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2006/12/31(日)ソフトなタッチ

今年も残り数時間ですが、今年最後の記事は教師仲間の紹介です。

今回は「しろくま」さんです。彼のことはブログを通して知っていましたが、会ったのは今年のルーキー・アカデミーが初めてです。その時はほんのちょっとだけ一緒に滑っただけでしたが、昨日は教師の研修で一緒に滑りました。

雪が降って白馬47は昨日から全面滑走可能になりました。ようやく新しいスキーもおろせて、最高のコンディションの中、急斜面でどんどんと落っこちて、跳ね回るような小回りをしていましたら、一言「チェック(エッジング)強すぎじゃないですか?」と言われてしまいました。

はい、確かにその通りです。雪質も板も最高、天気も最高となれば嬉しくて飛び跳ねたくなってしまうんです。いい年をしてと言えばそれまでですが、フィーリングスキー教師としては、ちょっとどうかな・・・と思うようなスキーイングでしたね。反省、反省。

と言うわけで、きのうはしろくま先生から、ソフトな滑りを教わりました。彼の滑りを見ると本当にタッチの優しい合理的なスキーなんですね。急斜面でもきちんとスピードコントロールされていて、しかもあまりパワーも使っていない。スキーのずれとそれで溜まったエネルギーを使って滑っていくという究極のLETスキーです。

コブ斜面などで良く若い人がパワーに任せてダン、ダン、ダンと強引な滑り方をしているのを良く見かけます。それに対してしろくま先生の滑りは、コブ斜面とは思えないようなやわらかなタッチで、ゆったりと下ってきます。

コブを削って降りていって、そこで一休みしてスキーを回し、また降りていくというテクニックは、シニアや女性のような体力任せのスキーの出来ない人には、本当に良い滑り方だと思います。

1月3日までの間、しろくま先生のデイリーレッスンが毎日開催されていますので、彼のソフトな滑りのテクニックを見てみたい人は、ぜひこの機会に受講してみて下さい。対象は初中級者になっていますが、上級者でも急斜面を楽に滑る技術を身につけたいと思っている人でしたら、学ぶ価値があると思いますよ。

ということで、今年も終わろうとしています。フィーリング・スキースクールの教師となってこの数ヶ月間、色々な経験をさせていただけることに感謝しています。みなさんも良いお年をお迎え下さい。

来年はぜひゲレンデでお会いしましょう。

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2006/12/30(土)プロ意識

昨日、初めてのレッスンをさせていただいたということを書きましたが、色々と考えたことがありました。今日はその一つ目です。

昨日、生徒さんにこういうイメージで滑ってみましょうと言って、最初にお手本を滑って見せるわけですが、その時の集中力が自分の中で、いまだかつて無いほどのものでした。

フィーリングスキーの名前の通り、全身の神経を集中させて感じ取ることが出来るように滑りましたし、実際に感じ取った雪からの情報も、今までに経験したことが無いほどのものでした。

私は今まで自分自身がレッスンを受ける時も、また知り合いに教えるという時も、クラブでジュニアに教える時も、決して手を抜いたりはしていませんでした。しかし、お金をいただいてレッスンをするという立場になった時に、今迄と明らかに違う心理になりました。

単にお金のために一生懸命になるということとは違います。また、自分の技術が無いのをごまかそうというのでもありません。とにかく、今の自分に出来る限りの最高のレッスンをしよう、という気持ちが強くなりました。

アマチュアとして教える時はもちろんベストは尽くしますが、自分はプロではないから出来ないことがあることは仕方が無い、という気持ちがどこかにあります。

しかし、いくらスキースクールでお金をもらってするレッスンが始めてだからと言って、生徒さんは大きな期待を持って来て下さるわけです(特にフィーリング・スキースクールの場合)。そして、教師で有る限り、決して言い訳をしてはいけないと思いました。もちろん、完璧な教師などというものは存在しないし、出来ないことがあることの方がむしろ普通です。

しかし、そうであっても今の自分にとって、もうこれ以上は出来ないというところまでのものは提供しなくてはならない。そう思う気持ちが最初に書いた、これ以上無いというほどの集中力になりました。

それはプレッシャーというよりも、自分により高い場所を目指させる崇高なエネルギーという感じでした。こんなことを書くと、皆さんは随分大げさな話だと思うかもしれませんね。

去年ルーキー・アカデミーを卒業した時に、TOKさんから「レッスンをする時は、少しであってもお金を頂きなさい」ということを言われました。その時は「そうは言っても、自分のレベルではお金をもらうなんてことは出来ない」と考えたものです。

しかし、今回初めてのレッスンをしてみて、TOKさんの真意がわかりました。そうこれなんです。がめついのでは無く、プロとしての意識の問題なんです。

昨日経験することの出来たレッスンは、そういう意味で私の転機になりました。本当に感謝の気持ちで一杯です。

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2006/12/29(金)初レッスン終了

今日は白馬47フィーリングスキースクールでの初レッスンでした。今日レッスンを受講して下さったのは、はるばる京都から来てくださった、Chiさんとお友達のOさんです。

ChiさんはTOKさんのホームページを1年くらいずっと見ていらっしゃるということで、その中に出てくるイメージを実際に体験してみたいというご希望でした。

お二人とも1級をお持ちとのことで、滑りのレベルは高く、コブや新雪もどんどんと滑られるそうですので、あえて技術の向上というよりも、フィーリングスキーにより自分の感覚がどう変わるのか?ということをテーマにレッスンをさせていただきました。

初めは用具の特徴を生かすということで、スキーの長さに前後差がある理由などを説明してから、ご自分達が習ってこられた、「荷重イメージのプルークボーゲン」を滑っていただきました。その後「引くイメージのプルークボーゲン」を学びました。

お二人とも初体験ながら、キチンと「引く」が出来ていて、雪からの圧を受けてターンするということの感覚を意識して体験していただきました。

次にオレンジイメージで、「引く」ことにより雪の抵抗を受け、オレンジがつぶれてジュースが自分に掛かってくるというイメージでターンをして行きます。

これも直ぐにプルークイメージからパラレルでのオレンジターンに移行して、外足のオレンジを切り替えでバトンタッチしていく、その時オレンジが完全に戻るのでなく、少しつぶれたイメージのまま圧を抜かないで滑るなどを行いました。

また、切り替えの部分では「斜めの直滑降」を使って、スキーが走るということも体験していただきました。

オレンジも「転がる」滑走性の良いイメージなども試しながら、いよいよかかとを支点にして、オレンジをスキーのトップ方向に移動して、ジュースを胸に浴びて滑るイメージなどの色々と感覚を磨く練習をしました。

