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2010/1/30(土)キッズスキー大会

今日はスクールでのレッスンはなく、スキー場のキッズスキー大会という、GS入門レースのお手伝いでした。

今回のレースは小学校低学年の男女と幼児の全部で3つのクラスで行われます。この大会の特徴は、レースをあまり経験した子供のためのもので、インスペクションでプルークや横滑りでなく、練習走行をして良いというものです。

朝一からポールを立て、コースセパレートのためのネットを張り、スタート台を作ったりといろいろと準備をして、コースが出来たら練習走行の開始。一時間ほどの練習の後で、本番のスタートです。

ポールも緩斜面に張られており易しいコース設定ですから、練習時には転倒する子もいたのですが、本番では全員見事に完走しました。レースは一本だけでタイムを競うものですから、開始から一時間後には結果が出て表彰式が行われるというスピーディーなものでした。

表彰式では一位から三位までの表彰だけでなく、参加者全員に何かが当たる抽選会なども行われ、大いに盛り上がりました。

来月の27日にも第2回の大会がありますが、こういう気軽に参加出来る大会を通して、普通にゲレンデを滑るのとはまた一味違った楽しみを子供達が経験出来ることはとても良い事だと思います。

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2010/1/29(金)鈴鳴りのギター

昨日の続きの話ですが、最近、毎日ギターの練習をしています。しばらく前にちょっとギターを弾く機会があったのですが、普段は全然やっていないものですから、思うように指が動きませんでした。

それで、昔のエレキギターを引っ張り出してきて、弦を替えて弾いているのですが、このギター実は31年前のものです。アルバイトでほぼ全額を自分で出して、あとちょっと足りないのを親に援助してもらって買ったものですから、もともと愛着がありました。

楽器というのは保管状態が悪いと、古いものはただのゴミでしかないんですが、私のギターはそれほど気を使っていたわけではないに上手い具合に木が乾燥して良い状態になってくれたようで、買ったときよりもはるかに良い音がします。

高音なんかシャリーンと鈴鳴りしてくれるのです、こういうギターを手にすると、練習しないといけないとかの義務無しで弾きたくなるんですね。

イギリスのロックグループ、クイーンのギタリスト、ブライアン・メイの使っているギターは、当時で100年前の暖炉の木からお父さんと自分とで削り出して作った、ということを聞いたことがありますが、バイオリンの古いものが本当に高価なのもこんな理由によるんですね。

昨日の話ではないですが、最初は指が動かなかったものがだんだんと動くようになり、昔弾いてた曲がまた弾けるようになったりと嬉しいことが一杯ですが、今の状態では不思議なことに左手よりも、右手のほうが良く動くようになっているみたいです。

昔は弦を押さえる左手の方が動いても、右手で弦を弾くスピードが上がらず、速く弾くことが出来ないってことがあったのですが、今は右手のスピードは当時よりも速いくらいです。でも、良くしたもので左手の方は昔ほどはまだ動かないんですね。

ギター自体も木の鳴りは良いんですが、ナットという弦を支える部分の溝がすり減っていて交換する必要があったり、老朽化して修理が必要な部分もあります。

まるで昔に比べてスキーは上手くなったけれども、体が老朽化して腰が痛いとか、体が硬いなんていっている、自分を見ているようです。

ギターの修理はお金が掛かることなので、少しずつ整備していきながら、腕のほうも上げていきたいなどと思っているところです。

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2010/1/28(木)毎日少しずつの努力

何度か書いたことがありますが、私は腰が悪いので疲れがたまると直ぐ腰にきます。スキーだと、コブばかり練習していたりすると腰が痛くなってしまい、下手をするとその後、一ヶ月くらい整骨院通いになってしまいます。

私は以前に腰を何度か痛めたのが原因で、腰の一番下の第5腰椎と椎間板との間の軟骨が他に比べて4割ぐらい少ないという状態になっていて、これが無理をした時に腰痛を引き起こすということになっているので、完治するということがないのです。

スキーで腰が痛くなるというのもたまらないので、あまりコブなどは滑らないようにするしかないのですが、そうするといつまでもレベルアップが出来ないというもどかしさがあります。

いくらかでも筋肉を柔らかくしてやれば、多少ましになるのではないかと思って、ここ2週間ほどストレッチをしてから寝るようにしています。特に足や腰まわりの筋肉を中心にやっているのですが、さすがに2週間では目に見えるほどの効果はありません。

ただ、以前に比べてほんの少しだけ、柔軟性が増したのはわかります。これを何年か続けていけば、腰痛と完全にさよならは出来なくても、少しコブを滑ったくらいでは腰が痛くなることは避けられるかもしれません。

以前に「毎日新聞紙一枚の努力」という故糸川英夫博士の話を書きましたが、毎日あるいは定期的に物事を継続することは大きな力になるということは誰しもわかっていると思います。

ところがある一日だけを取ってみると、前日と大きな変化があるわけではないので、つい3日坊主になってしまったりするのですが、信じて続けてみるというのが大切なことなんですね。

実は他にほぼ毎日行っていて、成果が出てきているものがあるのですが、それはまた明日以降の機会にお話します。

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2010/1/25(月)板が走る!!!

先週はスクールに出勤できなかったので、レッスンはありませんでした。土曜日は夕方になってスキー場へ行くことが出来ましたので、2時間ほど練習で滑ってきました。

今回もR12mのディナスターを持って行きました。スキーが違えば滑っているときのフィーリングが大きく違いますから、それを楽しんでみるというのが目的です。

さて、一本目はスピードをそんなに出さないで大回りで、と考えていたのですが、思いのほか板が走ってスピードが出てしまいました。雪面に微妙な起伏があって、軽く前後にバランスを崩しかけたり、何か最近の自分の滑りと違っているような・・・。

原因は雪質でした。ここには雪がほとんど降っていないものですから、夜はアイスバーン化します。その上にザラメの様な雪が乗っているという、普通ならあまり歓迎されない雪質です。

