアによって作り出された自粛ムードに乗ってしまって、回りを気にして何も出来なくなることです。

心の余裕のためのお金を支出を抑えすぎると、同時に経済の沈滞も生じ、復興に必要な財源もなくなってしまいます。

私は今回地震によって自然の怖さを改めて知りましたが、野麦など冬のスキー場から見る山々の美しさもまた素晴らしい自然の一面で、私たちの心を癒してくれます。

地震を一つのきっかけとして、物質文明に頼りすぎ高慢になった人間の生活を改めると共に、この地球環境を守りながら、自然と人間が共存する道を探っていく。

物質的な豊かさよりも、心の豊かさを求める活動にお金を使うようにする、そんな必要があるのではないかと感じています。

自分がスキースクールの教師であるからと言って、みなさんにスキーに行きなさいと進めるというわけではないですが、日本人一人ひとりの活力になるような行動を取ることが災害の復興には大切などではないかと思う次第です。

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2011/3/15(火)いろいろなバランスを考えての行動を

私の住んでいる松本市では、今朝も携帯の緊急地震速報が発信されたりはしているものの、地震による直接被害はありません。

しかし、今日実家の近くのガソリンスタンドに、以前に配達してもらった灯油のお金を払いに行って聞いたところ、ガソリンは品薄で今日入るはずのものが入って来ていないので、ガソリンタンクが本当に空になっているお客さんだけに販売をしている、と言ってました。

灯油はまだタンク内に余裕があるし、これから暖かくなってくるので、使用量も減るからまだ良いのだが、ガソリンは田舎では必需品だから困るのだそうです。

都会は公共の交通機関が発達しているので、車が無くても通常は困らないと思うのですが(今はみなさん大変な思いをされているのは承知しております)、田舎だと電車やバスが無いところがたくさんありますので、移動や買い物の手段がなくなって困ってしまいます。

もちろん、被災地で困っているみなさんに比べれば、ずっとましな状況ではあるのですが。

ガソリン以外にも、食料品や生活必需品を買いにお店に殺到しているみなさんもいらっしゃるようです。

私も地震の直後にこのブログで被災地以外の皆さんは、今の内に備えをしておいた方が良いということを書きましたので、責任の一端はあるかもしれませんが、今はみんなが不安に思っているときですから、災害時に必要なものを買いに走るという気持ちは良く理解できます。

ただ、それで本当に必要な人、例えば買い物弱者と言われるお年寄りが、毎日の生活に必要なものを買えないということが起こると、大げさかもしれませんが、「人災」になってしまいます。

万が一のための備えは必要なことですが、そのために苦しむ人が出ないように、毎日必要な分プラスアルファを少しずつ買いながら、備蓄をしていくというような知恵が必要だと思います。

また、被災地の人のことを考えると、買ったものが結局使われずに捨てられるということが無いように工夫をお願いします。

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2011/3/14(月)今週末も出勤になりました

東日本地震は時間を経るに従って犠牲者の方も増え、本当に心が痛みます。また、被害に遭われていない方も、停電により電車が動かなかったり、いろいろな苦労があると思います。

私の住んでいるところでは、地震による被害は無かったものの、体に感じる細かな地震は日に何度かありますし、今日は携帯の緊急地震速報も二度鳴りました。

原発事故などもあって、不安を感じていらっしゃる方も多いと思います。ただ、一番怖いのはデマによって、パニックが起こることです。情報を冷静に整理して行動するようにすることが賢明だと思います。

さて、こんな時にスクールのお知らせをするのもどうか、という考えも無いわけではありませんが、スキー場にいらっしゃるみなさんのためには、やはり必要ではないかと思うので、ご連絡させていただきます。

先週の私の予定が変更になって、19日(土)に出勤できるようになりました。

当日は中上級者スペシャルを担当します。シーズンも終盤ですので、基本的な技術を見直した上で、いろいろの斜面で応用して滑ってみたいと思います。

ある程度みなさんの要望もお聞きできると思いますので、こんなところが上手くいかない、などありましたら当日お聞かせいただければ、可能な限り対応したいと思います。

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2011/3/12(土)TOKさんの命日

今日はTOKさんこと、佐々木徳雄先生の命日です。1年前の今日、TOKさんは来世に旅立たれたのです。

今日はフィーリングスキースクールにも、多くの教師が集まりました。あのような地震があった直後ですから、スキーにいらっしゃるみなさんも少なく、レッスンはありませんでしたので、教師仲間での研修を中心に一日を過ごしました。