最後にオレンジの位置をトップに意識しての大回り、ビンディングの前くらいに意識して膝でジュースを受ける小回りのイメージを練習していただきました。

大回りでは、切り替えでオレンジを意識したら、「オレーーーージ!」と意識し続けることで谷回りが大きくなり、落差が取れるために、ターンの後半にジュースをたっぷり浴びた、大きなターンが出来るようになりました。

小回りでは今までスキーを回そうという気持ちが強かったようですが、雪の力で簡単に小回りが出来るという感覚を体験してしていただきました。

今日一日で全部のことが完璧に出来るようになるのは無理ですが、お二人とも雪の力を借りて楽に滑れるという感じは十分に感じていただけましたので、今後もそのイメージを忘れずに練習をなさったら、今以上に無駄の無い疲れない滑りが出来ると思います。

ところで、今日は朝から雪降りだったのですが、強風のためにリフトが低速運転になったり、止まったりということで、リフト上でも風に吹かれて大変寒い一日でした。

もし、自分ひとりだったら、さっさと切り上げて帰ってしまったかもしれませんが、熱心なお二人と一緒だったので、寒くはありましたが、心は熱く滑ることが出来ました。

Chiさん、Oさん、今日は寒い中、大変お疲れ様でした。機会がありましたら、また一緒に滑りましょう。どうもありがとうございました。

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2006/12/28(木)明日のレッスンが決まりました

昨日の記事の最後にも追記しましたが、明日は47FSSへ初出勤ですが、早速上級者クラスのデイリーレッスンを担当することに決まりました。

47では初レッスンですので、どきどきわくわくです。帰って来たら、また内容は報告させていただきますね。

また今日は待望の雪も降ったようです。松本は良い天気だったのですが、回りの山を見渡すとどこも雪降り。おまけに夏の入道雲のような雲が辺りに押し寄せてきていましたから、かなり北のほうは降ったようです。

白馬方面のスキー場レポートがhttp://www.snownavi.com/にありますので、参考にして下さい。とりあえず、これで雪のほうも一安心です。みなさん、楽しい年末年始をお過ごし下さい。

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2006/12/27(水)出勤予定を公開しました

47FSSのホームページhttp://fs.jpski.com/に私の出勤予定日を公開しました。今の所は全てプライベートレッスンとなっています。http://fs.jpski.com/lessons/schedule.php?mode=list&lesson=private

これは、プライベートレッスンしかしないという意味ではありません。私の出勤予定日を皆さんにお知らせするのが目的です。私と滑ってみたいと思う人がありましたら、メールでレッスン希望日を私の出勤予定日の中からご連絡下さい。

もし、ある日に複数の方からレッスンの希望があるようでしたら、デイリーレッスンを企画して、FSSのホームページで公開出来ます。ただし、2週間以上前で無いと企画は作れませんので、希望がありましたら、お早めにご連絡下さい。47の他に野麦峠でもレッスンが可能です。

また、プライベートレッスンの希望がありましたら、直接FSSのホームページからレッスンの予約をお願いします。

さて、47FSSのデイリーレッスンについて少し説明します。デイリーレッスン予定表を見ると、上段に「フィーリングレッスン一般」があり、下段には「テーマ別レッスン」があります。

「フィーリングレッスン一般」の方は、他のスキースクールにもある、常設のレベル別クラスレッスンです。これはその日によって、空いている教師の中から担当が割り当てされますから、教師の指名は出来ません。教師の勤務の都合により、スキーレベルの異なる方がたくさんいらした場合に、予約が無いと希望の技術レベルのクラスが受講出来ない場合があります。原則として事前に予約をしてからお出で下さい。

「テーマ別レッスン」は各教師が工夫を凝らして企画したレッスンです。予定表に教師名が明示されていますので、希望の教師のレッスンを受けることが出来ます。これも人気のレッスンだったりすると、当日までに一杯になってしまう可能性がありますので、ホームページから予約を入れておいて下さい。

今年は雪の状況があまり多くないので、シーズンが始まったばかりの今でしたら、レッスンは比較的空いておりますので、デイリーレッスンでも少人数での受講が出来ると思います。運が良ければ、マンツーマンでレッスンが受けられる可能性もあります。

ただ、ある程度生徒さんの人数がいたほうが、他の人の滑りを見たり、その人が滑っている最中に教師が送っているアドバイスを無線で聞くことなども出来ますので、グループレッスンと言ってもフィーリングスキースクールでは、それが自分にとってプラスになるということもあります。

そんなことも考慮された上で、レッスンを受講していただけるとありがたく思います。

私も12/29,30と1/2-4に出勤しておりますので、良かったらスクールに会いに来て下さい。

追記 29日のデイリーレッスン上級クラス担当になりました。まだ、人数に余裕がありますので定員になるまで当日受付も可能です。

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2006/12/26(火)ビデオ編集で大いにあせる

今夜はすごい雨が降っていますね。スキー場のコンディションを考えると、勘弁してもらいたいと思いますが、逆にこの降りで雪だったらと思うと、明日の朝は大変なことになってしまいます。それを考えれば、雨もまた仕方が無いのかと思います。明日以降の天気に期待しましょう。

さて、私はビデオ編集に手を染めたのは最近のことなのですが、土曜日に撮ったビデオをPCに取り込もうとしたら、モザイクみたいな画像しか表示出来なくてあせりました。

「この間は上手く出来たのに、もうビデオカメラが壊れたの?」と心配になりました。そう言えばこの間ビデオを入れたバックをちょっと落として、ゴトって音がしたし、でも、液晶のモニターでは、きちんと再生されてるし・・・。

実は、ビデオに付属のソフトを一旦はインストールしたのですが、あまり使えないものだったので、アンインストールしてしまったのです。その時に、ドライバソフトまで一緒に削除されてしまったのが、原因だったようです。

再度インストールしたら、正常に表示されて良かったです。私はコンピュータの技術者ですが、普段使わないものに関してはほとんど素人同然です。言い訳じみていますが、昔と違って出来ることが本当に幅広くなっていますので、PCのことなら全てわかる人なんて今では夢のまた夢です。

それはともかく、何回かレッスン中にビデオを撮る練習をしていますので、ようやくビデオ画像がブレなくなってきました。でも、被写体をカメラで追うというのは、あともう少しという感じです。もっと練習して、みなさんの映像を撮る時は、バッチリというようになりたいと思っています。

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2006/12/25(月)ブーツをチェックして来ました

先日来このブログでも、またTOKさんのホームページでも、ブーツのパワーベルトの大切さについての記事が出てきています。このパワーベルトの締め方により、ブーツのフレックス及び感度を上げることが出来ます。