でも、私はここがホームゲレンデですから、この時期のナイターにこういう雪質になるということは良くわかっていますので、意外と早く順応出来るのですね。

さて、Rの小さい板ですから大回りは出来るのですが、どうしても弧の大きさを板のほうで制限されるような感覚があり、少し窮屈なフィーリングがあります。この間書いたように検定だったらむしろ都合が良いくらいですが、フリーの大回りではあまり楽しくありません。

そこで小回りを中心に滑ることにしました。すると、いろいろな小回りを試してみることが出来て、結構面白いというか、興味深いのです。

フィーリングスキー的な、落下に任せて来た圧を吸収していく小回り。DO的にひねりを使った小回り。ついでにダブルストックを使う練習。片側に両方のストックを付くのと、両側にストックを付くなどのバリエーションを持たせたり。

あるいはスキーを外に出して、エッジングを強めてみたり、逆に体の直ぐ下に置いて滑ってみたり、いろいろとやってみました。

一番感じの良かったのは、積極的に落下を使ってスキーがターンをしていく小回りですが、これで滑っているときに面白い場所を見つけました。

コースサイドの圧雪をしていない場所で、雪がクラストしているのですが、表面は案外柔らかくエッジが効く状態で、しかも天然のウエーブになっているようなところです。ここをズルズルと滑り降りるのは楽しかったですね。

今日のゲレンデの状況でも、こんな遊べる場所があるとは。ついでにコースサイドの山肌に駆け上って滑ってみたり。あまりクラブのユニフォームを着てこんな滑りをしていると、ひんしゅくものだとは思うのですが、楽しいので2,3回だけでしたがやっちゃいました。

マナーに反しない範囲で、そういうところを滑ってみるというのは、スキーを自由にコントロールする技術を磨くという意味では、いい練習になります。

こんな風に小さなスキー場でも、その中に小さな幸せを見つけることが出来るのですね。どんな状況でもスキーが出来ることには、感謝しないといけません。

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2009/1/22(金)子供にスキーを教えたいお父さんお母さんへ

このブログをみなさんがどんなキーワードで検索しているのかを見ていますと、「子供にスキーを教える」という検索をして来られる方がかなりいらっしゃいます。そこで今日はこのテーマについて、私が思っていることを書いてみたいと思います。

まず私がスキー場にいらっしゃるみなさんについて一番に思うことは、ぜひ子供さんと一緒に滑ってあげてほしいということです。

あさひプライムは、周辺の市町村から近いので、子供さんをスキースクールに入れるために、ご両親やおじいちゃんおばあちゃんが連れてくるとケースが非常に多いです。でも、子供だけ滑らせて親は見学ということがかなり多いのです。

もちろん、親も滑ればお金も余計にかかりますし、下に小さい子がいれば難しいというのもわかります。ここで少し滑れるように習わせて、他のスキー場へ一緒に行くのが目的ということもあるでしょう。

ですから一概には言えませんが、もし、子供だけスキーが上手になれば良いと考えている人がいるのであれば、私としては少し寂しさを感じます。

子供にとって街中を離れて、真っ白な雪景色の中でスキーをするというのは、特別な経験です。それ自体がとても楽しいことなのですが、せっかくなのですから、親子でその時間を共有していただければ、それは本当にすばらしい時間になります。

親は特別上手く滑れる必要はないのです。子供と一緒にいろいろな斜面へ行って、どんどんと滑る。きれいに整地されたところだけでなくて、コース脇の新雪や、あら踏みなどにも入ってみる。

かんたんなコブや、スキークロスなどがあるスキー場もあります。小さなジャンプ台なども楽しいです。

もしかしたら、転んで雪だるまになるかもしれないし、降りるのに一苦労するかもしれない。でも、こうして一緒に滑るというのが親にとっても子にとってもとても良い経験だと思うのです。

子供のことを気遣いながら滑るときに、子供は親を頼りにし、自分で経験の無いような斜面でも、親と一緒だから滑れるということもあります。コースの途中で景色の良いところがあれば、一緒に眺めたり写真を撮ったりするのも良いですね。

せっかく、日常を離れた特別な経験が出来るのですから、親子で徹底的に楽しんで欲しいものです。

また、子供の技術向上ばかり気になる親御さんもいるようです。細かなことまであれこれと指示をして教えているのですが、イマイチ子供が理解していないということも見受けられます。

このブログでも何度も書いていますが、私が子供を教えるときは、しっかり止まれること、滑りながらスピードコントロールが出来ること。これを基本に教えて後はどんどん一緒に滑るだけです。百の理屈より、一つの実践。子供の上達はこれに尽きます。

何のために上手になる必要があるのか、それはいろいろな斜面を滑って楽しむためということに尽きると思います。だから、止まって教えている時間よりも、一緒に滑る時間を多くしましょう。

もし、子供さんにスキーを教えることで、わからないことなどがあれば、私宛にメールをいただければ、私にわかることはお答えしたいと思います。(メールアドレスは、このブログの「カテゴリー」→「自己紹介」にあります。)

今がスキーのトップシーズンですので、ぜひ子供さんと一緒に楽しい時間を過ごしてください。

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2010/1/18(月)ブーツOK,スキーOK

右足のブーツのカントが合っていないということがわかりましたので、先日予告したように、土曜日に改めて調整したブーツを試してみました。どうせならということで、スキーも違うものに替えてみたのですが、どちらも良い感じでした。

ブーツの方は右足での角付けが以前よりもスムーズになり、切り替えが楽になりました。左右のターンが全く同じとはいきませんが、左ターンへ切り替えの不自然さが大分改善されました。

スキー(5年くらい前の、ディナスターArtist CV)の方は、当時よりも今の自分の方がこのスキーの良さを引き出す滑りが出来るということがわかりました。

最初に大回りでプレターンの後に切り替えて、雪を捉えて山回りに入って行った時に、自分の予想よりも切れ上がりがありませんでした。そこで内足を少し引いて結果的に、外スキーの荷重を増やしてやったところ、スキーがもっとたわみ、弧が切れ上がってきました。

こんな技術、正直、今の今まで知りませんでした。しかし、ワンターン目のほんのわずかな時間にこんなことを感じて修正が出来るなんて、我ながらやるじゃないという感じですね。

