2012/4/21(土)関心があれば

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この小さなすみれは自宅の庭に生えているものです。私が植えたのではなく、おそらくお隣から種が飛んで来たものだと思います。

写真に撮るとかわいいきれいな花だと思いますが、とても小さな花ですので、今までは見逃していました。

最近、もう少し写真を上手に撮りたいと思って、いろいろと勉強しているのですが、そのためにはどんどん撮影するのが一番と思い、自宅周辺で散歩の時にカメラを持って行って、花や風景などを撮っています。

何かカメラに収められる良いものはないだろうか、と思って回りを見ると、きれいなもの、興味深いものがいろいろと見つかります。

多くの人が、写真を撮ろうと思ったらどこかに出かけて行って、特別なものを撮影したいと考えることだと思います。でも、本当は私たちの身の回りにも小さな発見がいろいろとあるものなのですね。

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次の写真は近所の畑のセイヨウアブラナがです。こんな風景もいくらでもあるものだと思いますが、その花でみつばちが蜜を集めていました。

たまたまうまく撮れたのですが、その様子がとてもほほえましく感じました。

これはスキーにも通じることなんですが、自分が関心を持つことにより、いままで見えなかったり、感じることができなかったことがわかるようになります。

フィーリング・スキーに限らず、足裏感覚という言葉を聞くことがあると思います。その瞬間々々に雪から伝わってくる情報に集中することにより、目で見ているだけではわからない、微妙な事柄がわかるようになります。

これができると、その状態に対して、頭で考えているよりも、体が素直に反応してくれるようになります。その練習を積むことにより、フォームや体の動かし方だけを考えるよりも、はるかに楽なスキーができるのですね。

そのためには、まず足裏(正確に言うともっと広い範囲でいろいろのことを感じるのですが)を通して、体に伝わってくる情報に集中して、感じ取ろうと思うことから始めるのですが、これは言い換えると「雪に対して関心を持つ」と言えると思います。

関心という言葉は、単なる遊びの対象以上の意味がありますよね。ある意味、雪をいつくしむような気持も含まれていると思います。

全ては心の持ちよう、などという気はありませんが、スキーに限らずいろいろなものに関心を持つことにより、自分が得るものが大きいのではないかと思います。

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2012/4/16(月)滑走経験をより増やすために

スキーの上達は滑走経験なしには望めません。より多く滑る方がうまくなる、というのは当たり前のことです。でも、年に100日も滑れる人はそうそういないでしょうし、私も最近は20日くらいのものです。

スキーが好きという人でも、年に数回という人も少なくないはずです。そんな中で少しでも上達したい、と思うなら同じ時間滑る中でも密度の濃い滑りをする必要があります。

一番良いのはフィーリング・スキー・スクールの教師をすることでしょうが、これもだれでもできるということではないですよね(笑)。

同じ時間でも滑走経験を豊かなものにするためには、漫然と滑っていてはだめです。神経を研ぎ澄まして、足裏から感じる情報に集中します。足裏にオレンジを意識しても良いし、もっとダイレクトに情報を感じ取れる人はそれでも良いです。

そして、一つの固定した形だけで滑らないことです。時々見かけるのですが、フォームをきちっと決めてしまって、定規で線を描くようにカービングターンの練習をしている人がいます。

朝一の圧雪したてのゲレンデならともかく、ゲレンデの状況が変化に富んでいるときにこんな滑り方をしていたら、うまく滑れないで欲求不満になってしまいます。斜度や雪質によって求められる滑りは少しずつ変化していきますので、まずはそれに対応できないといけません。

オレンジを意識するなら、オレンジの固さを変えながら滑ってみる、オレンジの場所をインエッジよりやアウトエッジよりに変化させてみる。同様に前後に少し移動させてみる、などなど。

同じ斜度でも雪質によりフィーリングが違いますので、こんな調整をしながら、雪面をさぐりながら滑ってみてください。

私も4月に入ってから3回滑りましたが、常にこういうことを意識しています。4月の最初は雪がだんだん重く、水を含んだ感じになっていき、滑るのが難しくなりましたが、少しでも楽に滑るためにはどうしたら良いか、と思いながら調整をする滑りです。

2度目はハイシーズン並みの雪でしたが、その下には氷や重い雪がある状況。こちらも、滑りにくかったですが、集中して滑っていました。

3度目は完全に春の雪で、黄砂も乗っていて滑りにくい雪でしたが、前2回の経験が生きて楽にとは言えないまでも、それほど困難さを感じませんでした(雪が重いので、一番疲れましたが)。

そしてこの時は、前の2回以上にいろいろなチャレンジをしたのです。一緒に滑っていた教師仲間がいろいろとアドバイスをしてくれたので、それらも心がけたのですが、同時に自分の意識の中ではさまざまな実験もしていたのです。

そんなことをしながら、同じ斜面を滑るのでもより情報量の多い経験をすることができます。同じ斜面と言いましたが、春のナチュラルバーンでは雪の状況は刻一刻と変化していきます。

目で見ればある程度の予測は出来るのですが、それだけで滑り切るなど到底不可能。まずは感じ取ろうとすること。そうすると、それが自然に滑りにフィードバックされていきます。

その中でちょっとずつ滑りを変化させながら、その時点でのよりよりフィーリングを求めていく。しかし、常に100%はあり得ないということ、

こんな意識で特にこの時期に滑ってみることで、相当豊かな経験を手に入れられるはずです。

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2012/4/14(土)紙やすりのかかったスキー

昨日は滑った後でスキーの水分をふき取ることだけして置いておいたのですが、今日スキーの滑走面を見て、ビックリ!!

前日にベースワックスをかけてはがし、滑走ワックスをかけてはがし、きれいな滑走面を作っていったはずなので、ワックスをかけずに放っておいたような滑走面になっていました。まるで紙やすりをかけたようです。

どうりで最後の方になったら、スキーが滑らなかったわけです。てっきり重い雪と黄砂のせいだと思っていたのですが、黄砂が滑りにくしただけなく、さらに滑走面を削ってワックスを落としていたんですね。

ベースワックスの一番柔らかいものをかけて、直ぐに、はがしてクリーニングしておきました。放っておくと滑走面がどんどんと酸化してしまい、滑らなくなってしまいます。

まだ、滑走面がケバだつまではいっていませんので、本格的なお手入れはチューンナップに出してからということで、今はこの状態で置いておきます。

でも、過去にこの時期、スプリングキャンプで3日滑ったなどの経験がありますが、一日(というか実質は半日)でここまでひどい状態は初めてです。

昨日はあまり人の行かないコースを滑ったりしていたので、黄砂がたっぷり乗ったところで削られてしまったのかもしません。みなさんも、この時期、黄砂があるところを滑った後は、滑走面のメンテナンスをお忘れなく。

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2012/4/13(金)八方で研修

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今日は平日ですが、スクールのオッキーとkaorinが八方に来ている、ということでしたので私も八方へ向かいました。

平日は朝子どもを送っていかないといけないので、それが終わってから行ったので、兎平に着いたのは11時でした。

最近写真の勉強をしているのですが、せっかく八方に来たので写真を撮りたいから、ということでみんなに合流する時間をお昼にしてもらい、リーゼングラートまで上り、ご覧のような写真を撮ってきました。

その後お昼にみんなと会いましたが、まっさんも来ていましたので、昼食後は一緒に滑ることになりました。

午後一は雪はゆるんでいるものの、高フッ素のワックスを入れてきたので、スキーの滑りはまずまず。リーゼンコースがまだ閉鎖になっていなかったので、ゴンドラ乗り場まで滑り降りて行きました。

雪は重く、またところどころ地面の見えているところもあって、コンディションとしては良くないのですが、前回と前々回の鹿島槍での課題を克服するべく、考えて滑ってみました。

こういう雪の悪い状況では、スキーがターンしにくいのですが、積極的に落下することを心がけると、意外と滑れます。

ゴンドラで上がったら、今度はみんながセントラルと言うので、私も同行しました。雪の状態はリーゼンよりも少し滑りにくかったですし、セントラルの真ん中はコブの中に土も出てました。間もなくここはクローズになりそうです。

ここからしばらく、黒菱に作られているラインコブで研修です。一人で滑ったときは兎平の端の方のやさしいコブ等は滑れたのですが、ちょっとここのコブは私には手強かったですが、良い練習になりました。

他のメンバーからもいろいろとアドバイスをもらったりして、コブだけでなく、小回りや中回りなども研修したのですが、まだまだ課題はいろいろあるものの、今日の雪の状況を考えると良く滑れたのではないでしょうか?