ただし、この間も少し書いたようにブーツによっては、タングの部分にパワーベルトが掛けにくいもの、掛からないものなどがあります。

そこで以前も書いたスキーショップ安曇野さんへ今日行って、ブーツを色々と見てチェックして来ました。

まず、ノルディカのドーベルマンシリーズですが、これは普通にパワーベルトがタングに掛かります。また、テクニカのディアブロなどは、シェルの高さがパワーベルトの上まであって、4番バックルがかなり下についています。

このブーツはシェルの上からしかパワーベルトは掛かりません。シェルの上からパワーベルトをきっちり締めてやることで、バックルがもう一つあるような働きをしています。なぜこういう構造になっているかというと、パワーベルトの締め方でブーツのフレックスを容易に変えることが出来るからだと思います。

また、このブーツはシェルが重なる部分がしっかりと作ってあるので、パワーベルトをきちっと締めることにより、スポイラー効果が出ると思います。

他にも、タングが低くてシェルより上に出てこないものなどで、パワーベルトはシェルに掛けて前面をホールドしてやる構造になっているものもあります。

ですから自分のブーツを見て、パワーベルトがどのような働きをしているのかを良く考えた上で、キチンと締めるというのが大切になってきます。

もし、良くわからない方がいましたら、質問していただければわかる範囲でお答えします。

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2006/12/24(日)雪質やコース状況に応じた滑り

昨日野麦で滑ってみて感じたことの続きです。今年フィーリングスキースクールの教師になって良かったと思うことがあります。それは1日何本か滑るわけですが、自分がレッスンをするという前提で考えているので、気持ちの良い滑りであっても、あまり自分自身では感じが良く無い滑りであっても得るものがあります。

例えば昨日は滑るのが2週間振りでしたので、最初の内は自分ではあまり良い感触ではありませんでした。ただスキーがずれているばかりのような気がしていました。ところが、オッキーさんが撮ってくれたビデオを見ていると、思っていたほど悪い滑りじゃない。

「まあ、このくらいなら自分で見ても合格点だよ。」と思える滑りなんですね。アイスバーンの小回りなどは、スキーがズレまくっていると思っていたら、ゆっくりとしたリズムではあるものの、小回りしているんですね。

きれいに整地されたバーン以外では、こんなこともあるんだと改めて思いました。

昨日は雪のかたまりがあったり、アイスバーンがあったり、比較的柔らかで滑りやすい雪があったりと、様々な雪質が入り乱れていました。

こんな時は、角付けだけに頼った滑りでは、安定して滑ることが出来ません。斜面移動によって、スキーが抵抗を受けてたわみ、弧を描いていくことを心がけると、滑りが段々と安定してきます。

特に昨日履いていた板は、スキッディングしやすい板だったので、アイスバーンになると角を立てた滑りは全然出来ませんので、雪の抵抗を捉えながら斜面移動していくという滑りが特に大切でした。

後半は、斜面の状況を見ながらいろいろな滑りを楽しみましたが、滑りの基本はどんな斜面でも一緒なんだという感も強くしました。

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2006/12/23(土)野麦で研修

今日は野麦峠スキー場で、教師仲間のオッキーさんと一緒に研修会でした。このブログをご覧になっている、jpSKI会員のSHIGEさんとお友達のOKAさんに実験台になっていただいて、フィーリングスキーの色々なイメージを試してもらいました。

SHIGEさんはTOKさんのキャンプに一度入ったことがあり、OKAさんもTOKさんのホームページを見ていらっしゃるそうで、フィーリングスキーについての知識は有る方たちなので、あまり詳しい説明をする必要も無く、どんどんと色々なイメージにトライしました。

午前中はオッキーさんのレッスンでした。こちらの詳細はオッキーさんのブログで報告してもらえると思います。彼独自の新イメージなども飛び出し、面白いレッスンでした。OKAさんは、レッスンが始まった途端に滑りが変わりびっくりしました。

チャンピオンコースでは低温と風のせいで、雪のかたまりがごろごろしているような、滑りにくい雪質でしたが、みんなきれいに整地されたところを滑っているような、安定した滑り方でした。

教師仲間が言うのもなんですが、オッキーさんはビデオ撮影も無線の使い方もバッチリで、もう一人で十分レッスンをしていけますね。彼は性格的にもネアカで楽しいレッスンをしてくれます。今年野麦峠を中心に活動しますので、関心のある方はコンタクトしてみて下さい。

さて、午後は私の番です。SHIGEさんはスキー技術で言えば私より上手いくらいだし、OKAさんも午前中のレッスンでとても良い感じになってきました。若干、プレッシャーを感じながら、低速技術から始めて、ジュース浴びターン、キャスターターン、愛のターンなど色々なイメージを試してもらいました。

野麦の標高は最高点で2130mもありますので、頂上から降りるコースは午後風があったせいもあって、かなりのアイスバーンになってきました。その中で、ジュース浴びのスキッディングターンを試してもらいました。しっかり斜面移動をしながらジュースを浴びてくる滑り方で、スキーがきれいにずれて、アイスバーンと言うのにクルージング気分で楽しく滑ることが出来ました。

他には、ラビットコースのちょっと斜度が緩くなったところでは、バイクが左右にスラロームするイメージのスラロームターンなども試してみましたが、スピードが出てスキーがたわみ走る楽しい滑りになりました。

そうこうするうちに、上部のリフトの営業が終了してしまいましたので、最後はチャンピオンコースを今日習ったイメージをそれぞれ持って、チャンピオンコースをノンストップで滑ってレッスンを終えました。

最後の方はレッスンというよりも、楽しく滑って遊ぶ感じになってしまいましたが、滑り終えたみなさんはとても良い顔をしていましたよ。

SHIGEさん、OKAさん、そしてオッキーさん、どうもありがとうございました。

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2006/12/22(金)一流と二流の差

この間「努力に勝る天才無し」ということを書きましたが、今日はもっと突っこんだ話をしたいと思います。

以前のTOKさんのキャンプに参加した時のことです。ただ漫然と滑るのではなく、滑ってみる。雪からの抵抗を受けるのをどの場所で受けるか、脛なのか、腹なのか、胸なのか。胸で受けるにしても、ターンに対して体の内側か外側か、それを色々と替えてみてどう違うのかを感じとってみる。

そういうことをまた違う条件の斜面で試してみる。斜度も違うし、雪質の違うところではどうなるのか。常に意識して集中して滑ってみる。いつもそうやって滑っていると、ほんのわずかな違いのわかるようになる。そうしたら、私(TOKさん)がいなくても、もう大丈夫になる。というようなことを教えていただきました。

集中した高度な練習が必要ということについて、こういう文章がありましたので、引用させていただきます。

『たとえば、ゴルフの練習で、バケツいっぱいのボールを打ったとしても、それは計算し尽くされたものとは言えない。

8番アイアンで300回打ち込む時に、その8割はピンから6メートル離れた地点に届くように、狙う。その際、前打の失敗を検討し、微調整をし続ける。計算し尽くされたとはこういうことで、これに毎日何時間もかける。