いろいろな滑りを試してみた中では、Artist CVはRが12mと小さくカービング特性がホットロッドに比べると強いために、ターンのオートマチック感が強いようです。

それはスキーのRによってターン弧の大きさがきっちり決められてしまう、ということを意味しているのではありません。大きい弧も小さい弧もカービングも、ズラしも自由自在にできます。

でも、なんとなくスキーが「出来たらこのくらいの弧で滑ってもらえると、一番気持ちが良いんですが」と言っているようなところがあります。恐らく現在でも、1級、2級の検定で使うというのが、このスキーの性能を生かすのに一番合ってるんじゃないかと思います。

それからこのスキー、幅がワイドなので新雪も結構滑れるんですよ。以前クラブの合宿で野沢温泉に行ったときに、ずっと雪が降り続いていて新雪天国だったんですが、どの斜面でも良い感じで滑れました。

もっとも、いくらこのスキーの良さを力説したところで、5年前のスキーでは今では手に入りませんからあまり意味はありませんけど。

さて、対してホットロッドは、「滑る弧はあなたの腕次第。大回りは確かに気持ちが良いですが、上手い人なら小回りだって悪くないでしょ。」と言ってくる感じ。ターン弧の自由度が高いのと、ハイスピードでもどっしりと安定しています。

改めてこちらも良いスキーだったことを実感しました。

今回、極端なスキーの比較をしたわけですが、それぞれの個性はあるものの、どちらも良いスキーということがわかり、同時に自分自身の成長が計れたというのも良かったことです。

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2010/1/17(日)2010年ジュニア指導2回目

今日はクラブのジュニア基礎コーススキー講習の2回目でした。担当は先週と同じ班の子供達です。最初に指導部からこの班の課題ということで伝達された、直滑降と直滑降しながらのジャンプの練習から入りました。

内心「この子達にはもうそんなに必要ないんじゃないか」とも思いましたが、やってみることに。まずはただの直滑降。これは体が遅れないいいポジションに乗る練習という狙いだと思います。

緩斜面ですからそれほどスピードは出ないのですが、それでも先週はゆっくり滑る練習でしたから、子供達は意外と速いと感じるかもしれません。まあ、これはみんな問題なくクリアしましたので、今度は直滑降しながらジャンプの練習です。

こちらはちょっと難しい子もいましたが、それでも一応みんなは滑りながらのジャンプも出来て一本目が終了。実はこの後は緩斜面でゆっくりとしたスピードコントロールの練習をしようと思っていたのですが、日曜日の午後の人出に、ジュニア講習の生徒、講師で90人くらいの人数が増えたものですから、第一リフトはかなりの混雑。

待ち時間が長く、このリフトを使用して講習すると滑走時間が短くなってしまうと判断して、急遽上の斜面を使うことにしました。

さて、先週はシュテムターンでずらしながらターンするという練習をしましたので、今日はそれをもう少し洗練していきたいと考えていました。まずは先週の復習を兼ねて、1ターンしたらそのまま弧を切り上げて止まる、という滑りを左右交互にやってみました。

その後で、実際のターンの中で、ターンをしっかりと仕上げて、スピードをコントロールする練習を何本かやってみました。先週の1本目の滑りでは、一生懸命にプルークポジションを作ることで、ブレーキをかけてスピードが出ないようにしていた子供達ですが、ターンを切り上げることにより、スピードコントロールが出来るということがだんだんとわかってきたようです。

今度はそれに加えて、山回りで(そんな言葉は使いませんでしたが)、ずるずるとズレ落ちていきながらターンする練習です。これは、無意識に体をひねってスキーを回してしまう子がいるので、雪の力でスキーが回ってくるということをわかってもらうのが目的です。

これもみんな出来るようになってきましたが、いかんせん、私のお手本の滑りと比べると、落下の仕方が足りない。いくら私のスキーが長くて、Rが大きいとは言っても、ターン弧が小さすぎます。

ところが良くしたもので、滑り終わったら前の人の下に止まって整列ということにしたら、列の真ん中あたりに降りてきてしまうものですから、みんな無意識にスキーをズラして、下へ並んでいます。これは良い練習になります。ケガの巧妙という感じでした。

後は滑る距離を長くして、山回りの後で横へ進んでスピードコントロールするとともに、一度立ち上がって重心を前に戻して、次のターンに入っていくということを覚えて、出来る子はだんだんとパラレルターンに近づけていきました。

立ち上がってニュートラルを作った後は、スキーをほんのちょっとだけ開いて、次のターンに向けて落下しながら谷回りをしていくわけですが、「落下」という言葉は、人によっては恐怖感を伴うので、「降りていく」という言葉を使うと良いですね。

また、自分でスキーを回さないように、回ってくるのを待つということも繰り返し繰り返し練習しました。このジュニア講習では、あまりフィーリングスキーのイメージを使っていないと感じる人もいると思いますが、雪の力でターンするというのはスキーの基本であり、フィーリングスキーの根幹の考え方でもあります。

だから、間違っても私はローテーションを使ったターンなどは教えません。多分それは次回以降、別の教師がやってくれると思います。

そんなこんなで、レッスンも終わりに近づいてきたのですが、子供達のターン弧は私が狙っているのよりも、まだ小さめです。もっと思い切って滑ってもらいたいと思い、最後はトレーンで滑ることにしました。

私は先頭ですので、十分に大きく落下しながら滑っていたのですが、子供達はそれに着いてこないといけないので、ちゃんと大きなターンで滑ってくれるのです。やっぱり子供達は、理屈よりも実践練習ですね。

緩斜面の手前で止まって、ついでに一連の動作を早くすると小さなターンになるよ、ということを教えてやってみると、初歩の小回りも出来てしまいました。

後は、緩斜面を長いトレーンがヒュンヒュンと滑り降りてレッスン終了です。みんなスピードコントロールを大分覚えたので、その分スピードを出しても平気になってきたようです。

最後に、「(スピードが出たりして)滑ってくるのが大変だった人、手を上げて」と聞いてみたのですが、みんな問題なかったようです。

さて、子供達は今日の講習。どんな風に感じたんでしょう。その質問はしませんでしたが、レッスン終了後も時間があるので、楽しそうにリフトに乗って滑りに行った子供達が多かったことがその答えかな、と思っています。