この後、セントラル経由で下山したのですが、雪はさらに重くなっていましたし、黄砂の影響でスキーは滑らないしで、結構苦労しました。でも、セントラルでは疲れていたので、コブは滑りませんでしたが、急斜面でコブを降りて行くイメージでの小回りが出来ました。

こういう雪質、斜度で小回りというのは、昔の私だったら無理だったのですが、今シーズン上達した分と、今日の研修の成果が早速現れた形になりました。

フィーリングスキーと言えども、さすがに今日の雪は大変でしたが、これだけの条件を滑り切ったということ自体が素晴らしいことだと思います。これは別に自画自賛をしているわけでなく、一緒に滑ったみんなに対してのことです。

黄砂が私たちにとっては磨き砂になってくれた、というところでしょうか?

今シーズン、あと一回くらい滑れたら良いな、と思うのですが、どうなることでしょうか。

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2012/4/11(水)整地での練習

この前の内容と同じ趣旨になりますが、新雪や粗踏み、コブなどを滑るためには、実際にそういう斜面に入って行かなければ絶対に滑れるようにはなりません。

ただ、整地でしっかりと基礎練習をすることは、より難しい斜面で滑るための準備になります。

フィーリング・スキー・スクールのコブスペシャルを受講された方は良くご存じだと思いますが、担当のイントラ達は午前中は整地での基礎練習をみっちりとして、午後ぐらいからコブに入って行きます。

緩斜面で出来ないことが急斜面で出来ないように、整地で出来ないことがコブ斜面で出来ることは無いからです。これは新雪などでも同じことです。整地での小回り技術は新雪にも生かされます。

ここまで読んで「そんなことは当たり前で、良く分かっている」、と思っているみなさん、ここからが大事なお話しになります。

不整地を滑れるようになるためには、「整地で不整地でも使える技術を意識して練習する」ことが大切なのです。

整地であれば内足主導によるターンや、角付けに頼ったターンでもそれほどバランスを崩すことなく滑ることができます。条件の良い斜面ではそういう滑りを、大いに楽しんでいただきたいと思います。

しかし、不整地を念頭においた場合は、そういった滑りで直ぐに破たんしてしまいます。昔からの技術である、「外足荷重」、「外向外傾」、「回旋動作」が必要になります。ターンもスキッディングターンが基本になります。

もちろん、これらの技術で整地を滑ることも出来るわけですので、古いと言われている滑りの方がより応用の利く技術なのです。

具体的にはどんな練習をするのかというと、最初はズレの多いターンからです。カービングスキーは角付けするだけで曲がってしまいますが、それだけでは難しい斜面は滑れませんし、コブなどではスキーが走り過ぎて、空中へ発射!!という滑りになりやすいです。

ズラしながらある程度急な斜面でも、スピードを抑えてゆっくりと滑れるようになれば、不整地に行っても楽に滑れるようになるはずです。

整地でも慣れてくると、ズレの多い滑りからズレが少ない滑りに移行して行きますが、これは不整地でも同じです。もっとも新雪では、ズレがあまり多い滑りは出来ませんが、その辺は斜面に合わせた滑りということでご理解ください。

また、しっかりと落差を取った滑りというのも、新雪、粗踏みでは大事になります。浅回りや深回りなど意識して練習してみてください。

整地でのターンの精度が高くなれば、不整地のターンの精度も高くなります。不整地がだんだんと滑れるようになると、整地ではよりバランスが取りやすくなりますので、さらにレベルアップにつながります。

結局は偏らずに、いろいろな斜面を滑ることが、本当の意味での上達につながっていくのですね。

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2012/4/9(月)緩斜面、中斜面での練習

私は中学生、高校生の頃ギターを弾いていて、一昨年くらいからまた弾き出したのですが、元々そんなに上手じゃなかったところへもってきて、ブランクも長いということで、速いフレーズを弾こうと思っても、指が思うように動かないことがあります。

それでも、昔取った何とかでごまかせば弾けてしまうこともあるのですが、最近はそういうことを止めて、ゆっくりでも、正確に弾くようにするということをしています。

何となく速く音が出ていると、上手なように錯覚してしまいますが、ギターで大切なことは、弦をはじく時に音のツブが揃っていることや、左手で弦を押えるタイミングと、右手が弦をはじくタイミングが合っているなど、気をつけることはイロイロあります。

これらが出来ていないと、人が聞いたときに、いくら指が速く動いていても上手な演奏に聞こえないのです。ギターの上級者はそれだけでなくて、余計な音が出ないようにミュートと言って、音を止める技術も一流です。

そういうことが全て合わさって、クリアな音が出てくるわけです。そのためには、ゆっくりと正確に弾く練習をすることが必須条件です。もちろん、上手になれば速いフレーズがさっと弾けるのですが、そこまで行くのには地道な練習が必要です。

例えば、スキーで急斜面を上手く滑れるようになるためには、実際に急斜面で練習しないことには話しになりません。でも、その前に緩斜面や中斜面などのあまりスピードが出ない場所でじっくりと練習を重ねることも非常に大切です。

そしてこの時に意識してゆっくりと滑りながら、一連の動作をできるだけ正確に出来るようにします。これは、単に動きを意識するだけでなく、足裏感覚を研ぎ澄まして、滑りながらフィードバックを得ることも大切です。

上手になる過程では、「えーっと、次は?」なんて考えながら滑らないと出来ないことも多いのですが、これを急斜面でやっていると、その間に、どんどんと落下しているので、スピードが増して難しくなってしまいます。

考えなくても体が動く、というところまでスピードを出さずにゆっくりと練習してあげてから、徐々にスピードや斜度を上げていきます。

こういう地道な練習はつまらないので、一日ずっとやっていると飽きてしまいます。普通の皆さんはそこまで「修行」を積む必要はないと思います。しかし、一日に1時間だけ集中して練習するみたいなことなら出来ると思いませんか。

特にイメージに集中して滑ることは、体の動かし方を考えなが滑るよりは、覚えやすく練習効果も高いことは間違いありません。

プルークでじっくりとターンの練習をする必要がある場合(深回りの小回りなど)は緩斜面で。パラレルスタンスで滑る場合は、もう少し斜度のあるところで、という感じになります。

基本的に低速でできないことは、高速になってもできないのですから、急斜面でスピードが出すぎてしまう、という人はまずは低速で意識を高めて集中して練習してみてください。

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2012/4/6(金)与えられる課題

今日は先週のリベンジということで、スキーにワックスを入れて、鹿島槍スポーツビレッジに行って来ました。と言っても、朝の天気を見ると春の雪という感じではないな、というのはわかりましたので、実際にどんな雪が待っているのかを楽しみにして出掛けました。

大町の手前くらいから雪がちらちらとしてきて、スキー場に近づくとまるで真冬のような天気です。道路に雪があるのに飛ばして行ったら、あやうくカーブで真っ直ぐ行きそうになり、冷や汗をかくことに・・・。

実際に滑り出してみると、圧雪がかかっているところも下は固い氷でガタガタしている上に、うっすらと新雪が乗っていたりします。今日はATOMICのBLACKEYEを持って行ったので、中綱へ向かうコースは下がアイスバーンでズラシにくくて大変です。

そこで第一クワッドに乗って鹿島槍のメインコースを滑ってみたところ、こちらは結構雪が良いです。しかし、コースサイドの新雪は、下に氷だったり、重い水を含んだ雪だったりと、均一に圧が来ないで、なかなか手こずらせてくれます。

八方の今日のレポートを見ると、鹿島槍よりもさらに新雪が降って良い状態だったらしいです。単に楽しむだけだったらそちらの方が良かったかもしれませんが、私にとっては今日の状況は良い磨き砂でした。

スピードを出しての小回りや深回りの小回り、思い切って大回りなどなど、いろいろと雪質に合わせてやってみると、うまくいったりいかなかったりですが、それなりには滑れます。

人は滑るときに、ずっと気持ちよく滑ることを求めがちですが、自然の中を滑るスキーは必ずしもそれを許してくれません。でも、上達するに連れ、うまくできることが増えていきます。

これはきれいに整地されたところばかりを滑っていたのでは、わからない感覚だと思います。うまくいかないこともスキーの内と考えて、それを楽しんでしまうくらいの気楽な気持ちで滑ることが良いと思います。そして、できたことを素直に喜びましょう。

というわけで、今日はけっこう苦労しましたが、楽しみも多かったです。今シーズンはあまり新雪を滑る機会がなかったので、良い練習になりました。

ホント、次から次へとスキーは課題を出してくれます。でも、それは全て自分に必要なものなのです。

みなさんも滑るときに、滑れないことはないけれども、うまく滑れないくらいの状況にどんどんチャレンジしてみてください。きっとそれがみなさんを上手にしてくれると思いますよ。

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2012/3/29(木)課題克服のつもりが

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昨日雪が降ったということなので、午前中だけですが、鹿島槍スポーツビレッジに行って来ました。なぜ鹿島槍かと言うと、現在営業しているスキー場で一番近いからっていう単純な理由です。