この点について、エリクソン教授は、20歳のバイオリン奏者達を比較した共同研究を行った。音楽学校の教師達が「ベスト」と評価するグループの「計算し尽された」練習時間は平均で過去一万時間。次のグループは7500時間で、次は5000時間だった。』

(財)全国法人会総連合 「ほうじんP7(堀川真理子・読売新聞東京本社メディア戦略曲IT事業部)」

私たちはスキーにこんなに時間は掛けられないかもしれません。でも、このように「計算し尽された練習」を感じ取るということをメインに集中してしてみると、自然に苦手が克服出来るかもしれません。

そうは言っても、それがスキーの目的になってしまうと辛いですね。楽しむ範囲でバランスを取って、努力を続けてみて下さい。

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2006/12/21(木)楽しいスキーをプロデュース

47FSSでは、教師間の連絡用にメーリングリストがあります。良いスクールにするためにどうしたら良いか、という真面目な話題も飛び交っていますが、今日私はちょっと違うことを提案しました。

47FSSは決してお金儲けのためにやっているのではなく(そもそも今の世の中、スクールで儲けようなんて考える方がおかしい)、私たちの目標はフィーリングスキーを通して、今よりもたくさんの人にスキーの楽しさを伝えたい。年を取っても一生続けられる楽しいスポーツを知ってもらいたいという思いで、みんな活動しています。

でも、47FSSは今年出来たばかりだし、jpSKIのメンバーを除けば、認知度はまだまだ少ない。だとしたら、メンバー教師達が自分達の手でお客さんに来てもらうことを考えなくちゃいけないわけです。ただし、いきなりお客さんを獲得するのは無理があります。やっぱり、スクールの活動を世の中に認知してもらわないといけません。

そうは言っても、今の世の中、スキー場のリフト売り場でビラを撒いてもスクールに入校する人はあまりいませんよね。

だったら、私たちを直接見てスキーの楽しさを知ってもらおうというのが、私が考えたことです。47FSSのホームページには、スクールのイメージビデオがありますが、本当にみんな楽しそうに滑ってますよね。例えば、あれがいつも決まった日の決まった時間に見られたらどうでしょう。

来てくれたお客さんにショーとして楽しんでもらたり、一般募集して参加してもらったら面白いじゃないかというのが私の提案でした。FSSのレッスンを受けてもらうかどうかは二の次にして、来てくれたお客さんに楽しんでもらえる場を無料で提供していく。

これはほんの少しの例に過ぎません。いろいろな形で活動していって、その中で私たちのスクールの意義を話したら、耳を傾けてくれる人がいるかも必ずいるはずです。やり続けたら、きっと話題にもなると思います。

活動の根本は楽しく滑る、これでは無いかと思うんですね。もし、こんな提案が日の目を見るようになりましたら、またこのブログでお知らせしますね。

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2006/12/20(水)23日は野麦です

天皇誕生日の12/23は夜用事があるので、白馬まで行ってレッスンは出来ませんが、教師仲間のオッキーさんと一緒に野麦峠スキー場へ行って滑ることになりました。

野麦は23日からチャンピオンコースもオープンする予定です。もし、野麦に来られる方がいましたら、声を掛けてください。

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2006/12/19(火)みなさんの感想や意見をお待ちしています

このブログを47FSSのホームページにリンクしていただいてから、2ヶ月半ほど経ちました。ときどきみなさんからコメントをいただいていますが、出来たらここに書いたことに対しての質問や意見などを、どんどんと寄せていただけるとありがたいです。

コメント欄でのメールアドレスやご自身のURLの入力は、強制ではありませんので、気楽に書き込んで下さい。もし、コメントがここで公開されるのがためらわれるという人は、メール(syrius@fs.jpski.com)を送っていただいても構いません。

毎日一人で書いているだけですと、本当にこれで良いのだろうかと疑問になってきますので、これが役に立ったとか、やってみたらダメだった、もっと詳しく教えて欲しいなども良いですし、読んだ感想でも結構ですので、ぜひコメントをお願いします。

独りよがりで無く、みなさんのために少しでも役立つブログにしたいと思いますので、ご協力下さい。

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2006/12/18(月)雪が降りましたね

今日は松本市内でも朝、雪が積もりました。白馬の方を見ると結構降っている感じで、これは今度の週末も期待出来るな、という感じです。

47FSSでもレッスンが開始して、本格的にスクールも動きだしました。

さて、先日みなさんにレッスン希望について伺いましたが、私宛のメールを送っていただいた方もあります。詳細はまだ詰められておりませんが、私のレッスンではデイリーレッスンであっても、連続性のあるレッスンを考えています。

初級から中級を経て上級に至るステップをいくつかに分けて、レッスンのローテーションを行うことにより、毎回同じことをやらされるということを避けたいと考えています。ただし、実際に初級の人がどのくらいの時間で次のステップに行けるのか、などは多分に試行錯誤が出てくると思います。また、初級から中級は比較的早く行くと思いますが、中級から上級へはもっと時間が掛かるはずです。

そういうわけで、今シーズンは初級者から中級者に向けたレッスンがメインになると思います。そうして指導上のノウハウを蓄積して、他の教師とも連携しながら、スクール自体がみなさんのステップに合ったレッスンを展開できればと思っています。

最初は初級者のレッスンから始めますが、上級者であってもオレンジイメージのプルークボーゲンを学びたい等の希望のある人は、もちろん受講していただいて結構です。ただ、あくまでスキーレベルは初級者に合わせますので、レッスンの内容が物足りないとか、もっと急な斜面を滑りたいなどのご希望には添えませんので、その点はご了承下さい。

もう直ぐ、詳しい内容をご連絡しますので、今しばらくお待ち下さい。

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2006/12/17(日)自然からの恵み

スキーやスケートといったウインタースポーツは、他のスポーツに比べると決定的な違いがあります。それは冬、寒くならないと出来ないってことです。

確かに以前にはザウスがありましたし、スケートは室内の温度を下げて人工的に氷を作れます。ですが大規模には無理で、やはり冬寒くなって、氷が張り雪が降ってこそたくさんの人が楽しめるものです。

そう考えるとスキーというのは、自然の恵み無くしては成り立たないスポーツと言えます。仕方が無いこととは言え、人間は化石燃料を大量に燃やして、二酸化炭素を大量に放出して、地球の温室化、温暖化を招いてきました。