さて、今年は去年までと変わって、講習が日曜日になって、しかも次回からは朝9時からになります。このスケジュールだと、残念ながら私は参加できません。もしかして、人が足りないとかで、どうしてもとお願いされる可能性もありますが、一応今回で今年の私の役割は終了です。

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2010/1/16(土)フィーリングスキーで上達

今日はスクールで1時間のプライベートレッスンがありました。Nちゃんという小学校5年生の女の子です。女の子の場合、男の子と比べると成長が早いので、小学校5年生ともなると大人に教えるようなことも少しずつ理解出来るようになります。

スキーは3回目ということでしたので、リフトで上がって緩斜面で滑りをみせてもらいます。プルークファーレンは出来ていますが、まだ十分とは言えないようです。本当はプルークボーゲンも出来るようなんですが、ここはまずプルークファーレンを洗練することにしました。

滑りながら、プルークに開いたスキーを大きく開いたり、小さくしたりをゆっくりと連続しながら滑ってもらいます。また、ある程度行ったところで、ブレーキを掛けて完全に止まってもらい、また滑るということをリフト2本くらいやったら、もうプルークファーレンは問題なくなりました。

この時に、最初はスキーの下に小さなボールがあって、コロコロと転がっているというイメージを持って滑ってもらったのですが、Nちゃんにはこのイメージは???だったようです。

では、次にみかんを意識してもらい、これが転がりながらつぶれたり戻ったりするイメージを持ってもらいましたが、どういうわけかこちらは良かったようです。みかんがつぶれてジュースが出てくるイメージもわかったところで、片方の足のしたのみかんをつぶして戻すという形で、プルークボーゲンの再導入です。

これも最初はぎこちなさがあったものの、直ぐに慣れてターンが出来るようになってきました。ただ、見ていると若干右足のとらえが甘いようです。スキーがフラット気味になり、左ターンがしにくいようでした。

そこでオートバイのアクセルの説明をして、曲がるときに外足と同じ手でアクセルを開ける操作をしてもらいます。すると、右足のとらえも良くなってきました。

というわけで、スクールのレッスンで一番たくさん、フィーリングスキーのイメージを使いましたが、結果はOKでした。

リフトに乗っているときに話してみると、力をあまり使わずに楽に滑れるので、滑るのが大分楽しくなったようです。

余談ですが、Nちゃんはピアノを習っているそうなので、ピアノに例えてスキーの話なのも出来たので、フィーリングスキーのイメージが伝わりやすかったのかもしれません。

今月小学校のスキー教室があるようですが、この調子なら楽しく滑れることでしょう。

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2010/1/15(金)スキーも替えてみます

昨日はブーツのカント調整のことを書いたのですが、同時にスキーも替えて滑ってみたらどうだろうって思うんです。

家に何年か前のDynasterのArtist CVというスキーがあります。今使っているHOTRODは170cmでR17mなんですが、Artist CVは165cmでR12mと非常に対照的なスキーです。

R12mはちょっときつすぎじゃないの、とも思うのですが、単純にRが小さければ小回りがやりやすいんじゃないの、という発想です。本来、Rが17mのスキーであればそんなに小回りがやりにくいはずは無いのですが、HOTRODはそれなりに剛性もあるスキーなので、小回りの素早い動きの中では上手くたわみを作るのが難しい面もあります(あくまで私の技術とカントの問題がある中では、ってことです)。

ものは試しでスキーを替えてフィーリングがどう変るか見てみたいというのが、正直なところです。逆にわらにもすがる気持ちなんてわけはないので、冷たい目で見ないで下さいね。

ところで、このArtist CVというスキー、実質的には1年しか使っていません。その時は自分の技術に対してスキーが勝ちすぎていて、良いスキーだとは思うのですが、滑りは良くならないみたいな感じでした。

その後は、Rossignolの10.3 PROというテクニカル系の板を使いましたが、これはしなやかなスキーで、小回りがかなり良くなりました。3年くらい使って現役を退いた後も、プレート無しで非常に軽いスキーなので、ジュニアの指導の時には重宝して使ってました。

フィーリングスキースクールが47で開校した年には、シーズン初めに雪が少なかったこともあり、新品で購入していたHOTRODが使えるようになるまでの間、Artist CVで滑っていました。

この時の印象は以前とは結構違っていて、オールラウンドに使えるスキーだな、と感じていました。中斜面でのそんなに深くないコブでしたが、その中をを大回り、小回りでどんどん滑れました。

やっぱりスキーというのは、そのポテンシャルを生かせる技術のある人が乗ってこそ評価できるものだとその時に思いました。今はさらに少し技術が向上しているはずですから、このスキーをどう評価するか、あるいはどんな滑りが出来るのかが楽しみです。

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2010/1/14(木)カント再調整の必要性

先日滑っていたときに、急斜面での小回りを改善しようと思って、いろいろと探ってみていたのですが、どうしても右ターンから左ターンへの切り替えが遅れ気味になり、弧が大きくなってしまうと共に、その分落下してしまって暴走気味になりやすいということがわかりました。

一つの原因としては以前にも書いたのですが、右足でのエッジングがしにくいことで、左足がターン終了と共に、スパっと雪を捉えているのに対して、右足の捉えが遅れてしまう感じです。

これは私の体の作りにも関係していると思うのですが、ブーツにも関係がありそうです。一昨年のスキー試乗会のときに、ブーツのカント(傾きの角度)が変なことに気づいて、改善はしたのですが、まだもう一つしっくり来ない感じが残っていました。

今日、スキーショップ安曇野さんに言ってそんな話をしたところ、右足が真っ直ぐ立った状態で既に内側に入っていると思うので、何もしない状態でひざが少し外側に来るように調整してみることを勧められました。

具体的にはインソールの内側にガムテープを張ってみるというやり方で、一度に多く傾けすぎないようにとのことでした。真っ直ぐに立った状態で、ひざが内側に入っていたら、それ以上の角付けをしようとしたら、スキーを外に出すしかないので、その分スキーが回るのが遅れるわけですね。