ここに来ること自体2年ぶりなんですが、前回はナイターだったので、何年ぶりかに滑るコースもあって楽しみました。

さて、今日は滑る前から今シーズンの自分自身の課題をチェックしようと決めていました。なかなかシーズン中は自分の練習のための時間は取りにくいので、来シーズンを気持ちよく迎えるためにやり残したことをしておきたいと思ったのです。

最初は黒沢ゲレンデの緩斜面から始めて、ゆっくりとターンの要素を確認しながら滑りました。その後は、コース5-Aの少し斜度のあるところで、やはりゆったりとターンの確認です。

ここからだんだんと小回りにして行って、コースが一番狭くなるところでは、久々の高速小回り(と言っても、せいぜい40km/hぐらいでしょうが)もしました。このくらいの速度になると、突いたストックを前に戻すときに、空気抵抗を感じるんですね。これも久しぶりの感覚です。

コースサイドにはまだまだ踏まれ切っていない新雪が残っていて、触手が動くのですが、まだまだがまんです。

次は反対側のコース1-A、鹿島槍の正面に見えるメインコースですね。ここは一番上部が平日はリフト運行していないので、緩斜面をまた丁寧に滑って、最後の急斜面を迎えました。

斜度は野麦だと立て水の坂くらいなんですが、広い一枚バーンなのでずっと楽に滑れます。ここで調子良く滑りだしたのはいいんですが、ターンをした途端、「あれれ!!」。

ここは南向きの斜面なので、雪がもう緩んできていて、ちょっと前に荷重が行ってしまうとつんのめるような感じに減速してしまいます。「ひゃー!むずかしい!」なんて思いながら降りてきました。

結局この辺からそこら中の雪が緩んできて、ちょっと角づけし過ぎると足元が崩れる。ちょっと前荷重になると止まりそうになる、ということで非常に難しい状況になりました。

私、今まで春雪自体は苦手ではなくて、ザラメ雪などもどんどん滑れるのですが、重く水分を含んだ雪にこんなに苦労するとは思っていませんでした。

非圧雪のところに飛び込んでも、雪が重くてターンがしづらい状況です。スキーのワックスも切れていたみたいで、滑りにくさに拍車をかけてきました。

いい練習にはなるのですが、午後は用事があるので、12時過ぎには上がって帰ることに。雪が緩むまではいい感じで滑れていたのですが、まだまだ修行が足りないよ、ということを思い知らされてしまいました。

くやしいので、可能ならまた来週も行きたいと思っています。今度は、AtomicのBLACKEYEに春用のワックス入れて持って行こうかと思ってます。今日持って行ったHOTRODに比べると、幅で6mm、全長で4cmしか違わないのですが、こういう雪の滑りやすさは全然違うのです。

と、すぐに用具でズルをしようとするところがセコいのですが、春雪でBLACKEYEを試してみたい、という興味もあるものですから。また行くことができましたら、レポートします。

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2012/3/28(水)原因と結果

フィーリングスキーの考案者のTOKさんこと、佐々木徳雄先生が良く日記に書かれていたことに、Cause And Result(原因と結果)があります。

例えばフォーム上で問題があるとして、それはなぜ起こっているのか、を考えずにただ見た目だけを直そうと思ってもダメということなんですね。

フィーリング・スキー・スクールでも、人の滑りを見て「少しエッジを使い過ぎている」という評価をすることがあります。元々フィーリング・スキーの考え方では、斜面に対して角付けしていくのではなく、地球に対して垂直に立つという考えがあります。

斜度のある中で垂直に立てば、それだけで角付けが行われています。スピードが出てくれば、遠心力に対応して内傾が起こるので、それを大きく上回るような角付けは不要と考えています。

実際のレッスンの現場で生徒さんの滑りを見ていると、それ以上の角付けで滑っていることがあります。必要以上の角付けは抵抗を増やしてスピードを落としてしまったり、雪面からの圧が高くなり過ぎるなどの弊害があります。

がっちりと雪面にスキーが食い込んでしまうと、目の前に人が飛び込んで来た時には、方向を変えて避けることが難しくなったりします。

しかし、雪面をしっかりと捉えるために、エッジを立て過ぎている人は、それを修正するのはそんなに難しいことではありません。

他に理由があって、本人はエッジを無理に立てようとしているのではないのに、エッジが立ってしまうことがあります。

これもすべての原因というわけではないのですが、この間から何度も書いている、「谷回りをしっかりと作る」ということができていないと、山回りだけでスピードをコントロールしないとならなくなります。

その結果、山回りで余計にエッジを立ててコントロールする、山回りをずっと引っ張るということが起こります。それでさらに次のターンへの切り替えが難しくなり、無理にスキーを回すということが起こってしまったりするのですね。

この原因でオーバー・エッジングが起こっている場合には、フィーリング・スキーで雪面の情報を感じ取ろうとリラックスして滑っていても、やっぱり足が疲れます。山回りで必要以上に踏ん張らないといけないからです。

このように、自分自身で問題を感じていることでも、実は他にもっと大きな原因があるということがあります。くれぐれも、表面に見えている問題だけにとらわれないようにしてください。

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2012/3/27(火)弾むオレンジ

24日のファイナルスペシャルで午前中はDさんのレッスンでした。生徒さん一人に対して私とSHIGEさんの二人担当です。

Dさんは今シーズンSAJの2級を習得なさいましたので、リフト上で今後の課題について聞いてみると、切り替えの時のオレンジの移り変わりの意識が少しあいまい良く分からない部分がある、ということでした。

そこでまずは私がレッスンを担当。切り替えの時にオレンジが弾んで次の足に移るということは物理的にはどういうことか、ということの解説から始めました。

既にこのブログでは何度か書いていることですが、ターン中に足裏に意識したオレンジがつぶれていると感じているということは、実際には雪面からの圧を受けてスキーがたわんでいる状態のことです。

そのたわみが解放されるのが、オレンジが弾むということなのです。これを体感するために、まず通常よりも強いエッジングをして、極端な圧を感じてみるということをまずやってみました。

スキーでは滑る状況に応じて、適切な角付けの量というものがあります。通常フィーリングスキーではこのちょうど良いところで滑ろうとします。しかし、時には強すぎるエッジングも試してみると、本当のちょうど良い場所がどのあたりか、ということがよりはっきりと分かるのです。

次は角付けは通常に戻して、切り替えで弾んだオレンジがまず、山足のアウトエッジに移るということを意識してもらいました。通常、スキー技術解説を読むと、ターン中の谷足インエッジから斜面に垂直に立つ位置を経て、山足のインエッジにエッジを切り替えるということが書いてあると思います。

しかし、実際にはターンをしてきたスキーが、重力に対してフラットになる状態(重力に対して垂直に立つ状態)を経ることなしに、斜面に垂直な状態になることはあり得ないのです。どうしてもやりたければ、ターン中にジャンプして切り替えをしないと無理です。

また、この重力に対して垂直に立った状態を少しの時間キープすることにより、次に斜面にフラットな状態から、エッジが立つ状態への変遷がスムーズに行くのです。

これをイメージすると、弾んだオレンジがまず、次の外足になる山スキーのアウトエッジに移り、センターを経てインエッジに移るということになります。

さて、この意識でDさんの滑りが変わりだしました。慣れていないので、多少のぎこちなさはあるものの、オレンジの受け渡しがスムーズになってきました。

そこでここからは、SHIGEさんにバトンタッチして、切り替えから谷回り、山回りの感覚に磨きをかけてもらいました。

また、午前中のレッスン終了後も午後のフォーメーションの最中に、雪の荒れた場所を通過するときも、しっかりと谷回りで落下することなどもアドバイスしていきましたので、Dさんはどんどんと滑りの感覚をつかんでいかれました。

これから春雪を滑る機会があれば、その辺りを良く練習しておいてください、とお話ししておきました。

どうぞ、この経験を忘れずに、さらに良い感覚をつかんでいただけますように。

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2012/3/24(土)ファイナルスペシャル

明日で野麦峠スキー場の今期の営業が終了します。それに伴って、今日と明日はスクールもファイナルスペシャルを行います。

今朝は雨が降っていたのですが、スキー場では雪でした。最初は湿った雪でしたが、スペシャルが始まるころには、普通の雪に変わっていました。

さて、スペシャルの内容ですが、イントラが二人一組になってその組に入った生徒さんのレッスンを行いますが、その際にいろいろなゲレンデを回り、ゲレンデに隠された四つの文字から参加者がキーワードを当てます。

また、レッスン中にはフォーメーションの練習もして、それを午後披露して優勝を決めるといった趣向が凝らされています。

午前中は私とSHIGEさんが組になって、Dさんのレッスンを行いましたが、その模様はまた改めて書きたいと思います。

その中で私たちが決めたフォーメーションは、三人でシンクロした中回りをするというものですが、真ん中の人はターンの方向を逆にします。これにより、ラインがクロスするようになり、見栄えがします。