その一つの結果として、夏は日本も熱帯化してスコールのような雨が降ったり、冬は温暖化で今年は雪が少ないですね。

私たちスキーが大好きな者は、こういうことを通して、地球環境を守ることの大切さを考える機会、自然が与えてくれた恵みに感謝する機会があります。

冬が暖かくて雪が降らないことは、生活面ではむしろ好都合だったりもします。しかし、本来の自然の姿を壊して雪が降らないというのは、やはりどこかで生活に影響を与えるものです。雪という形で山に溜められた水が、春になって溶け出してくるからこそ、地上の水量がうまく調節されるということもあります。

私たち一人一人の力は小さいけれども、その感謝を行動と言う形で表していかなければならないのではないかと思っています。

ただ単に、温暖化で雪が降らないとスキーが出来ないからというだけでなく、私たちの生活が自然からの恵み無しでは成り立たないということを忘れないでいたいと思います。

フィーリングスキーが地球の環境を守る、なんて大げさなことを考えているわけでは無いですが、一緒に滑る皆さんとはスキーを通してそんなことも少し考えられたら、良いのでは無いかと考えています。

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2006/12/16(土)つぶやきの効果、こんなことにも

今日から47ではスクールセンターでの受付が始まり、デイリーレッスンも行われる予定になっていたと聞いていました。何人かの教師のみなさんもレッスンをしたり、トレーニングのために47に集まったことと思います。

他人事みたいに書いているのは、実は今日は私は47には行かず、そちらは他の教師のみなさんにお任せして、娘二人と娘の友達を連れて富士急ハイランドに行って来たからなんです。

先日上の娘から、16日は部活が休みだから、富士急ハイランドに連れて行ってくれと頼まれました。「うーん、その日は47に行かないといけないんだけどなあ・・・。」と内心思ったのですが、シーズンが本格的に始まってしまうと、子供を連れて遊びに行くということもしばらく無くなってしまうし、第一上の娘が私と一緒に出かけるなんてことも、もしかしたらこれが最後かなあ?と思ったら、やっぱり自分の娘を優先しなくちゃいけないと思い、行くことにしました。

さて、本題ですが、富士急ハイランドに今年の7月に新しく出来たアトラクションがあります。「ええじゃないか(サイトに入る時に不要なら音を消して下さい)」と言って、吊り下げられた形で足が宙ぶらりんのまま、宙返り2回を初めとして「ジェットコースターの総回転数14回というのはギネス一」なんだそうです。

最初は後ろ向きに上って行くのですが、私は軽い高所恐怖症なんで、その時点で段々と高くなるところが怖いんですね。また落ちる時も今まではいい歳したおじさんが、黄色い悲鳴を上げるわけにはいかないし、ぐっと歯を食いしばっていたのですが、ふとこんなことを思いました。

「そういえば、TOKさんも良く言っているけど、スキーの時につぶやきながら滑れば、体が硬くならないでリラックスして滑れるじゃないか。ジェットコースターでも、体をこわばらせずリラックスするために、しゃべってみよう。」

スタートしてから上って行く時は、目を半開きにしてゆっくりと呼吸をして、高さの恐怖をまぎらわせて、落下を始めたらわざと「うわー、こわいー」とか、旋回の時には「うわっ、もの凄いGです」、「凄い回転です」などと実況中継風に、しゃべりながら乗ってみました。

普通の時に乗り物に乗りながらしゃべっていたら、「怪しいおやじ」になってしまいますが、ジェットコースターに乗っている時ならそんなのは聞こえないので、人には怪しまれませんでした。

歯を食いしばらずに、言葉を出していると(もちろん、舌を噛むような振動のある時はダメですよ)、意外と冷静に楽でいられました。今までやってた、歯を食いしばって耐えるというのは、むしろ我慢することで体に悪い影響を与えていたんじゃないかと思います。

こういう状態だと、もちろん回転の時のGは凄い(多分最大で5,6Gくらいはある)のですが、思ったより耐えるのが楽なんです。それにこのジェットコースターの動きって、ジェット戦闘機に乗っているような気分です。「トップガン」のトム・クルーズ(顔は比べるべくもありませんが)になった気分で、楽しめてしまいました。

この位過酷な条件に比べたら、普通のゲレンデの恐怖感はしれたものと思ってもらって良いです。でも、やっぱり怖いものは怖い。だったら、このつぶやきの効果ためしてみて下さい。

思ったより素晴らしい効果がありますよ。

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2006/12/15(金)微妙な調整って必要だと思うんです

今日TOKさんのホームページで、私のブログの記事をリンクしていただいたものですから、いつもに比べてたくさんの人が見に来てくれました。

ありがたいことですが、でもそうやって見に来てくれる人の大半は1回きりの訪問のようです。仕方が無いとは思いますが、逆にこんな私のブログでも定期的に読んでくれているみなさんには、本当に感謝したいと思います。

さて、TOKさんの日記ではレッスンを受けられたShinさんが、ブーツの締め方について私のブログが参考になったと言われていたということで、書いた私としてもお役に立てて嬉しい限りです。

これは私の思っていることなのですが、ブーツの締め方一つをとっても、いつも全く一緒ではいけないんじゃないかと。例えば春先の昼間解けたバーンが夜凍って硬くなって、しかも平らでなくデコボコしているようなバーンの状況では、ただ硬く締めだけのブーツでは振動を伝えすぎて、体に優しくなんじゃないでしょうか。

ブーツは確かに雪面の状態を敏感に感じ取れるようにセットするのが原則だと思うんですが、過度の振動は和らげるという機能もあって良いのではないかと思います。

そのためにはブーツの締め方を少し加減する、具体的に言えば、ほんの少しだけパワーベルトを緩めるだけでも、振動の伝わり方は変わります。

こういう場合に、違いを実感出来るように極端に変えてみるのも一つの方法ですが、違いがわかるようになったら、今度はもっと微妙な違いまでわかるように感覚を研ぎ澄ませていく。そうすると、さらに深いフィーリングスキーの世界が待っているかもしれませんよ。

あくまで一つの例ですが、一度教わったらこれしかないと思わないで、現場に即して自分で考えて応用していくことが大切ではないかと私は思っています。

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2006/12/14(木)なぜスキー教師なのか

今日のタイトルは自分に今日問いかけた言葉からとりました。もっとも、最初の問いかけは、「何のために会社で働くのか?」でしたが。

私たちは生活して家族を養うために働いているわけですが、給料さえもらえばどんなことをしても良いわけではありません。やはり人間はやりがいを感じているからこそ、仕事に打ち込むことが出来るのだと思います。

仕事に対する価値観は人それぞれだと思います。自分の企画が通って大きなプロジェクトを任された、頑張って売り上げのノルマを達成したなど、仕事で喜びを感じる場面は色々とあることでしょう。

では、私自身はどうなのかというと、お金に対する欲はあまりありません。もちろん、欲しいものは山ほどありますが、だからといってそのために真剣に働こうというのは、労働意欲をむしろそいでしまいます。

かっこつけてるとか言われそうですが、私自身の価値観を言えば、自分が提供した商品やサービスで人が喜んでくれたり、幸せになって欲しいと思います。幸せがそんなに簡単に手に入るかどうかの論議はおいておいて、良い仕事をしてくれてありがとうと言われたいと思いますし、そのためにだったら努力は惜しまない気になります。

今日のタイトルに戻りますが、47FSSのスキー教師をなぜするのかということも、自分に問いかけてみました。やっぱり、最終的にはスキー場に来てくれた人が、スキーを通して幸せになって欲しいってことに尽きると思います。

スキーで幸せになるっていうのは言葉が適切かどうかはわかりませんが、少なくとも滑っていて楽しくないようなスキーには意味を見出せません。滑り終わった後にみなさんの満面の笑顔を見ることが出来れば、それはみなさんにとっても私にとってもひと時の幸せと言えませんか?