次の土曜日にでも早速試してみたいと思います。これも以前の試乗会での話ですが、こんな状態でもフィッシャーのプログレッサーだったら小回りが楽に出来たので、スキーを買い換えて済むなら何とかならないかとか考えていたのですが、ブーツの調整で直るものならお金も掛からないし、言うことありせん。

と言いながら、買えもしないのにオークションでプログレッサーの値段見ていたりするのですけど・・・。それはともかく、またやってみて結果が出たらお知らせしたいと思います。

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2010/1/12(火)もう一度スキーの形状について

先日のクラブのジュニア指導の時に思ったことなんですが、3年くらい前の初心者の時に私が担当した子が今回も私の班にいます。スキーの初歩をスポンジボールやみかんを使って、フィーリングスキーで教えた子です。

今年再会して滑りを見せてもらったのですが、その後の指導も良かったのでしょう。旧来の真っ直ぐで長めのスキーを使っているのですが、班の中で一番上手なくらいです。

ターンのしやすさから考えれば、カービングスキーに分がありますが、そんなことに関係なく、きれいなスキッディングターンを披露してくれています。

最近はある程度レベルの高い子供を教えるときに、スキー指導員講習会で習った内足主導の滑りを教えている教師もいるようです。それはある意味道具の特性に合っているわけですから、間違いとは言えないと思います。

ただ、今私の担当している生徒のようなスキーを履いた子には有効な滑り方ではないですから、それしか教えられないということが無いようにしないといけません。

そういうことを考えると、最近はあまり言われなくなった外向姿勢や、ひねりを使ったスキー操作(自分でひねるのではなく、雪の力でひねりが作られるのですが)などは理にかなっていますし、不整地などでは必ず必要になってくる技術です。

楽に早く覚えられることは結構なことではあるのですが、基本の大切さというのは忘れてはいけないのだなあ、と小さな名スキーヤーが思い出させてくれる機会に感謝です。

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2010/1/11(月)小さくても出来る

今日はスクールで一時間だけ、プライベートレッスンを担当しました。6歳のH君という男の子です。この年代の子はまだ筋力が少ないので、力で滑るようなことは難しいのですが、雪の力でターンすることが出来るように導いてあげれば、結構いけるというのが同年代の子供を何人か教えて感じていることです。

H君は初心者なんですが、お父さんと少し滑ったことがあるので、平地での滑走などはどんどん出来ます。緩斜面を少し歩いて上って、プルークポジションで滑らせてみると、これも出来るようです。

子供を教える際に鬼門になるのが、このプルークポジションを簡単に取れるかどうかです。H君のようにすんなり出来れば、後は滑走距離を長く取って体に覚えこませてしまえばOKです。

プルークポジションが出来たので、リフトに乗せてみると乗り降りもちゃんと出来ます。そうなれば、いつものようにスキーの先端を私が押さえて、プルークでどんどんと滑らせます。

時々、そっと手を離したりしながら、自分でもプルークの形をキープしてもらうようにします。また、プルークのまま足をゆっくりと閉じたり開いたりしてもらい、スピードをコントロールしてもらったり、私もろとも一気に制動してもらったり、といったトレーニングを繰り返していくと、どんどんと上達していきました。

結局、リフトに3本乗って、その最後には一人でスピードコントロールしながら滑れるようになったので、この年代の子としては大変優秀でした。

また、リフトの上では、保育園のことや妹のことなどをいろいろとお話してくれて、H君のいろいろな面を知ることが出来てうれしかったです。

スクールでお金をもらって教えているわけですが、こういう子供達とのふれあいが何よりの楽しみになっています。

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2010/1/10(日)2010年ジュニア指導1回目

今日は毎年恒例のジュニア指導の第一回でした。これから5回に渡り、スキー場の近くに住む70人くらいの子供達に、クラブ員がスキーの指導をして上達してもらおうという行事です。

去年までは土曜日に行われていたので、私も出ることが出来たのですが、今年は日曜日になってしまったので、私の出番はないかと思っておりました。そうしたら、クラブの会長からスキースクールのほうで継続してみている生徒さんがいるので、最初の2回を変わってくれと要請があり、今日と来週の2回だけ私が担当することになりました。

ただし、会長の担当はジュニアの2級以上の最上級クラスです。私もそういう子供達に何を教えたら良いかをずっと考えてきたのですが、今日来てみたら別のクラスの担当に変わっていました。

無理も無い話しで、私はSAJの資格で言えば2級しか持っていませんから、最上級の子供を教えるのはだいじょうぶだろうか、ということになったのでしょう。文句があるなら、さっさと1級を取れば良い話ということですね。

元よりそんな文句など無いのですが、実はクラスが変わったおかげで3年ほど前に教えた子供達と再会して成長を見ることが出来ました。これはこれで、とてもうれしいことですね。

このクラスは、中急斜面を滑れる子達なんですが、最初に滑りを見せてもらうと、ターンを急いで自分でスキーをクルっと回してしまう子がいます。無事に斜面を降りるだけだったら、こういう滑りもありなのですが、講習は技術向上が目的なのですから、もっと質の高いターンを覚えてもらわないとなりません。

と言っても相手は子供たち、変な理論を教えても意味がわからないでしょうから、シュテムターンをしてもらうことにしました。ハの字にスキーを開いてターンを始め、ターンが始まったところで、山足を谷足にそろえていく、という滑り方です。

実は斜度がきつくなってくると、ハの字に開き続けるのは大変です。しかし、内足をそろえていくことにより、楽に滑れるようになります。実際、これだけで余裕を持った滑りに変わった子がいました。

さて、次に問題の自分でスキーを回してしまうという件ですが、スピードを抑えるために、こんな滑り方をしています。ですから、ターンとターンの間には、真っ直ぐ横に滑るようにして、スピードを抑えるということを意識して滑ってみます。

これと自分からスキーを回さないで、スキーに任せる意識で滑ってみると、早い子はこれだけで滑りの質が2段階くらい上がってしまいました。パラレルっぽい動きが出始めた子もいます。