午前中は谷回りを急いでしまう人に対しての、フィーリングスキー的指導の仕方がテーマで、各自がいろいろな方法を披露し、それに対して色々な質問や意見がでて、活発な研修が行われました。

午後は今日行われる予定だった、「しろくまコブ道場」をスクールの教師達に対しての模擬レッスンという形で行いました。

担当インストラクタの「しろくま」さんより、コブ初心者のみなさんが、いかに恐怖感がなくコブを滑る一歩を踏み出すかということで、ゆっくりと横滑りでたまった圧を開放してあげる、「ゴロゴロ、ニャーン」イメージを中心にコブの滑り方の講習をしました。

私自身も研修を受けてみて感じたことですが、上体を下に向けての横滑りと圧の開放で、スキーが自然に回ってしまうのですが、ここでエッジを立てすぎずに、しかも地球の中心に向かって立つ意識というのは、少し練習を要します。

横滑りでオレンジイメージ滑るときに、そのオレンジが同じ場所でブレないのが大切ですが、整地ならともかく、コブの中ではその横滑りが難しい。

しかし、それが出来るとコブを非常にゆっくりと楽に滑れるのですね。私も真似をして滑ってみましたが、色々なことが正確に処理できたときには、とても楽にコブが滑れるのですが、ちょっとオレンジ位置が狂ってしまうと、暴走したりしてしまいます。

このように自分以外の教師が持っている感覚や、それに基づく技術など、学ぶべきことはいろいろありますが、自分だけの滑りでなく、違うことにトライすることにより、見えてくることがあり、非常に興味深かったです。

もうちょっと練習してから、自分のレッスンでも使ってみたいと思います。

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2011/3/11(金)地震に遭われた皆さまにお見舞い申し上げます

今日、東北地方を中心に大きな地震がありました。私の住んでいるところでは、ゆれは大したことが無かったんですが、いつもある地震よりも長い時間ゆれているなあと思って、そんなことをツイッターにのんきに書き込んでいたりしていたら、非常に大きな地震だったようで驚きました。

また、津波も観測史上最大なものだったそうで、被害に遭われた皆さまには心からのお見舞いを申し上げます。

先日もニュージーランドでも大きな地震があったばかりですし、スマトラ付近では頻繁に地震があります。

日本国内でも大小の地震が起こっています。これからは不測の事態に備えて、被害にあっていない皆さんも、食料や水、燃料などを準備をしておかれることをお勧めします。

今日はあまりのんきなことを書いている状況ではありませんが、とりあえず明日は私は野麦に出勤します。

明日こちらに来る予定を変更なさった方もいらっしゃると思いますが、来ることの出来た方にはベストを尽くして対応させていただきます。

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2011/3/7(月)ブーツのフィットに関するお話

一昨日ちらっと書きましたが、来期のブーツをレグザムのDATA-RMに決めてきました。

このブーツですが、この前もお話した通り履けないことは無いのですが、長時間履くには私の足に対するブーツのボリュームが少し不足しています。

それではと言うわけで、最初はインナーのインソールを外してみたところ、これで何とかフィットするようになりました。

そこで店長からアドバイスがありました。私の希望サイズは26cmなのですが、26.5cmにしたらどうかということです。

実はレグザムの場合、26cmと26.5cmはシェルのサイズは一緒です。これはレグザムに限った話ではなくて、大抵のブーツは0.5cm刻みのサイズはシェルは共通でインナーで調整するようになっています。