ところが、レッスン終了後にそれぞれの組が練習を行った際には、同じことをする班があったので、本番では少しパターンを変えることにしました。最初は中回りですが、途中でリズム変化を入れて小回りにするというものです。結構難しい演技でしたが、本番ではなんとか成功させることができました。

それぞれの班が発表をした内容をビデオに撮って後で、優勝グループを決定、優勝者には来シーズンのビデオ撮影権をプレゼントしました。

さて、イベント終了後、スタッフのみんなは樹海コースに集合しました。一昨年亡くなったTOKさんの大好きだった場所で、ビールで献杯をするためです。一人ずつがコース外の場所に献杯をしたところ、なんとそれまでずっと雪が降って曇っていたのに、一瞬薄日が差してきたのです。

今朝は麓では雨だったのに、スキー場は雪。そしてこの時の雲の間からの明るい日差し。スタッフ一同の心にTOKさんが応えてくれたのかな?と思う一瞬でした。

さて、明日もまだ一日ファイナルスペシャルが残っていますし、スクールでは今期の野麦峠スキー場営業終了後も、各地でスペシャルレッスンやキャンプを実施する予定です。

しかし、私は今日で一足早くスクール活動を終了です。春になって柔らかくなったコブの練習などもしたいのですが、この後はスキーに行けるかどうかはっきりとしません。

でも、私が今シーズン学んだことはまだまだあります。その辺のお話はこれからも引き続きお届けしたいと思います。

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2012/3/21(水)谷回りの大切さ

20日の第2フレームは、Kさんご夫妻でした。特に奥さんがコブを滑れるレベルまで、小回りに磨きをかけたいというご希望です。

さっそくファミリーゲレンデの上部で、小回りを見せていただきました。お二人とも「これだけできてレッスンを受けるの?」というくらいお上手なんですが、コブ斜面を念頭に置いてということであれば、もう少し深回りで滑れるようになれば、さらに良いと感じました。

また、谷回りの意識が少し薄いので、もっと急斜面であれば後半に圧が集中してしまう可能性もありますし、エッジを立てて踏ん張る滑りになってしまいます。

そこでまずはファミリーの緩斜面を使って、ターン弧を切り上げながら止まらない程度にゆっくりと滑る練習です。小回りは本来ある程度の斜度があった方がやりやすいのですが、丁寧に滑れば緩斜面でもできますし、エッジを必要以上に立てると止まってしまうので、適正なエッジングを身につけるのに役立ちます。

フレームレッスンでなく、もう少し時間に余裕があれば、2,3本くらい続けて緩斜面での練習をしたいところです。でも、お二人とも1本でほぼ要領を掴まれたようですので、上部ゲレンデに上って練習をすることにしました。

さて、次は切り替え部分の練習です。谷回りをきちんと滑るためには、ここが大切です。ここの意識はまず、前のターンの山回りを終了して、地球に対して垂直に立ちます。この局面では意識しているかどうかを問わずに、次のターンで外足になる山足のアウトエッジが雪面と接するようになります。

この時に、前のターンで抵抗を受けてたわんだスキーが戻る力を利用して、谷スキーから山スキーに意識を移します。これをオレンジイメージで言うと、外足のオレンジが弾んでポーンと反対側の足に移るということです。

そのまま少しだけ直進し、アウトエッジにあるオレンジをセンター→インエッジと移動させていきます。この意識により谷回りがしっかりと作られてから、山回りに移行していくようになります。

谷回りをなぜきちんと作らないといけないかというと、谷回りはスキーがフォールライン方向を向いていて、どんどんと加速していく局面だからです。ここをしっかりと捉えていくと、スピードの制御ができますので、山回りで必要以上にがんばらなくても良くなります。

小回りということですと、実際にはもっと短い時間でこの動きが現れるのですが、まずはゆっくりと要領を掴むことが大切です。慣れてくると無意識の内にこういう動きができるようになりますので、テンポが早くなっても大丈夫なのです。

これでお二人とも、切り替えの時の体重移動もスムーズになられました。スカイライナー降り場からパノラマ入口の緩斜面では、プルークスタンスで上体はフォールライン方向を向き続けて、スキーが真横を向くまで回しこむということもしていただきました。

パノラマをこの意識でパラレルで滑ってから、立て水は私が先頭でトレーンをして、仕上げの滑りです。

最後はトレーニングバーンで滑りを見てみましたが、お二人とも流れのある、ゆったりとした小回りを見せてくれました。今日の感じを忘れずに、もう少し滑りこめば、さらに良くなること間違いなしです。

結局、第1フレーム、第2フレームとも同じようなことを意識したレッスンになりましたが、この切り替えでの意識がきちんとできると、とてもスムーズで楽なターンになります。

Kさんたちも、「スピードコントロールが楽になった」と言われていました。谷回りの大切さ、ということを私自身も改めて感じました。

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2012/3/20(火)シーズンを通しての進歩

今日は1フレームと2フレームのレッスンを担当しました。1フレーム目はSさんで、実はシーズン初めにも私が担当していました。Sさんは今日が今シーズン最後ということだそうですので、最初と最後のレッスンを担当させていただいたことになります。

今シーズンは私以外にも、何回かレッスンやキャンプに入っていただいていて、滑りも大分変られていました。せっかくここまで来たのですから、今シーズンの仕上げとしては、さらに洗練した滑りを目指すことにしました。

まずターンの切り替えですが、ターン中でつぶれたオレンジが戻る力ではずみ、次の外足に移るということを意識していただきました。物理的に言うと、これは雪からの圧を受けてたわんだスキーの戻る力で切り替えを行うということになります。

今シーズン、感性の方もかなり磨かれたようで、直ぐにこれはできてしまいました。次にオレンジが次のターンの外足に移った時に、しばらく直進してからターンに入っていく、というイメージです。

この時は斜面に垂直ではなく、地球に垂直に立つイメージになります。また山足にオレンジが移るのですが、まだこの時はアウトエッジが雪面と接している状態です。そして、オレンジがアウトからセンターに移っていくイメージでターンをしていきます。

これにより谷回りがしっかりと作られて、いくことになります。これまでSさんは、切り替えてから直ぐスキーを回してしまう動きが出ていたのですが、ニュートラルをしっかり作れるようになりました。

また、今シーズンSさんはターンの後半にしっかりと外向を作れるようになったのですが、少し外向を意識するあまり、腰が外を向きすぎていました。これだとターンが横滑り気味になり、板の走りが出てきません。

これまでバランスボールを外側に持つ意識で、しっかりと外向ができてきたのですが、このバランスボールを外足の上に持ってもらうイメージで滑っていただきました。最初に緩斜面でこれをやってもらってのですが、板の走りが出てきてさらにスキーが回りこむようになってきました。

以上の二つの意識で、パノラマからファミリーまで一気に滑り降りてきたのですが、足もあまり疲れずに気持ちよく滑れたということでした。

今シーズンの締めくくりに、良い滑りを披露してくれたSさん。苦労もなさったと思いますが、フィーリングスキーを通して、スクールのみんなが少しでもお手伝いができたと思います。どうもありがとうございました。来シーズンもまたご一緒しましょう。

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2012/3/17(土)雨の中のオレンジ

今日はスペシャルレッスン「目指せ!エレガントターン!」の担当でした。朝から湿った雪が降っていたのですが、レッスンが始まるころは下部のゲレンデは雨に変わっていました。

私がフィーリングスキーのレッスンを初めて受けたのが、2002年の3月16日のことでした。ちょうど10年前になりますね。奇しくもその日も今日と同じような雨降りでした。

その日のTOKさんの日記より今日のブログのタイトルは拝借しました。元の記事はこちらです「雨の中のオレンジ」。

さて、今日の生徒さんは松本市内からお越しのKさんです。スキーを始められてから今日が5回目で、今シーズンは初めてということでした。

最初に滑りを拝見すると、ターンは出来ていらっしゃいますが、少し足元がフラフラしている感じでした。そこで、オレンジをスキーの土踏まずの下にイメージして滑ってもらうと直ぐにスキーが安定してしまいました。

そこで今度はスキーの前後差を生かす、ということをお話して、オレンジをつぶすイメージでのプルークボーゲンをしていただいたところ、直ぐに慣れてターンもスムーズになってきました。

ただし、今日の雪は水分を多く含んでいましたので、自分からオレンジをつぶしに行くとつんのめるような感じがありました。そこで、スキーの左右のバランスを崩してターンをする方法を「引くターン」に変更して滑ってもらいました。

今シーズンもこのブログで何度か書いていますが、今日のような状況では、外足のオレンジを押すイメージよりも、内足を引いて結果として外足のオレンジがつぶれるという方が、バランスを保ちやすいのです。

結果は良好でこの難しい雪の状況でターンも安定してきました。そこでファミリー、トレーニングバーンと徐々に斜度を上げて滑りましたが、ターン弧を切り上げてスピードをコントロールすることが出来るようになりました。