また、今までスキーを自分で回してしまわない子は、逆にスピードコントロールのために、谷足に目一杯荷重して疲れる滑りをしていたのですが、力でなくてスピードを抑える方法を学びましたので、それがだんだんと出来てきました。

あまり同じことばかりやっていると子供も飽きてしまいますので、横滑りの練習などもしてみました。この時はスキーの下にボールがあって、それがコロコロコロコロと転がっている感じだよ、と説明してみると、それで上手く滑れるようになった子がいます。

講習の最後の緩斜面では、スキーがゆっくりでも滑っていれば、スキーでターンが出来るということを試してみました。最初は子供なので、待っていられずにいろいろと余計な動きをしてしまいます。

なので、「動き続ける、曲がるまで我慢する」ということを言い続けて、本日の講習がおわりです。

来週も同じ班を担当したら、この辺をしっかり意識しながら、出来ればパラレルターンの導入といきたいところですが、どうなることやら。

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2010/1/9(土)DoとLetを試してみる

今日は休みでしたが、父を定期的に行っている医院に連れて行ったり、その途中で仕事で呼び出されたりなどありましたので、夕方になってやっと時間が空いて、あさひのナイターでフリースキーをして来ました。

フィーリングスキーになじみの無い方は、タイトルのDoとLetって何だ?と思われることでしょう。簡単に説明すると、自分から雪に働きかけていくようなスタイルの滑り方をDo、落下によって雪の抵抗を受け、その力でターンをしていくようなスタイルをLetと呼んでいます。

私も普段はLetスキーを心がけているわけですが、Do的な小回り、特にクイックターンを時々クラブで求められることがあり、こういう滑り方はあまり上手くないものですから、たまにはDoスキーの練習をしてみようかと試してみたわけです。

結果は、上手な人なら良いのでしょうが、私はかなりとっちらかりました。Doの小回りと言っても、自分から圧を作り出すだけで滑るのは困難ですから、上手く雪の抵抗を受けていかないといけないのですが、自分で何とかしようとすると、少しでもタイミングが狂った場合にはバランスを崩してしまいます。

やっぱりダメだなと思って、Activated Cellイメージを使った小回りをしてみました。すると滑りやすいのです。余計な動きをしないのでミスが少なく、多少、クイックターンよりは円弧が大きくはなりますが、ずっと安定して滑れました(とは言え、まだまだではありますが)。

自分から仕掛けることは、それに対する反作用がありますから、バランスを崩し易いわけですね。若くて運動能力が高いうちは、こなせるかもしれませんが、段々と歳をとっていくに連れて難しくなっていくわけです。

どちらが良いと決め付けることは出来ませんが、私にとってはLetスキーの方が合っているのだなあ、と改めて思いました。

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2010/1/8(金)効果的な練習とは?

お正月休みに子供達のためのレッスンをして思ったことを大きく分ければ、こんな風になります。

  1. 理屈を教えるよりも、滑走量を増やす中で自分でやって学ぶことが大きい
  2. あれもこれも言わないで、何か一つのことの集中させる
  3. とにかく楽しく滑るのが一番

あさひプライムは初心者向けの超緩斜面がありますので、私は一対一のレッスンだったら、プルークファーレンでの停止が完全に出来る前にリフトへ乗せてゲレンデを滑ります。

階段登行を何度も繰り返して、確実に止まれるようになってからリフトに乗せるというのは、正しい指導法だと思いますが、一時間のプライベートだったら、それだけで時間が終わってしまいます。

次はいつ来られるのかわからない子の、初めてのスキーがこれだけで終わってしまうのは、ちょっと物足りないだろうなと思います。だから、リフトに乗せてどんどん滑ってもらいます。

緩斜面とはいえ、初めてのスキーで大変でしょうから、こちらも出来る限りのサポートをします。まだ、プルークファーレンが十分に出来ない子だったら、私がスキーのトップを持ってリフト3本くらいまるまる使って滑ります。

多分、スキー教師でこんな大変なことをしている人はいないと思います。トライスキーというプルークスタンスの補助をしてくれる道具もありますが、これも極力使いません。スキーのトップを持っていれば、必要に応じてスピードコントロールをこちらがすることが出来ます。

なんと言っても子供は吸収が早いですから、これだけの経験をすればその中で直ぐに感覚をつかんでいきます。そしてスキーの下にイメージしたボールとか、スキーから出てくる音とか、何か一つに集中して滑ってもらいます。

あそこが悪い、ここが悪いなどといろいろと言ったら、子供はどうしてよいのかわからなくなってしまいます。何に集中すれば良いのか、声をかけて、あるいは一緒に声に出してやってもらいます。

そうやって楽しいスキーが出来れば、やる気もどんどん出てきますから、練習効果も上がります。

子供に教えるスキーのことを書いていますが、本当は大人だって同じことだと思います。だから、フォームをどうのこうの言って滑り方を教えるスキーよりも、フィーリングスキーで何かのイメージに集中して練習する方が、効果が上がるはずだと思います。

今年は雪にも恵まれ、どんどん滑れると思いますので、みなさんもスキーを楽しんでいただきたいと思います。

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2010/1/6(水)またまた上達記録

1月4日の最後のレッスンは、H君という男の子でした。スキーは初めてということでしたが、なかなか素直そうな良い子です。この素直というのは、何かを教わるのには非常に有利な特質ですね。

ゲレンデの終了時間があと1時間25分に迫る中での、1時間のプライベートでした。準備体操後、早速スキーをつけて、歩く練習を兼ねてゲレンデの端へ移動、そこから階段登行をしてみます。

初めてなのに、なかなか良い感じです。上ったところで、直滑降を一回。もう一度上って、プルークポジションをとってもらうと、これも上手く出来そうな感じです。じゃあ、というわけで早速リフトに乗って練習です。

最初にリフトを降りるところでは転んでしまいましたが、滑り出してからは私がスキーの先を持って、プルークファーレンの練習です。

リフト2本ほどそのまま、スピードコントロールの練習をしてから、3本目は自分で滑ってみます。大分スピードコントロールが出来てきました。ここで残り時間10分でしたが、最後の1本のリフトへ。