しかも、レグザムの場合は26.5cmのインナーは底に薄いシートが入っていて、26.5cmに合わせる場合は、それを外すだけなんだそうです。

ということは、シートとインソールでは厚みが若干違ってはいるものの、インソールを外すのと同じことになりますね

まあ、実物のブーツと足を合わせてみないとなんとも言えないのですが、これで甲の高さの問題はインナーのゴムを切るとかの微調整で行けそうです。

そこまでこだわったのでもう一つ対策をしました。それはかかとの骨にあたる部分はきついくらいなんですが、その上のくるぶしまでの部分が緩いのです。

これはフォーミングで解決することになりました。レグザムのフォーミングブーツはタングの部分までフォーミングできますので、この部分もフィットさせられそうです。

しかし、まるでレーサー仕様のブーツみたいですね。このブーツが使えるのは来シーズンですが、雪の上に立てるのが楽しみです。

ところで、ブーツを試し履きしてみて気がついたことがあります。スキーブーツの場合、毎年何らかの改良が加えられているのですが、まず来期のレグザムに関してです。

今期はダブルパワーベルトと言って、シェルとタングを別々に締めることができる構造になっていましたが、来期はこれが一つになります。

ただし、そのままだとパワーベルトが少し低いので、シェルを締めてしまい、タングを締めることができません。

少しだけパワーベルトを上にずらすことにより、タングをきっちりと締めることができます。これをしないと、ブーツのパワーが十分に発揮できないので、注意が必要です。

もう一つ試し履きをした、今期のノルディカのドーベルマンPRO EDTですが、このパワーベルトも注意が必要です。

以前のモデルのドーベルマンは、パワーベルトが高い位置にありましたので、普通に締めればタングを締めることができたのですが、今期のモデルはそのままではシェルを締めてしまいます。

しかも、来期のレグザムのようにちょっとずり上げてやるということはできません。これはどうするかと言うと、パワーベルトを締めるときにカフの下側をくぐらせてから、ベルトを折り返して、今度はカフの上部からマジックテープを止めます。これでタングをしっかり締めることができます。

ドーベルマンは他のモデルもそんな風になっているかもしれませんし、ドーベルマン以外のブーツを使っている人も、自分のパワーベルトがどんな構造になっているのかもう一度確かめて、タングをしっかり締めることができるやり方があるようでしたら、試してみてください。

中にはどうやってもタングを締めることができないパワーベルトもあるかもしれませんが、その場合はスポイラーで調整することをお勧めします。

絶対に滑ったフィーリングが変わりますので。

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2011/3/5(土)娘の卒業式

今日は娘の高校の卒業式がありましたので、スクールはお休みでした。

この春から、神奈川の大学へ進学することになり、今日卒業式をむかえたのですが、中学時代は親の知らないところでいじめにあったそうです。

しかし、友達の助けと自分の意思で学校に行き続けることが出来ました。

高校進学時には担任の反対を押し切り、希望の高校を受験して見事合格。高校では少しのんびりしていたので、希望通りの大学進学はかないませんでしたが、「一人暮らしをする」という目標は達成できたようです。

しっかりもののようでいて、甘えん坊のところもありますが、一人暮らしでなかなか思ったようにいかないこともあるでしょうが、それがまた娘を成長させてくれると思っています。

卒業式には美容院で髪をセットしてもらい、袴をはいていきました。

初めての晴れ姿ですので、帰って来たら一緒に写真を撮ろうと思っていましたが、そろそろ暗くなるころで寒くなってきたら、私がスーツに着替えようと思ったのに、「寒いからそのままでいいから撮って」といって、なんとも締まらない記念写真になってしまいました。

さてさて、4年後の大学の卒業式はどうなるのでしょうかね。

それから今日は、来期のブーツを決めてきました。悩んだ末にやっぱりレグザムのDATA-RM(ミディアムラストでフレックス130の限定品)にしました。

決め手はやっぱり、右足で非常に安定して立つことができるということです。これだけで一気にスキーが上手くなることはないでしょうが、大分フィーリングは改善されると思います。

しかし、ノーマル状態では、若干私の足のサイズに対してのボリュームが不足しています(主に甲の辺り)。

そこはいろいろと考えて調整することになるのですが、それを書き出すと長くなりますので、詳しくはまた月曜日のブログで。

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2011/3/3(木)柔らかいブーツにはメリットがある?

一昨日の記事についてコメントもいただきましたが、硬いブーツ柔らかいブーツでは何が違うのでしょうか。

私が行くショップでも、そこに来るお客さんが「自分の技術レベルでは硬いブーツは要らない」、みたいなことを言っているのを良く聞きます。

では、ブーツの柔らかいことのメリットは何かを考えてみましょう。

まず、ブーツの履いたり脱いだりが楽ということです。また、ブーツのバックルを締めた状態でも硬いブーツに比べれば、多少歩きやすいということがあります。

滑っている間はどうでしょうか?ブーツのタングをつぶすような動きで、廻旋動作を補助しようと思えば、それはやりやすいです。

ですが、そういう動きはフィーリングスキースクールのみならず、SAJのスクールでも推奨されていませんよね。かえって滑りの問題点として指摘されることだと思います。

もう一つは前傾角の問題があります。レースのような高速の状況では、空気抵抗を軽減するために、低いポジションを要求されます。前傾角が無いブーツで体勢を低くしようとすると、後傾になってしまいますからね。

ただし、高速ですので柔らかいブーツは外力に負けてたわみ過ぎてしまうので、硬いブーツで前傾角のあるブーツが求められるのだと思います。

レースほどはスピードがない状況で同じようなポジションをとるためには、柔らかいブーツを体重でたわませないといけないという理屈になるのでしょうか?