スキーを終えて家へ帰れば、また仕事などの色々の煩いがあるかも知れませんが、自然の中に身を置いてその中で幸せと感じてもらえる瞬間があれば、きっとまた雪山に来たくなるでしょうし、そのために毎日頑張れるということもあるかもしれません。

また、今まで滑れなかった斜面が滑れるようになったり、長い距離を滑れるようになったら、自分のスキー感が少し変わると思います。出来たら雪山を丸ごと楽しんでもらいたい、そして自分自身もそうなるべく努力していきたいです。

このブログを読んで下さるみなさんと一緒に、そんな楽しみを分かち合えたら最高です。

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2006/12/13(水)レッスン企画についてご希望がありますか?

47FSSではキャンプやプライベートレッスン以外にも、教師のそれぞれのアイディアを生かしたデイリーレッスンを行うのが特徴です。今日からその予定が公開され始めて、予約を受け付けられるようになりました。

私のレッスン予定がまだ入っておりませんが、先日もお話したとおり、12月29,30日と1月2,3,4にデイリーレッスンを行おうと思っております。本当はキャンプ形式で昼間はスキー、その後はビデオを見ながらのミーティング、夜はみんなでわいわいということが充実していて楽しいのでは無いかと思いました。

しかし、何しろ年末年始は宿泊予約も早々と行わないといけないため、私のことをまだ皆さんに良くわかってもらっていない1年目からキャンプを企画するのは、ちょっと困難と判断しました。

でも、すでに年末年始に白馬に来ることが決まっていて宿の確保が出来ている人がいましたら、2日間あるいは3日間継続性のあるレッスンも計画出来ます。普通のデイリーレッスンよりも内容の濃いレッスンが出来ると思います。

フィーリングスキーの導入から、それを応用して色々な斜面を滑ってみるなどということは、1日だけのレッスンでは十分に時間が取れませんね。続けて滑れれば、繰り返し練習が出来ますから、あなたの滑りが大きく変わる可能性があります。

また、もし早い段階で2泊以上の宿泊を出来る方が2名以上集まれば、宿も私の方で手配出来る可能性があります。(12/29なら1泊でも可能)。

そういうわけで、もし私と一緒に滑ってみたいと思う人がいましたら、希望の内容をメールで送って下さい。年末年始に限らず、年が明けてからのことでもOKですよ。

普通にデイリーレッスンで良いよという人も結構ですし、プライベートレッスンが良いなどありましたら、計画させていただきます。

「あなたの意見が私を育てます」なんてカッコつけてる場合じゃありませんが、ご意見をお待ちしています。

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2006/12/12(火)スキージャーナル40周年記念

最近、スキージャーナルを買っていなかったんですが、かつての名スキーヤーの映像がDVDで見られるということで、これは買わずにはいられずに手に入れました。

まだカービングスキーの無い頃の映像が多いのですが、ステンマルクを初めとしてしっかりと当時の板でカービングしていますね。こういうのを見るとやはり、角を立てるだけのカービングもどきっていうのは邪道で、スキーのたわみをしっかりと使ってカービングするのが正道なんだと改めて思いますね。

ただ、ショートターンはロングターンに比べて今と滑り方との変化が大きいですね。カービングスキーでのショートターンの方が、より長い間エッジングが出来て、丸い弧を描き易いようです。

弧が小さくなると、カービング要素を出すためには、よりスキーのたわみを出さないといけないので、小さなターンになるほど難しいということでしょう。しかし、上手なスキーヤーはショートターンの中でも、スキーのたわみを引き出しているのが良く分かります。

こんな感想を持つのも、私が昔の形状のスキーをあまり使ったことが無いからなんです。あとロングターンの時に、内足を上げる動きをみんな使ってますが、これが当時の流行だったんでしょうか?

ショートターンであまりこの動きが見られず、ロングターンではっきり出てくるというのは、より外足に多く荷重してスキーのたわみを引き出すためじゃないかと思うのですが、先輩スキーヤーの皆さん、コメントお願いします。

それにしてもステンマルクの滑りは、本当にカービングスキーを履いているかのような、素晴らしい滑りですね。別にカービングこそが素晴らしい滑りというつもりではないんですが、サイドカーブのほとんど無いスキーであのような滑りが出来るということは、よっぽど合理的な滑りが出来ないといけないんだと思います。

そういう意味で用具の変化で滑りも変わっている部分があるのだけれど、やはりスキーの基本は昔も今も変わっていないんだと思います。

グッギーやベルガーの滑りも、昔から素晴らしいです。ブンデスの教師の中でもやはり目立つ存在ですね。上手いスキーヤーは本当にスキーを自由自在に楽しんでいるという感じがして、見ていても楽しくなってきます。

私も見ている人が楽しくなるような滑りが出来たら最高、と思いました。

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2006/12/11(月)ブーツの感度を上げると

TOKさんが良く自分のホームページで、「硬いブーツの方が雪からの情報を伝え易く、フィーリングスキーには向いている」と書いています。

このブログでも11月18日の記事でそんなことを書きました。この間の教師研修会の時は、ブーツのパワーベルトをきっちりと締めて、かなり感度を良くして滑っていました。

土曜日に47で滑った時に、ブーツの締め方で実際どのくらい感度が変わるものなのかを改めて実験してみました。初めに自分が昔からやってきたぐらいの締め方、決してゆるゆるでは無いけれども、きついと言うほどでは無いくらいの硬さです。

これぐらいでも、雪からの感触はきちんと伝わってきます。R4、5,6、R1の上部などを滑りまくっても、そんなに変な感じではありませんでした。

では、とおもむろにブーツを硬く締めて滑ってみました。硬くと言っても闇雲に締めたのでは、足が痛いだけで良いことはありません。無理の無い範囲で、ブーツの4番バックルと、パワーベルトをきちんと締めるということが基本です。3番は4番とバランスが取れる程度で締め過ぎないようにします。1番2番は緩くてはいけませんが、無理に強く締める必要はありません。