ここでお昼休みにして、午後からは上部ゲレンデに行ってみることになりました。下部ゲレンデは雨でしたが、上部は雪という情報がありましたし、午前中これだけ滑れれば上部でも技術的には問題のないという判断をしました。

しかし、午後はラビットが雪の他は量は少ないものの、上部ゲレンデも雨降りでした。しかも、重めの新雪が積もった後、ということで粗踏み状態になっており、降ったままのところやボコボコしたところなどが入り混じる、スキー経験の少ないKさんには、少々荷が重い状態です。

でも、オレンジの位置を常にキープし続けるという意識で、ラビットやチャンピオンの斜度のあるところも滑り切ってしまいました。もちろん、何度か転ぶこともありましたが、スキー5回目にしてこれだけの斜面を滑っていることは、すごいことだと思います。

Kさんは非常に素直で前向きな方でしたので、積極的にトライされたことが良い結果につながったと思います。結局、チャンピオンを2回滑り、パノラマ、立て水、トレーニングバーンと滑り降りてレッスン終了となりました。

Kさん、今日は悪コンディションの中を良く滑られましたね。でも、この次はもう少し良い天気の中でスキーを楽しんでいただけることを願っています。

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2012/3/14(水)最高のコンディション

私は自営業ですので確定申告が必要なのですが、昨夜やっと書類ができたので、今朝それを出しに行きました。せっかく出かけるなら、ついでに野麦へと思って、そのまま野麦で滑ってきました(どこがついでだ、というツッコミ歓迎です)。

一昨日松本の市街地でも少し雪が降ったのですが、野麦は気温が低かったせいで、ハイシーズン並みのバーンが待っていたのですが、天気の方も快晴でこれ以上にない条件。おそらく、今シーズン一番のコンディションだったのではなかったでしょうか?

あまりの好天気に、駐車場からゲレンデまで歩く途中、ゴーグル等をして行かなかったせいでまぶしくて目が開けられませんでした。気温は低くても、さすがに春の日差しは強烈ですね。

さて、私が着いた時にはスクールには誰もいなくて、雪上研修中だったので、私も遅れての参加となりました。いきなりユリワリのコブの練習をしたのですが、固いコブの上に新雪が乗っているのですが、固い部分も出ているという難しい状況です。

上部のそんなコブの状況では、その時履いていたAtomicのBlackeyeではズラしにくくて撃沈という感じでした。しかし、斜度が緩くなってからの溝コブは大分滑れるようになってきているので、午後もう一度ホットロッドを持って行って挑戦することに。

お昼の後はShigeさんの模擬レッスンで、谷回りをしっかりと作るということです。奇しくも今度の土曜日に私が担当するエレガントターンのスペシャルがありますが、そのヒントになるような内容でした。

山回りだけに圧が集中すると、フィーリングスキーと言えども足には負担が大きくなります。しかし、一番スキーが加速する谷回りをきちんと滑ると、スピードコントロールがたやすくなり、結果として山回りでの圧も軽減されます。

これで初めて、体に優しいスキーが完成するというわけです。また、山回りでたまった圧を利用することにより、ターンとターンのつなぎ目がスムーズになりますから、ゆったりとエレガントと呼ぶに相応しい滑りが出来るのです。

土曜日はその辺を十分に時間をかけてお教えしたいと思います。素晴らしい機会を与えてくれた、仲間と今日の素晴らしい雪と天気に感謝です。

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2012/3/12(月)節目の日を迎えて思うこと

昨日は東日本大震災から丸1年、そして今日はTOKさんこと、佐々木徳雄先生の三回忌ということで、いろいろな思いがあります。

2万人以上が犠牲になった大きな震災に対しては、大自然に相対した時の人の無力さを感じざるをえませんが、同時に人の命の大切さ、仲間を思う温かさにもはかりしれないものを感じています。

また、佐々木先生とのいろいろな楽しい思い出がよみがえってきます。私の力は微々たるものですが、レッスンを通してTOKさんが伝えたかったスキーの楽しさや、それ以上のものをお伝えすることが多少なりともできている、ということに関しては喜んでいただいていると思います。

その他に個人的にもいろんなことが起こっておりまして、楽しいことばかりではありませんが、同時に家族のきずなの大切さを感じております。

私の今シーズンの野麦でのレッスンはあと3日だけとなりました。来シーズンのことは、家族のこともあり、まだ未定です。残された日々に全力を尽くすつもりです。

野麦は今日も雪が降ったみたいで、なんとか最終日まで行けるのではないかと思っております。今度の土曜日は私の最後のスペシャルが予定されていますが、できれば春のざくざく雪などが良い磨き砂になって良いのだけれどなあ、なんて考えています。

コンディションは私にはどうすることも出来ませんが、どんな状況になっても楽しくお役に立つレッスンをさせていただきたいと思います。

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2012/3/10(土)引くターンで楽に滑る

今日はKさんの半日プライベート担当でした。ご夫婦でスキー場にいらしたのですが、お二人の間で技術のレベル差がかなりある、ということで別々のレッスンを受講なさったのですが、私は奥さんのレッスンを担当しました。

レッスン前にファミリーゲレンデを一回だけ滑れらたようですが、力が入って大変だったと言われていました。

初めに滑りを拝見すると、確かに体にかなり力は入っていることはわかりましたが、プルークボーゲンはできていました。実はKさんは今までスキーのレッスンを受けたことがないそうで、独学でこれだけ滑れるというのにはむしろ感心しました。

さて、体に力が入ってしまうというのは、スピードコントロールに問題があって、スキーを止めるために力を使っている、というのが多いのですが、Kさんもその通りでした。

最初は基本からということで、バンビゲレンデでプルークファーレンから始めました。足の下にオレンジを意識して、滑りながらオレンジがつぶれることをイメージしていただきました。また、オレンジの位置を土踏まずに意識してそこから外れないようにすることに集中してもらいます。

これにより、スキーの支点がピタリと決まります。すると、あまりスキーがふらつくことがなくなります。また、感じようとすることにより、体がリラックスできるという効果もあります。

これを一本練習すると、大分体の力が抜けてきたようです。そこで、ターンの練習に移りました。スキーには前後差があり、迎え角のできたスキーはターンしてしまうように出来ていること。また、左右のスキーのバランスを崩すことにより、プルーク状態のターンが始まることなどをお話ししました。

今までもターンは出来ていらっしゃったので、オレンジをつぶすターンもかんたんに出来ました。でも、内足が少し突っ張ってしまうようです。ですから、次のリフトでは「引くターン」をやってみました。

そんな風にどんどん進めて大丈夫かな、という心配もあったのですが、こちらも直ぐに出来てしまいました。そこで、内足を引くことにより、外足のオレンジがつぶれ、スキーが回りこんでくるので、スピードコントロールができるということを体験してもらいました。

これで、バンビゲレンデは一旦卒業として、ファミリーゲレンデに移りました。ファミリーゲレンデは緩斜面と少し斜度のある斜面が入れ替わるので、スピードコントロールの練習にはもってこいです。

ここでも引くターンですが、プルークをあまり大きくせずに、スキーをバターナイフに見立てて、パンにバターを塗る要領で滑っていただきました。この時点でかじ取りではプルークポジションが出るのですが、それ以外の場面ではパラレルで滑れるようになってきました。

また、斜度のあるところでも、しっかりとスピードコントロールができるので、少々スピードが出ても楽に滑れるようになってきました。

そこまできたところで、3時になりファミリーゲレンデを滑るための第一リフトの営業が終了してしまいました。そこで再度バンビゲレンデに戻ったのですが、今度は最初よりも少し落差を取ってスピードを上げてみました。

Kさんはもう、多少のスピードではびくともせずに滑れるようになってしまいました。ここで時間終了になってしまったので、レッスンはここまで。体にあまり力が入らずに滑れるようになったという感想をお聞きして良かったと思いました。

レッスン終了後にバンビゲレンデに張ったポールを回収にいったのですが、Kさんはリフト終了間際までご自分でスキーを楽しんでいらっしゃいました。そんな姿を見ることは、スキー教師としての一番のご褒美です。

Kさん、どうもありがとうございました。

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2012/3/7(水)自分のスキーを研究

今シーズン、オフピステ用として買ったAtomicのBlackEye TIですが、フリーライドモデルのくせに一番得意なのが、整地のカービングという変わり種のスキーです。

ズラすことはもちろんできるのですが、硬いバーンだとズラした時の感じがあまり気持ち良くありません。トップ側のエッジを少し落とせば、また大分感じが変わるとは思うのですが、レッスンではほとんど使っていませんし、野麦では1回滑ったことがあるだけです。