言うまでもなく、一般スキーヤーは高いポジションで滑ったほうが楽ですよね。レーサーの体は一般人からは考えられないくらい鍛えられているので、あんな高速でGを受けながら低い体勢をキープできるのですが、私にはとてもとても(お前と一緒にするなというツッコミ歓迎です)。

後は急斜面で「斜面に対して直角に立とうと思う」状況では、ひざが入るブーツが良いかもしれません。

しかしこれもフィーリングスキーでは、「地球の引力の方向に対して直角に立つ意識」で滑ることで急斜面も楽に滑れますから、一般スキーヤーが前傾角を深くできる必要は本当はないのです。

では、ブーツの柔らかいことによるデメリットは何か、少しスピードを出して滑ると、ブーツが外力に負けてたわみますから、低い姿勢が要求されます。足を曲げて体重を支えるという動作は、思いのほか疲れるものです。

少し余談ですが、私は整地の小回りでは意図的に低いポジションを作っています。理由は前にも書いたように、右足に問題があってこちらだけ角付けがしにくいからです。

それを低いポジションを取ることで、弧を小さくするということをしていますので、正直小回りは疲れます。

そういう意味もあって、来期のブーツ選びには慎重になっているのですが、高い姿勢で滑れるブーツが一般スキーヤーには有利だと思います。

もう一つ柔らかいブーツのデメリットは、足首の動きが大きくなりすぎることです。特に新雪や不整地のようなところでは、前につんのめりやすくなり、バランス維持が難しくなります。

スポイラーの話を前に書きましたが、これを入れていままでよりもブーツを固くすると、こういう斜面を今までよりも安定して滑ることができます。硬いブーツに疑問のある人は、まずそれを試してみてください。

後は、柔らかいブーツだと雪からの情報を感じ取りにくい、というのも以前書いたとおりですね。

ただ、ブーツのフレックスはメーカーにより違いますから、別メーカーの場合は単純に数字だけで比較できないので、ブーツ選びは慎重にする必要があります。

あと、暖かいショップの中と、寒いゲレンデではプラスチックで出来ているブーツの固さが変わりますので、それも注意してください。

固くなる方向であれば滑りには問題ないと思いますが、寒いところで一旦脱いだら履けないブーツとか場合によっては困りますのでね。

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2011/3/1(火)ブーツ選びが悩ましい

昨日は新しい来シーズンモデルのレグザムの試し履きに行ってきました。先日お知らせしたように、来期はDATAシリーズにミディアムラストのモデルができるので、足幅の広い人にも130といったフレックスのブーツが履けるようになるのです。

試し履き用には130のブーツはないので、110のブーツを履いてみました。今年のDATAは私には全く足が入らなかったのですが、来シーズンモデルのミディアムラストには確かに足を入れることができます。

しかし、それでもやっぱりブーツのボリュームが不足しています。履いてはいられるのですが、甲の辺りが当たってるので、短時間なら良いのですが、長時間だと問題が出そうな感じです。

ちなみに来シーズンのFORTEも履いてみましたが、形状は全く同じようでした。ミディアムラストのモデルは、多少幅が狭くなっているようです。

ただ、先日も書いたように、履いて立った感じは良いんですね。

それではということで、ノルディカのPRO EDT 130を履いてみました。こちらは足の横に少し当たる部分がありますが、甲の高さはちょうど良いです。あたる部分はショップで直しができるというので、足を入れるという意味では問題なさそうです。

しかし、私が履いた感じでは、立った時の安定感がレグザムほどではないのです。これはノルディカの絶対的な性能が悪いという意味ではありません。このブーツはスクールでも使っている人がいますので、それ自体が悪いはずはありません。