最後は一人で滑りながら、簡単なプルークボーゲンの導入まで出来ました。全部で2,3回位は転んだものの、最後の一本は今日始めてスキーを履いたにしては、なかなかの滑りでした。

初心者が1時間でリフト4本というのは、私のレッスンでの最短記録を更新です。ですが、もちろんのこと、そんな記録のためにH君を無理やり引きずりまわしたなんてことはありませんよ。あくまで自然な流れに任せただけです。

子供はやはり理屈よりも、長い距離をどんどん滑らせて体で覚えてもらうのが一番。素直な心が一緒にあったら最高、ということでしょうか。

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2010/1/5(火)落下を楽しむことと、視線を向けること

昨日のレッスンの2つ目は、2時間のグループレッスン担当でした。小学校4年生の男の子のK君ですが、もう、上の斜面を滑れるということ。そこでリフトで上に上がり、一本滑ってもらうことに。

斜度が少しある斜面をプルークボーゲンで滑ることが出来、見ていて不安は無いのですが、斜度があるので落下をがんばって脚力で止めているのと、スピードが出過ぎないように、自分でスキーをクルッと回してしまうのが気になりました。子供で元気が有り余っていると言っても、これでは疲れてしまいますよね。

そこで、まずはターンが楽になるように、シュテムターンを練習しました。回るきっかけをスキーをハの字に開いて行い、山回りでスキーを閉じて平行にしていきます。ハの字でずっとがんばらなくても良いので、ターンが少し楽になります。

リフトの上では、スキーを自分で回すのではなくて、開いたスキーに乗っかっていくだけで、スキーが回ってくること。スキーは落下の力で回るので、落っこちることを楽しむつもりで滑ってもらうことにしました。

すると、スムーズな円弧が時々現れてくるようになりました。ただ、斜度があるので、早く次のターンに入って行きたがって、ニュートラル部分が無くなってしまいます。一度横へ進んでから、次のターンに入ってもらうようにして、スピードがコントロールできるようになってきました。

最初はトレーンで私の後を滑ってもらって、円弧の大きさなどを真似てもらったんですが、今度は前に出てもらい、私が声を掛けながら滑るようにしてみました。実はこれは上から結構な勢いで降りてくるスキーヤーやボーダーがいたので、私が後ろを滑って激突されないように、というつもりもあったのですが。

そして見ていて一つ気づいたことが、視線が進行方向ばかりに向いているのです。これを斜面の下方向を見てもらうようにしたところ、ターンのきっかけも作りやすくなり、落差も取れるようになりました。

時々、パラレルターンの形が出てくるようになりましたし、余裕さえ見えるようになりました。その内、ほとんどパラレルターンになって、たまにプルークポジションが出るという程度になってきました。

後は、ターンとターンのつなぎ目で、横に滑ってスピードコントロールをしているのが、長く横に引っ張りすぎることが出てきたので、私が後ろから滑りのリズムをつぶやいて、それに合わせて滑ってもらうようにしてみました。

これは単にターンの質の問題だけでなく、あまり横にターンを引っ張ってしまうと、後ろから追突される恐れが高くなるからです。

そんなわけでレッスンの最初と最後では、本当に楽に滑りながらも、滑走スピードも上がるという形での大分大きな変化がありました。

たった2時間で滑りがこんなに変わるので、子供相手のレッスンって一度やったらやめられないのですね。

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2010/1/4(月)4Hレッスン

今日もあさひのスクールへ出勤しました。お正月3ヶ日が終わったので、事前の予想ではお客さんが減るので、私にはレッスンが回ってこないのではないかと思っていて、仕事が無いようだったら他の用事がしたいので連絡下さい、と校長には言っておいたのですが、連絡がありませんでしたので、定時に出勤しました。

とりあえず、9時半から1時間のプライベートレッスンが入っていましたが、それが終わったら帰れるのかなと思っていたら、続けてグループレッスンの担当になり、昼食後にゆっくりと休んで今度こそ帰ろうかと思っていたら、2時半ごろになってプライベートレッスンが入りました。

3ヶ日は雪が降ったり、曇っていて寒かったりしてお客さんが少なかったのですが、今日はいい天気になりましたし、大人は今日までが休みという人が多いので、一気にお客さんが集中したという結果になりました。

お陰で下の緩斜面のリフトは、少しだけリフト待ちがありましたが、それでも他所に比べたら全く問題の無い程度ではあります。

結局今日は合計4時間のレッスンになりました。去年、一つのレッスンで1日4時間連続というのは一回ありましたが、レッスンが3つというのは、初めての経験です。でも、それぞれが楽しくて、仕方がありませんでした。

ということで、今日は最初のプライベートレッスンの様子をお知らせします。担当はS君という小学校2年生の男の子ですが、とにかく元気一杯で、どんどん動き回り、リフトの上でも自分の大好きな恐竜の話を一杯してくれました。

滑りはまだプルークボーゲンで、ハの字を維持するのが難しいという状態でしたので、スキーの先を私が押さえながら、開いてー、閉じてーという感じで、とにかく長い距離をどんどんと滑って、その中で覚えるということをしていきました。

子供の場合、理屈よりもとにかく滑って自分でやらせることで上達するというパターンが多いですが、S君もそんな感じでした。大人でももちろんなんですが、レッスンの早い段階で、その子に一番合った指導法を取るというのが、子供の場合はかなり重要です。

特にプライベートは短い時間の間にそれなりの成果を上げないとなりませんから、とにかく生徒さんを良く観察することが第一歩になります。そういう意味でも、この後の2つのレッスンも興味深いものだったのです。

それはまた明日以降のブログで。

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2010/1/3(日)ちょっとだけフィーリングスキー

私は基本的に日曜日はスキーがお休みなのですが、今日は特別な依頼がありましてスクールに出勤でした。ところが、いろいろと事情が変りまして、結局普通のグループレッスン担当になりました。