この中で一番大事なのが、パワーベルトです。これがブーツのシェルに掛かっているようだと、あまり意味がありません。ブーツのタングの部分を直接締めるようにします。私のブーツもそうですが、ブーツの中にはこのパワーベルトを工夫しないと、タングに上手く掛けられないものがありますので、注意して下さい。

もし、この辺のことがわからなければ、私がスクールにいる日の朝、受付窓口に来ていただければ、このくらいのアドバイスは無料でします。と言っても、1月の初めまでの勤務予定は暮れの29,30日。年明けは2,3,4しか予定が決まっていません。

所属クラブのジュニア指導の予定がまだ決まっておらず、その後の予定を確定出来ません。決まりましたらまたここでご連絡します。

さて、また前置きが長くなってしまいましたが、ゆったりと履いていたブーツと、きっちりと締めたブーツとではどのくらいの差があると思いますか?自分でも締め比べてみるというのは今までやったことが無なかったのですが、驚くほどの差がありました。

ブーツが硬いと雪面のデコボコがあると、それにダイレクトに反応します。今までブーツで吸収されていた信号が、弱まらずにビンビンと伝わってきます。同じブーツを締め方を替えただけで、こんなに違うとは思っていませんでした。

もちろん、今まで硬く締めた状態でも滑っていたのですよ。面白いですね。逆に言えば、自分がいかに鈍感か、ということにもなりますね。比較しないと違いがわからないのですから。

しかし、今度は良く違いがわかりましたので、自信を持って硬めのブーツセッティングで滑りますよ。違いがわかる男にようやくなれた、という感じですね。

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2006/12/10(日)基本練習

ようやくこの間予告しておいたことを書くことが出来ます。シーズン初めの基本練習や、滑る前のチェックになる練習です。そんな特別なものでは無く、みなさんもやったことがあると思います。

「トップクロス」と呼ばれる滑り方です。まず、プルークポジションで滑り出し、ターンの内足を持ち上げます。持ち上げた内足のスキーのトップが、外足のスキーのトップの上で交差するようにします。トップが交差するので、トップクロスと呼ばれるわけですね。

以前も紹介したグッギーのビデオにこの練習が出てきます。グッギーがやると簡単そうに見えるのですが、自分でやってみると結構難しいものです。

まず、外足でしっかりと体を支えられないといけません。前後や左右のバランスが悪いと倒れてしまいます。少し低いポジションにしてやると、バランスが取りやすくなります。

また、上げた内足のスキーのトップが上がってはいけません。トップが少し下がり、テールが上がる感じにします。トップが上がった姿勢でも滑ることは出来ますが、この状態では少し前後のバランスが後ろ寄りになってしまいます。

また、結果として外向が出てきますので、荷重位置に注意します。状態のねじれが出来ているんで、母子球が支点になると簡単に腰が回ってしまうからです。くるぶし下を支点にして、テールをしっかりホールドして下さい。

この姿勢でLET的に内足を引きながら上げていくと、外スキーは雪の抵抗を受けて曲がります。体は下(フォールライン方向)を向いていますから、スキーが回り込んでくるにしたがって、体がねじれて外向姿勢が出来ます。

切り替えでは上げていた足を下ろすのですが、よくやってしまう間違いは、次の内足を早く上げなくてはならないとあせって、足を下ろすが早いか次の内足を上げてしまうというものです。

内足を下ろした時は、それが次の外足になりますので、足場をしっかりとさせるまで少し待つ必要があります。ニュートラルの時間を作るとともに、雪から圧をもらうために下ろした足は雪を探るような意識を持ち、きちんと捉えたら内足を上げて雪からの圧をもらいに行きます。

このトップクロスは結構ポピュラーな練習ですが、こうしてLET的な意識を持って滑ると、また一味違った良い練習になります。滑る時のポジションが不安定と思っている人は、ぜひ毎回滑る前にやってみて下さい。

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2006/12/9(土)白馬47初滑り

School 今朝は自宅の天気は雨降りでしたが、山は雪になっていることを信じて47に出かけました。

思ったとおりに大町付近から雨がみぞれに変わり、ゴンドラで上まで上ると湿雪になっていました。ごらんのように今日の時点では道路に雪は有りませんでした。

写真は47のスキーアカデミーや、フィーリングスキースクールの受付をする、新しいスクールセンターです。緑の看板に「スクール受付」と書いてあるのが、かろうじてわかると思います。

前にレストランだったところを改装して新しいスクールセンターになりました。まだ今日は現地でのスクール受付が始まっていませんので、ひっそりとしていました。ゴンドラ横の駐車場に入ってしまうとそこからは見えませんが、チケット売り場の隣の階段を下りて直ぐのところです。来週末からはセンターでレッスンの受付が出来るようになります。

一つ注意していただきたいことがあります。47のオフィシャルスクールとの関係で、フィーリングスキースクールはインターネット予約が原則になっています。レッスンを希望する方は予めFSSのホームページで予約をしてから、現地にお出で下さい。

シーズン初めで教師の数も少ないことがあり、デイリーレッスンであっても予約をしておかないと、せっかく現地まで来ていただいてもレッスンが出来ないこともありますので、よろしくお願いします。

さて、前置きが長くなりましたが、滑走レポートです。今日オープンしていたコースは、先日からのR5,6に加えて、R4とR1の上部、それからR8でした。湿った雪が降っていましたので、ゲレンデの雪質も少し重く、また積雪量が少ないので圧雪車が使えないため、みんなが滑って踏み固めたバーンとなっています。

そのため小さなデコボコがありますし、雪が重いということもあり、少し滑りにくい雪質でした。こういう時は前後のバランスが大事ですし、角付けだけに頼った滑りでは上手く滑れません。

有効なのは「引くターン」です。意識として外足に荷重していくつもりでなく、内足を懐方向に引き込む感じです。結果として外足に荷重されることになりますが、この動きですと重心位置があまり変化しないので、今日のような状況ではバランスを崩さずに滑ることが出来ます。

また、「愛のターン」のイメージでターンの前半に外足で雪を探っていくようにすると、雪面とのコンタクトを保つことが出来ますし、ターンの後半で受けた圧を懐に引き込んでやると、自然に角付けが外れ、切り替えが容易になります。この感じが少し重めの雪質ではとても上手くいきました。

帰るときも雪は降り続いていましので、明日はまた少し違った状況になっているかもしれませんが、今日は結構ブッシュも出ていたし、土が出ていたり、穴が開いていたりとコース状況は決して良く無かったです。しかし、それでも天然の雪を滑ることが出来るのは自然の恵みです。