あくまで私が履いた時に、私の体との相性の問題なのです。だから、他の人が履いたらこれは良い!!ってなるかもしれませんので、ご注意ください。

あくまで市販の状態のものでの話ですから、カントを合わせたりチューンをしていくと、もう少し良いフィーリングになるかもしません。

結局のところ、レグザムで足にピッタリ合えば、何も悩まずに済んだんですが、思案のしどころです。

インナーブーツのタングを削るとか、甲の部分のゴムを切ってしまうことにより、フィット感が向上すると思いますが、チューンして雪の上で履いてみたら、やっぱり痛いとなるとこれは悲惨です。

ちなみに、硬いフレックスを持つ幅の広いブーツで、ヘッドのRAPTORというモデルもあって、これは足入れはバッチリでした。しかし、私が履いてみた感じでは、前傾角が深すぎると思いました。

これだとフィーリングスキー的には具合は良くないですね。もちろん、これも人によって違うと思いますので、私の印象だけで判断をしないでくださいね。

というわけで、もう何度かショップに通って判断しなければならないのですが、実に悩ましい話です。

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2011/2/28(月)「こんなの簡単」ではだめ

土曜日の午後はSさん、Kさんお二人のフィーリングスキー初体験レッスンでした。

最初に滑りを見せていただくと、お二人とも緩斜面でプルークボーゲンはできていらっしゃいましたが、まだ少し足元がフラフラしているようでした。

そこで早速、足の裏にオレンジを意識して滑ってもらいました。そして、外足のオレンジをつぶすことでターンができるということを体験していただき、それから滑りに磨きをかけていくことにしました。

そして、オレンジをつぶし続けることで、ターン弧が切り上がってスピードが落ちるので、そこから次のターンへ行けば、ブレーキを的な操作をしなくてもスピードをコントロールすることができることをお話して、止まりそうになるまで弧を切り上げて滑る練習。

そしてオレンジを片足ずつ、ていねいにつぶしていくことから、次には一方の足からもう一方の足に移る際に両足にオレンジを意識し、そこから次の足にオレンジが移るという意識で滑っていただきます。

両足にオレンジを意識している状態というのは、左右のスキーに均等に荷重がされている、つまり「ニュートラル」な状態です。

ターンとターンをつなぐ局面で、一旦このニュートラルを経由することで、次の外足への荷重がスムーズにいくようになります。

Sさんはまだそれほどスキー経験をお持ちで無いようでしたが、滑るごとにだんだんと感じを掴んでこられたようです。そこで、ファミリーゲレンデの少し斜度があるところにお連れして、滑っていただきました。

リフトを降りて直ぐの場所と、リフト乗り場の直前がファミリーゲレンデは少し斜度があります。最初は少し苦労なさいましたが、だんだんとターンが洗練されてきています。

しかし、少し斜度のあるところでは、十分にターン弧を切り上げることができずに、暴走気味になってしまうこともあります。

そこでターン弧を切り上げるというよりも、ターンをして階段を一段下り、一旦横に進んでから次の段へ降りて行くというイメージで滑っていただきました。

するとこちらのイメージの方が、ニュートラルをきちんととることができて、スピードをコントロールしやすくなりました。

一時間半の短いレッスンでしたが、最後にはファミリーゲレンデを最初とは見違えるように滑って下りてこられたのです。

さて、今日レッスンをさせていただいて思ったことですが、私もスキーを習い始めた頃はこのファミリーゲレンデが結構な斜度に思えていたなあ、ということです。

そういう昔のことを忘れて、まだスキーに慣れていない人に向かって「こんなのかんたん、かんたん」という人を時々みかけますが、(うちのスクールにはいませんよ)、初心者のうちは、ちょっとした斜度でも怖さを感じるということを忘れると、良い指導をすることは難しくなります。

幸か不幸か私にはまだ昔の初心者感覚が残っています。それでファミリーの緩斜面でも、ちょっと斜度のあるところでは、それなりの恐怖感があるだろうから、どうしたらもっと楽な気持ちで滑れるだろうかと考えて工夫します。

あとで思い出したことですが、昔ジュニア講習をしている時に、緩斜面から中斜面への導入で階段下りイメージを使ったことを思い出しました。

滑る人の気持ちになったレッスンの大切さを、思い出させていただく機会になりました。

Sさん、Kさん、どうもありがとうございました。また、機会がありましたら、一緒に滑りましょう。

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