そろそろ雪も柔らかくなってきたことだし、乗った感じが変わるだろうと思って、レッスン終了後の1時間足らずの時間ですが、いろいろと試してみました。

ラビットでは途中硬いところがあり、やっぱりエッジが食いつこうとします。本当はズレながらたわんで切れるという感じが良いのですが、この辺の感触は以前と同じです。

ところが、少し雪が柔らかくなってくると、この辺がルーズになってきて良い感じなのです。ユリワリのコブも柔らかい雪がのっていましたので、いつものHOTRODと同じように滑れます。

この日の野麦はパノラマより上部は雪質も良くアイスバーンでは無かったので、いい感じで滑ることができました。パノラマ下部のコブも問題ありませんでした。

ただし、今週のスクール映像の最後の方(イントラ4人による立て水での小回り)の撮影では、本当は私も入っていたのですが、スタートして早々にミスッて一人外れてしまいました(汗;;)。

汚名返上というわけではないのですが、その後フリーで立て水の脇の粗踏みを滑ってみたのですが、ここは雪が大分柔らかくなっていて少し滑りにくい場所でしたが、スキーの幅の広さが幸いして何かいい感じで滑れるのです。

こういう雪はあまり角付けすると、足場が崩れて逃げていってしまうのですが、角付けが少なすぎてもうまくターンできないのです。太さがセミファットぐらいで浮力もあるので、適度な角付けをするだけで、オートマチックぽく滑れてしまいます。

最後のファミリーではあえて小回りで滑ってみたのですが、それまでいい感じで滑ってきたので、調子に乗って少しエッジが立ちぎみだったみたいです。リバウンドがまるでコブ斜面のようにやって来て、吸収しながらでないと滑りにくいのです。

本来ならここで角付けを少しルーズにしたやれば良いだけなんですが、あえてそのままにして吸収動作を練習してしまいました。整地でコブの練習ができるとは思っていなかったので、面白かったですね。柔らかい雪でもそのくらいのエッジグリップがあるスキーなのです。

硬いバーンでは食いつきすぎるのですが、これから雪が柔らかくなってくると、大分使えるスキーだと思います。今週も時間があったら、いろいろと試してみたいと思います。

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2012/3/6(火)滑りやすいスキー

先日、スクールのShigeさんから、elanのAMPHIBIO WAVEFLEX14の今シーズンモデルをお借りして、リフト1本だけですが試乗する機会がありましたのでご紹介します。

Waveflex14small

このスキー、非常に技術的な特徴があるのですが、それを書き出すとメーカーのちょうちん持ちか、と思われそうな内容ですので、興味のある方はご自分で調べてもらいたいと思うのですが、実際に滑ってみても大変良く出来ているスキーだと思いました。

試乗したのは野麦のトレーニングバーンで、当日はかなり雪がぐさぐさになっている状態でした。スキーそのものの良し悪しとは関係ありませんが、オーナーの手入れが良いので、リフト乗り場までワックスが良く効いていて、スケーティングして行くのが楽でした。

スキーが良く滑ってくれるのは気持ちが良いですし、前向きな気持ちで滑ることができるので、とても大切なことだと思います。

滑ってみるとターンの導入はしやすいし、何よりもしっかりとスキーが回り込んできてくれます。お借りしたモデルは176cmですが、長さは全然感じません。少しずつターン弧を小さくしていくと、さあ来てくださいといわんばかりにこちらの思った大きさでターンが出来てしまうのです。

フレックスも適度で、大回りでも小回りでも比較的力を使わずに、楽な感じでターンしていきます。

抵抗の多い雪だったこともあると思いますが、昨日書いたヘッドに比べると、スキーのたわみを作るのがやさしいので、中級くらいの足前の人でも使っていけると思います。

そして、たわみが作れるということは、それが切替で開放された時には、スキーが良く走るということです。なので、ここだけは正確な操作が要求されます。いい加減に乗っていると、板の走りで体が置いていかれそうになります。

と言っても気を抜いていなければ、直ぐに慣れてしまう範囲だと思います。私だけでなくてスクールのみんなも、この板に対する評価は高いです。

この板、試乗したゲレンデの状態では欠点らしい欠点がない良くできたスキーなのですが、へそ曲がりな私があえて難癖をつければ、少しよく出来すぎているかなって思います。

この板乗ったら誰でもうまく滑れるよって言うよりも、この板乗りこなせる人は本当に上手い人っていうスキー持っている方が、スキーのインストラクタらしいでしょ?(笑)

まあ、そんな冗談が出るほどよく出来ているってことですね。

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2012/3/5(月)ヘッドのスキー

先日、私が試乗したヘッドのスキーについて書いたのですが、それを読んだスクールのあるスタッフがヘッドを試乗したところ、あまり良い感じが得られなかったと言っていました。

スキーヤーには身体的特徴や滑り方や好みなど、それぞれ個性がありますので、ある人が良いと思ったスキーが、他の人にはそれほど良いと思わないということは別段不思議なことではありません。

ですから、私個人としては非常に良いと思っているのですが、みなさんがヘッドに乗ってみたら、これダメと思うことがあるかもしれません。

以前も書きましたが、やっぱりスキーは実際に乗ってみないとわからない部分がありますので、ヘッドに限らず興味のある板がありましたら、必ず試乗してみてください。

ただ、インターネットでの試乗レポートなどを見ていると、ヘッドのI.SUPERSHAPE SPEEDには結構良い感触を得ている人がいるのも確かな話です。私の試乗した感じとそういうレポートを少しまとめてみると、以下のようなことが言えると思います。

その1.スキー自体は重い。
私が好印象を持ったスキーには他にフィッシャーのスペリオールがありました。スペリオールは重量的には軽いスキーです。それに比べるとヘッドのI SPEEDなどは、重量があります。

重いスキーが嫌いな人にとってはデメリットになりますが、逆に私はどっしりとしたスキーが好きですので、こちらの方が好みということになります。

リフトに乗っている時は、スキーの重さを感じると思いますが、滑っている時のスキー自体の重みによる影響は、スイングする時の慣性モーメントってことになるんでしょうか?

軽ければ簡単にスキーが回転しますが、重ければしっかりと雪の力でスキーを回してやらないといけませんから、より技術が必要ということにもなります。

その2.オートマチックなスキーでないので、回旋動作を活用する方が良いのではないか。
これもスペリオールと比べた場合ですが、スペリオールはあまり回旋ということを意識しなくても、角付けをきっかけにスキーが回ってくれます。もちろん、結果としての回旋動作は出てくるのですが。

それに対してヘッドのI.SPEEDはRは比較的小さいのですが、特性としては板が勝手にたわんでくれる、というタイプではないので、小回りの際にはいかに板をたまわせることができるかということがポイントになってくるのは確かです。

単に少し迎え角を作って、ずれに乗っていくということでなく、もう少ししっかりと回旋を入れることにより、スキーが大きく抵抗をうけてたわみ、深回りの小回りができます。

しっかりと回旋を入れる、と言ってもこのスキーを自分の力でひねりこんでいくというのはきっと大変だと思います(自分ではそういう滑り方をしていないので想像で書いてます)。

結局はいかに雪の抵抗を受けることができる場所にいることができるか、またその力を逃がさないかということがポイントになってきます。

いつもはフィーリングスキーでは、少ない圧でも雪の抵抗受ければターンができるよということをお伝えしているのですが、もう少し強い圧を求めてやる必要があるのかもしれません。

もちろん、それは自分から圧をかけていくとか、エッジを無理に立ててやるとかのレベルではありません。あくまで雪の抵抗をいかに効率よく受けるかという技術にのっとったものです。

でも、インターネット上で試乗して好印象を受けている人が、みんなそんな技術があるのかってことを考えると、疑問が無くもないのですが。

明日はより万人向け、というと言葉が悪いですが、フィーリングスキーをやっている人達から、もっと共感を得られそう、と思う板についてのお話を書きたいと思います。

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2012/3/3(土)スキーは楽しく

今日はともぞーさんと二人で、アニマルレッスンの担当でした。Yちゃん、Mくんの姉弟での受講でしたが、弟のMくんはまだ3歳ということで、私が担当することになりました。

2月にも二人で受講していたということでしたが、最初は復習で一緒にスキーを片足ずつ履いて滑る、両足にスキーを履いて歩くなどを練習していましたが、お姉ちゃんのYちゃんはもともと滑れるので、直ぐにリフトに乗って行ってしまったのです。

Mくんも斜面を登らせて直滑降などをさせていたのですが、リフトに乗りたいということですので、私が補助をすることにしてリフトに乗せることに。

Mくんは3歳ですので、スキーを三角にするという言い方でプルークを作ってもらい、私がスキートップを抑えるという形で滑り始めました。最初はかかとを開くというよりも、膝を割るような形でプルークを作ってしまうので、止まっては大きく開かせ、また止まっては大きく開かせなどして滑りましたが、ゲレンデの半分を滑ったところで、「お母さんのところに行きたい」と言い出しました。