自然からのプレゼントをいただいた、という気持ちになると、ブッシュや土が出ているのもまた一興という気になっています。スキーは自然の中で行うスポーツなのですから、必ずしも自分の思った通りにはいかないわけですが、多くを望み過ぎずに今ある雪で滑ることに感謝する気持ちがあると、どんな雪質であっても楽しむことが出来るようになります。

私も少し年を取ってきたせいか、TOKさんが自分のホームページで書いているのと同じようなことを感じるようになってきました。年を取るのは絶対に止めることは出来ませんが、良い年の取り方を出来るなら、またそれはそれで良いことだと思えてきますね。

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2006/12/8(金)予定を変更して

白馬47はこの間の日曜日に天然雪でのオープンを果たしました。上部でも雪が結構あるということで、明日からは滑走可能なコースが広がる予定です。http://www.hakuba47.co.jp/

気温が高くまとまった雪が降ってくれないと、オープン出来るコースが限られるということですので、予定外ですが明日急遽行ってみようと思います。

スクールも明日からは現地の受付が出来るようです。天然雪での滑走を楽しみに行ってきたいと思います。

ということで、明日の予定のご連絡になってしまいましたので、昨日予告した練習方法の話はまた明日か明後日にさせて下さい。

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2006/12/7(木)スキーの基本は?

前の記事に書いたように、ココログのメンテナンスのために更新が出来ませんでしたので、その間にいろいろと書きたいことが溜まりましたが、一度には書けませんので少しずついきたいと思います。

さてみなさんスキーの基本って何だと思いますか?グッギーは「スキーの基本はバランス」って言ってましたね。そしてバランスをとって滑るために必要な要素の一つが、「外足にしっかり乗る」ってことだと思います。

このことについてこの間の研修会では、Kusaさんと、六花童子さんの二人がそういうレッスンを展開しました。Kusaさんはそれを目の前に張られたロープを渡るイメージでということで、六花童子さんは片足でバランスを取る練習や、腕の動きを敢えて使ってみるということで教えてくれました。

何が大切で今やっていることは何を目的にして行っているのか、を教える側がわかっていないといけないことを学びました。

私もフリーの時間に片足を上げて滑る練習をしてみました。前後のポジション、左右のポジションの大切さが良く分かります。2本足で立っていられても、外足にしっかり乗れないと足を上げた時に、バランスを崩してしまうんですね。

面白かったです。この発展の練習を思いついたので、明日はそれを書いてみようかと思います。

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2006/12/4(月)見せる滑り

今日からしばらくの間、教師研修会で気づいたことや、他の教師のみなさんとのエピソードなどを書いてみたいと思います。

今日は「見せる滑り」についてです。

模擬レッスンとして私はプルークボーゲンを担当しました。その中で外足に荷重していくプルークボーゲンのお手本を見せた後で、他の教師のみなさんに滑ってもらいました。そして、六花童子さんが滑り出した途端、「ああ、そうか」と思いました。

実は六花童子さんはディレクターのTOKさんが以前に所属していたスキースクールで、教師をしていた経験があります。ですから、スキーを始めて間もない人への指導の経験も豊富ですので、教師としてどういう滑りをしなければならないということをその滑りで見せてくれました。

具体的にいうと、外からはっきりと動きを見て取れるように、少し多めのアクションをとりながら、しかもスムーズな滑りをしてくれました。

他人の滑りを見るということを訓練しているスキー教師は、生徒さんのほんの少しの動きも見逃さないようにしていますが、生徒さんにしてみればそういうことはわかりずらいのです。

「右足に荷重して」と言って滑って見せるのだけれど、見ている方からはそれが判り易い滑りでなければ「全然そんなことしてないよね」と思ってしまいますね。特にスキーを始めたばかりの人は、動いているつもりでも実際は動けないことが多いので、気をつけなければならないと思いました。

後で自分の滑っているビデオを見てみると、シュテムターンなどでも緩斜面ですから、見かけ上はほんのちょっと開きだしているだけなんですよね。

その辺のところは、Ikaさんも判り易くお手本の滑りをしてくれました。

フィーリングスキーということがわかってくると、だんだんと効率の良い滑りが出来て来るので、アクションも最低限で出来てしまったりします。ただ、自分が滑るならそれで良いのだけど、人のお手本にするにはもう少し親切な滑りをしないといけないんですね。

良い勉強になりました。

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2006/12/3(日)教師研修会

スキースクールの教師会を終えて、夕方帰って来ました。

今回の教師会には、私の他、吉田さん、まっさん、六花童子さん、kusaさん、Ikaさんの5人が参加しました。また、フィーリングスキースクールのブログでおなじみの、しろくまさん、Kさんを初めとした新人教師のみなさんは、同時に行われたTOKさんのルーキーアカデミーキャンプに参加しました。

教師会の方は昼は雪上でのビデオ撮りの練習や、無線を使ったレッスンなどをそれぞれ教師のアイディアを使って行いました。教師毎に色々な考え方があり、自分では思いつかないようなレッスンがあり、とても参考になり有意義な時間となりました。

フィーリングスキーの考え方を基本にして、個性豊かな教師がそれぞれの視点からレッスンを行うという、他のスクールには無い特徴を持ったスキースクールの教師として相応しい皆さんだと思います。

また、理論研修などはルーキーアカデミーキャンプの参加者と一緒に行っただけでなく、美味しい夕食や、楽しい懇親会なども一緒に行いながら、スクールの運営についての活発な意見の交換も行われました。

この時期にそこそこ斜度のある斜面を滑れるということで、ASAMA2000スキー場はかなりの賑わいでした。スケートリンク並みの超アイスバーンなどもありましたが、教師会のみなさん、ルーキーアカデミーのみなさんとも無事に講習を終わられました。

まだ、この時間は帰りの車中というみなさんもいらっしゃると思いますが、無事に帰られたでしょうか?

帰って調べてみると、白馬では今回の雪のお陰で47を始めとして、一部のゲレンデがオープンしたスキー場もあるようですね。

みなさんと雪上でお会い出来る日も近いと思いますので、スクールオープンの日をお楽しみにお待ち下さい。

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2006/11/30(木)明日から教師研修会です

このところ何度か書いておりましたが、明日から3日間(12/1-3)ASAMA2000で教師研修会があります。もう、全然用意が出来ていなくて一生懸命今までやっていたところです。

期間中はブログは更新できないかも知れませんが、帰ってきてから更新しますので、また見てください。

もし、期間中みなさんがASAMA2000に来られたら、気軽に声を掛けてくださいね。ビデオのウエアで無線やビデオ使いながら滑ってますので、初めての方でもわかると思います。

では、行ってきます。

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