さて、今日の生徒は共に小学校2年生の男の子と女の子です。リフトに乗って緩斜面は滑れるけれども、まだ滑りに自信が無い感じでした。

女の子のHちゃんは、プルークに開いたスキーがフラフラしているのと、ちょっと膝が入ってしまっているのが気にかかりました。そこで楽に立って滑ることと、ちょうどレッスン用にスポンジボールを持っていましたので、このボールがスキーの下でコロコロと転がっているイメージを持って滑ってもらいました。

すると、あら不思議。フラフラしていたスキーがピタッと止まり安定しました。さらに、意識を足裏の感覚に集中することにより、雪の表情まで感じ取れるようになり、滑りに余裕が出てきて、ターンもスムーズになってしまいました。

こういう変化なのですが、何も不思議なことではなくて、本当はすごく自然なことなんですね。誰でもそうですが、何かに触ってどんなものか探ってみようと思ったときは、そうっと静かに触りますね。

感じ取ろうという意識があると、余計な力を入れたりすると出来ないので、自然に力が抜けて、力みが消えて楽に滑れるようになってしまいます。

ところが残念なことに私の経験上、何かをイメージして滑ることの出来る子供はある程度限られて、大体女の子の方がこういう感性が良いです。もちろん、男の子でも出来る子はたくさんいますが、この辺に違いが出てくるというのは興味深いですね。

それはともかく、二人ともレッスンの終わる頃には、緩斜面を自信を持って滑れるようになっていて、男の子のY君はレッスンが終わっても、「もっと滑りたい」と言ってさっさと滑りに行ってしまいました。

レッスンで喜んでいただけることは何よりですね。

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2010/1/2(土)気持ちが滑りに現れる

今日もスクールには出勤しましたが、レッスンの担当はありませんでした。でも、またクラブのNさんと滑る機会がありました。

今シーズンは、緩斜面でしか滑っていないということでしたので、とにかく上の斜面を滑ってみることに。

一本目は足裏にオレンジを意識して、それの転がりを感じながら滑るということを試してもらいました。昨年このゲレンデで初めて滑りを見せてもらった時からは別人のようで、以前は自分で体のローテーションを使ってスキーを回してしまっていたのが、今年はちゃんと雪の力で曲がることが出来ています。

次にジュースを浴びるイメージも試してみましたが、これもいい感じ。ただ、切り替え前にスピードが落ちすぎてしまい、次のターンに入るのが少しやりにくくなっています。少し、エッジを使ってスピードをコントロールしようという意識があるようです。

「(ジュースを)受けるー。戻るー。」とつぶやきながら、そのタイミングで圧の吸収と開放を行ってみます。少しずつ良くなってはいるのですが、まだスピードを殺そうという意識があるみたいで、エッジングの時に上体が山側に逃げています。

それならということで、ちょっと横滑りの練習をしてみました。姿勢を少しだけ低くして、肩を斜面の下に向けてストックを持ち、そのまま横滑りしてみます。

するとやはり、谷足がツッパリ気味になっています。私が練習用に選んだ斜面は、雪が硬くなっていて、ズルズルと滑るので恐怖感が少しあるみたいです。そこで、斜面の横を見て、斜面に生えている木のように、地球に対して垂直に立って、そこから横滑りしてみましょう。と言ってみると、今度は大分リラックスして滑れたようです。

逆に肩を下に向けてとか、ストックを下に向けてと言うと、体が緊張するようです。やっぱり、何かをしようしようとするよりも、感じていこうと思うことの方が良い結果をもたらすようです。

また、状態を下向きにキープできないのは体の硬さも影響しているようですので、今後、小回りを練習するようになるときのために、ゲレンデにいないときには、ゆっくりとストレッチをして体を作っておきましょうということにしました。

さて、完全な横滑りはこれで終わりで、最後は斜め方向にスキッディングで滑り降りる練習です。スキーのトップは横を向いているのですが、滑る方向は斜め下という感じで、ストックで行きたい方を指し示してもらい、滑ってもらいました。

面白いことに、目標があいまいだとそこへ到達できないのに対して、しっかりと行きたい方向へ集中して滑ると、簡単にそこへいくことが出来ます。これはどんなときでも、スキーの基本になると思います。

さて、日曜日は通常なら私はスクールをお休みなのですが、明日は特別に依頼が入ってレッスンを受け持つことになりました。どんなことになるのか、結果はまた月曜日のこのブログをお楽しみに。

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2010/1/1(金)真っ直ぐなスキーは時代遅れ?

みなさん、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

新年になったばかりなのですが、去年の暮れの話を書きたいと思います。グループレッスンを担当した別の教師の組に一人だけ(旧型の)真っ直ぐなスキーを履いている子がいて、滑りにくそうだったという話がありました。

確かに最近は子供のスキーも、程度の差こそあれカービング化していて、教える側としてもそれを前提としたレッスンをすることがあります。そんな中に旧来の真っ直ぐなスキーを履いている人がいると、確かに対応が難しくなります。

フィーリングスキーで滑れば、スキーの受ける抵抗を使ってターンするということが前提になりますから、真っ直ぐなスキーでもそれほど問題にならないのですが、カービングスキーの特性を生かしたレッスンをすると、用具の差でハンディが出じてしまいますね。

一昨年、私がジュニアを指導したときには、そういう真っ直ぐなスキーでも、たわみが生じてスキーが切れ上がるという滑りをしていた子がいました。カービングかどうかはスキーの本質ではないと思いますが、この辺りは逆にスクールゆえの難しさもあります。

レッスンに入る子の親御さんは、お金を払っているのですから、レッスンの後にはやはり結果を期待しています。クラブのジュニア指導のように、何回も続けてやることであれば、基本技術をしっかりと身につけさせてあげることも出来ますが、一日だけの担当ということになれば、できるだけ簡単にターンが出来ることを教えなくてはなりません。

そうでないと、せっかくスクールに入ったのに、ターンも出来ていないじゃないか、という話になってしまうんですね。そう考えると、旧来の真っ直ぐなスキーを使う場合は、クラス分けが必要になってくるのかも知れませんし、「このスキーですと、(目に見える)上達をするのは、時間がかかりますよ」ということをご両親にお話するということも必要になるかもしれません。

本当はカービングスキーじゃなくても、楽しく滑れるんですけどね。

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