さすがにこの年齢では、集中力を持続させるのは難しいので、一旦降りて少し雪遊びをすることにしました。小さいこどもは先生に慣れていないと、なかなか一緒に滑るということが難しいのです。

ほんの小さな雪玉で雪合戦したり、雪の上を転がったりして二人で遊んでいると、午前中の時間が終了です。この時は私はアニマルのコスチュームを着ていなかったのですが、レストラン入口にある、フィーリング・スキー・スクールのデモビデオにMくんの目が止まりました。

そこでうさぎとかえるの姿を興味深そうに見ていたので、「午後はかえるさんと滑ろうか?」と聞いてみたところ、滑りたいということでした。そこで私が昼食後にかえるのコスチュームに着替えて登場です。

午後一番はそりゲレンデにある、雪だるまにMくんの目が止まりましたので、そこでしばらく遊んでからリフトで登ってレッスンを始めました。

午後はプルークでストップする練習です。最初に三角を大きく小さくとやっていたのですが、近くでお姉ちゃんが「だるまさんがころんだ」をしていたので、自分もそれでやりたいと言って、一人ですが「だるまさんがころんだ」を始めました。

やっぱり少しでも関心を持ったせいなのか、2,3回なら滑って止まれるようになりました。ただ、その内に「今度はだっこ」とか、「あっち(のポールが張ったところ)を右と左に滑りたい」と言って、私が補助をしながらの滑走になりました。

これはどっちかというと、練習というよりは遊びなのですが、この年代の子どもはまず、楽しく遊ぶことが先決です。

結局そんな感じで、お母さんのところに返すことなく、レッスンが終了しました。それでも、プルークで滑って止まれたころは自信を持っていいと思います。

これがきっかけで、これからもMくんがスキーが好きになってくれたら、と願っています。

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2012/3/1(木)ロッカースキー

最近はロッカースキーが流行してますね。Atomicなどは来季はデモラインにもロッカーを入れてきます。ヘッドはデモラインはロッカーがありませんが、別のラインでロッカーを用意しています。

フィッシャーはMotiveに加えて、ハイブリッドという70mmから100mまでのセンター幅を持つファットスキーに通常のキャンバーとロッカーを切り替えられるモデルまであるのですね。

ロッカースキーのメリットというと、ターン導入がやさしいということが言われます。これはトップ部分が反っていて、接地点がビンディング寄りになっていることによります。

でも、私が持っているAtomicのBlackEyeはロッカーなのですが、あまりロッカー関係ない感じがします。

他にもいくつかのロッカーを乗ってみましたが、本当にそれぞれというか、ロッカーだから良いというのではなくて、結局は各スキーの持つ性能が高いものが良いとしか思えないという印象を受けました。

例えば、先ほどのフィッシャーのハイブリッドセンター70mmというモデルは、キャンバー状態だと私には何となくはっきりと特徴がないスキーだなあ、という感じがしていたのですが、ロッカーにした途端、硬いバーンで滑りやすくなりました。

それだけでなく、角付けの量が増やせるような感覚にもなるのです。なので、センター90mmのものを試乗する時は最初からロッカーで滑りました。

ただし、スキーによってはプルークボーゲンがしにくいと感じるものもありました。実はプルークボーゲンは低速で行われるため、角付けも少ないのですが、そうするとスキーのトップは雪面と接していないことになり、スキーの前後差が生かせないことになってしまうのです。

本来なら長いはずの、ビンディングよりも前の部分がビンディングの後ろと同等の長さになることが原因です。事実、トップ方向はフリーでかんたんに回るのでスキーがふらつくという現象が出たものもありました。

単にロッカーなら良いというものではないので、スキー選びの際には用途によってロッカースキーを選ぶことをお勧めします。

個人的にはK2のキャッチアンドフリーロッカーのモデルを深雪で試してみたいと思ってます。左右の板の滑走面を合わせると、真ん中の一点しか接点がないというものです。オフピステではすごく良さそうな感じがします。ただ、整地では滑りにくそうですよね。

前に述べた理由で、ロッカースキーを整地で履こうと思っている人は、必ず試乗してから選んでください。ロッカーといってもいろいろですので。指導員などでプルークボーゲンで滑る必要のある人はロッカーの特性に気をつけた方が良いと思います。

まあ、そのくらい上手な人はうまくごましてしまえるレベルの話かもしれませんが。

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2012/2/29(水)来シーズンモデルのスキーについて

先日、来シーズンモデルスキーの試乗をする機会がありました。ニューモデルと言っても、デザインを変えただけで中身が一緒というものもありますが、内容が改良されているものも当然あります。

毎年、スキーの試乗をしているわけではないので、各モデルがどう変わったというお話はできないのですが、試乗したスキーの絶対性能がどうかということはわかります。

スキー選びの基準で難しいのは、そこに「好み」というあいまいな要素が介在してくることです。キレの良いスキーが好き、という人もいれば、ズレが気持ち良いスキーが良いという人もいます。

フィーリングスキーでは、ズレに乗っていくことでスキーがたわみ、切れるというのが基本の考え方にあります。ですから、フィーリングスキー的な滑りをするのであれば、ズレを楽しむことができるようなスキーが向いていると思います。

ただし、同じフィーリングスキーをやっていても、このスキーが最高というのはやっぱり各人の滑りや好みによるのです。

私自身の話をすると、今、気になるメーカーはヘッドです。実は3年くらい前にヘッドは試乗したことがありました。ヘッドの試乗会ですから、リッチー・ベルガーが来ていて、ちょうどリフトで一緒になったら、彼が話しかけてきました。

その時私が試乗していたスキーに関して、「そのスキーは4WDの車のように、どこでも滑れるスキーですよ」ということを言ってくれました。それで期待して滑ってみたのですが、確かに柔らかい雪質だと感触が良かったのですが、どこでも良いという程には感じなかったのです。

ところが今回、久しぶりに履いてみたら全然印象が違うのです。ズレの感覚がすごく良いのです。あまり切れてしまうスキーですと、どうしてもスキーのサイドカーブの影響が強く出ます。

滑る円弧の大きさを、ある程度スキーに決められてしまような感覚があるのです。それに対してヘッドのスキーは全般に他のメーカーに比べてRが小さい(10~13mくらいが主体)のですが、それにあまり束縛されてしまう感じがないのです。

もちろん、Rが小さいことに加えて板がたわめば円弧はさらに小さくはなるのですが、嫌な束縛感がないのです。そして、どんどん抵抗を受けて板がたわんでいけば、深回りの小回りができます。

あくまで私が乗った感覚ですから、みなさんの感覚は違うかもしれませんが、それはそれで大いに結構だと思いますので、試乗する機会がありましたら、みなさんの感想も教えてくださいね。

話を戻すと、3年前のヘッドの性能が今と比べてそんなに悪いわけはありませんから、スキーから受ける感覚の違いはひとえに、私の技量の変化によるものだと思います。今になってリッチーが言っていた言葉の意味がわかるようになりました。

ところでその3年前に一番気に入っていたモデルは何かというと、フィッシャーのプログレッサーだったのです。来年はプログレッサーというモデルはなくなって、スペリオールが3機種になるので、今は昔という感じの話になりますね。

そのスペリオールですが、どれも操作性は抜群で、こちらの意図に非常に忠実に反応してくれます。私はセカンドモデルのSCが板のフレックスも少し柔らかくて良いと思いました。

ただ、ここからは全く個人の好みの世界になってしまうのですが、スペリオールは板自体も軽く、滑りも軽いのですが、それよりもヘッドの方がもう少しどっしりした感じがして私にはこちらの方が好みなのです。

もちろん、技術戦でも使われているモデルですから、体格の大きな人が乗ると破たんするというようなものでないことは確かです。だから、あくまで個人の好みの問題ということなのですが・・・。

それからスキー性能の話ではないんですが、来シーズンの話をすれば、スキーの値段はメーカー間で大分違いがでます。私がヘッドで一番のお気に入りの、i.SUPERSHAPE SPEEDは金具も含めて定価で13万円近いスキーです(金具の違いで1万くらい安いモデルもありますが)。

スペリオールは最上位機種が10万5000円、セカンドモデルで9万5000円です。この差はちょっと大きいですよね。

ついでに、来年はK2のスキーも値段が下がるものがあります。デモラインではフィッシャーと同じような価格設定なのです。おサイフに少しでも優しいスキーが良いという判断基準もやっぱりありますよね。

そんなわけで、いったんは来シーズンのスキーはヘッドのi.SPEEDと思ったのですが、また少し選択肢を広げているところです。でも、値段が安くてもi.SPEEDよりも良いと思うスキーでなければ結局は買わないとは思うのですが・・・。

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2012/2/18(土)引くターンで滑りが変わる

土曜日はMさんのフレームレッスンでした。急斜面で腰が引けてしまうということでしたので、滑りを見せていただくと、山側に体が逃げてしまっていて、その分谷足に荷重が少ないのでスピードコントロールが難しい感じでした。

そこで樹海コースでオレンジイメージを使って、「引くターン」の練習から始めました。外足の荷重を強めるのではなく、内足の圧を減らしていくことにより結果として外足の荷重がたかまります。また内足を引こうとすると、絶対に山側に倒れることはできません。自然に外足に乗れるようになるのです。

引くターンは押すイメージのターンよりも、スキーがターンしようとする動きを妨げないように感じます。そのため、スキーが自分で回り込んできてくれるような感覚を覚えます。

ついでに樹海コース下から峰の原の非圧雪バーンに入ってみました。Mさんはあまり不整地に入ったことが無いと言われていましたが、こういうところでは左右だけでなく前後のバランスも取らないといけないので、スキーが上達したいと思えは、どんどん入って行った方が良いということもお話しました。

そして引くターンで滑っていただいたところ、問題なくターンができてしまったのです。

次は再度ラビットで上がってラビットの固めの斜面を使って、横滑りの練習をしました。この時にゆっくり降りるのではなく、ダダダっと落ちていくような横滑りのポジションを掴んでいただきました。

これも外足にしっかりと乗る感覚を養っていただくものです。Mさんは今までの感覚からすると、体がとんでもなく外側に傾いていると感じられたようですが、外から見ていると外スキーの真上にしっかり乗っているとしか見えないのです。

チャンピオンまで降りてきてからは、ターン外側の腕を下げていくというイメージで滑っていただきました。これらのトレーニングにより、滑りは大きく変わったのですが、Mさんは引くターンのイメージが少し強すぎて内足が持ち上がりぎみでした。

最後の仕上げとしてオレンジに戻り、オレンジにだけに集中して他のことは何も考えないようにして滑っていただいたところ、外足にはしっかりと乗ることができ、急斜面でのスピードコントロールもうまくいくようになりましたし、内足も安定した良い滑りになりました。

Mさん、どうもありがとうございました。機会がありましたら、また一緒に滑りましょう。

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2012/2/17(金)普段滑っている感覚は?

フィーリング・スキー・スクールでは、ホームページ上で毎週スペシャル映像を公開しています。

今週のビデオには私も登場しています。15秒から25秒の間、黒い帽子と真っ赤なスキーウエアで滑っているのが私です。

最初が立て水の坂のアイスバーンでのトレーン。後はトレーニングバーン上部での、小回りフォーメーションです。

この小回り映像ではトレーンの先頭を滑っているのですが、ではどんなイメージで滑っているか、というと実はイメージとしては特に持っていないのです。

先頭ですから後ろの二人がそれに合わせやすいように滑らないといけませんので、「トーン、ドーン」という掛け声で一定のリズムを刻んでいます。

そして、掛け声だけに終わらないようにそのリズムをキープするために、足元に神経を集中して滑っています。

「今、スキーのトップが雪を捉えた」とか、「抵抗を受けてスキーがたわんだ」、「たわみが開放されてスキーが走り出した」などを感じながら、その瞬間瞬間に滑りにフィードバックして調整しています。

それは頭で考えてできる次元の速さではありません。自転車に乗るときに、慣れてくるとバランスを取ることを頭で考えなくてもできるのと同じです。

そして、姿勢が乱れないようにするためには、受けた刺激に対してすぐに反応できないといけませんから、足元から伝わってくる情報に深く集中している、というわけです。

これはフィーリングスキーの創始者のTOKさんのレッスンを受けたときに、言われたことですが、オレンジならオレンジのイメージを習ったら、それが完全に身に付くまで何度も集中してドリル練習しなさい。

しかし、無意識でできるようになったら、もうオレンジのことは忘れても良い。頭で考えなくても体がそれを覚えているということです。同時にオレンジで習った感覚もしっかり体にしみこんでいるのです。

実際私もシーズン始めは、オレンジやその他のイメージを意識して滑ります。それがこの時期になると、定着してイメージよりも実際に体で感じる感覚をより意識するようになります。

もちろん、レッスンではイメージを使って教えますので、教えていることと自分がやっていることの間にウソがあってはいけませんから、その時はやっぱりイメージに集中して滑ります。

そんなこんなで昨シーズン以前と比べてもスキーのたわみや、足元の支点が今どこになっているのかなどを、正確に感じ取れるようになってきました。

みなさんも、せっかく高いお金をかけてレッスンを受けるわけですから、レッスンが終わったら忘れてしまうのではなく、完全に身に付くまで集中して練習してみてください。スキー仲間とそれを分かち合うのも良いと思います。

今後もフィーリングスキーを通して、より一層スキーが楽しくなり、みなさんのお役に立てるように努力していくつもりです。

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2012/2/15(水)コブの中でも、引くターン

YouTubeで昔の「SKI NOW」を見ることがありますが、コブを見ると形が丸いんですよね。

コブの滑りを習うときは、コブを越えながらスキーを回して、コブの向こう側を横滑りで削って行くという風に習うと思います。でも、昔の丸いコブならともかく、最近の溝コブはそれだけでは難しいです。

コブの中でしっかりとスキーを回してスピードコントロールして行くのですが、私が使っているのは「引くターン」です。

コブの中ではついつい足を突っ張ったり、エッジが立ちすぎてしまったりします。恐怖感があるのだから、当たり前のことです。でも、それだとコブの中で求められるのとは逆の動きになってしまいます。

整地で引くターン、それもプルークウエーデルンを練習しておくと、小回りにもコブにも使えるようになります。無理に回そうとはしないけれども、素早いターンができるようにするのが大切です。コブでのターンは結構細かい動きが必要になる場合がありますので。

それでは実践編ですが、滑り出しがまず肝心です。あまりコブが滑れない人は、直ぐにコブのラインに入ってはいけません。一つ前のコブを丸々ズラシながら迂回します。

細かなラインにいきなり入ってスキーを回そうとすると、とても大変ですが、コブ一つを迂回することにより、プレターンとなって次のターンに入りやすくなるのです。

このズラシているときがかなり重要で、ここでわずかですが圧が溜まってくるのを引いて吸収しておきます。そして次に伸び上がりながら、圧を開放していきます。この時にスキーが回りだします。

次が一番難しいところですが、落下しながらバンクに沿ってスキーを滑らせます。スキーがバンクに届いたら、引いて吸収動作を始めます。引くと言ってもコブの状況によりますが、急激に抱え込むのではなく、下からくる圧を受け止めて必要以上に圧を増やさないという感覚です。

この時のスキーはテール側を主としてズレながら回っている状態です。そのままバンクのラインを外さずに引いて、引いて引いてとしていると、スキーが回り込んで超深回りのターンになり、スピードがコントロールされます。

そのままコブのラインを外さずに、伸び上がりながらニュートラル部分で溜まった圧を開放しながら、次のターンという形が連続します。この時に次のバンクまでの落差がかなりある場合には、バンクまでスキーを止めない程度の横滑りで降りていけば良いです。

コブの中のバンクを滑りながら、引いているときはスキーが回ってくるのをじっと待つ間隔です。ここでは今まで経験したことが無いほど、下半身がねじられるはずです。このねじれがじゅうぶんでないと、次のターンの開始が直滑降的になり、スピードが増します。

とまあ、文字で書くとこんな感じです。実際にコブの中ではどんなラインを取るかが重要なんですが、さすがに言葉だけでの説明は難しいですね。

ここに書いたことを念頭において、コブ斜面でコブを眺めて、こんなラインで滑ろうと思い描いてみてください。その上で実際に滑ってどうかやってみて、イメージとのすりあわせをします。

バンクの部分でしっかりとスキーを回しこめるライン。何度か失敗するでしょうが、そうやって滑りを追い込んでいくと、漠然とですがこう滑ったら良いというのがわかってきます。

コブに限った話ではありませんが、結局最後は自分でわからないと滑れるようにはならないのですから。

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2012/2/14(火)まずはポジション

コブ斜面で横滑りしていこうと思った時に、整地よりやりにくさを感じますよね。コブでは斜面が平らでないので、エッジの接地している長さが整地の時よりも短くなっています。

これは見かけ上、短いスキーを履いているのと一緒ですから、前後のバランスがとりにくくなります。それでも良いポジションに乗っていれば、コブでもバランスを崩しにくいわけですね。

ポジションが完璧になるまでコブに入っちゃいけない、なんてことになったらいつまで経っても滑れませんので、どんどんチャレンジしていただきたいと思いますが、良いポジションにピンポイントで乗れるようになれば、どこを滑ってもうまく滑れるようになるはずです。また、スキーのたわみを生かすためにも、良いポジションは必要です。

では、ポジションが良くなるのにはどんな練習をしたら良いか、という話になると、一つは整地だけでなく、新雪、粗踏み、悪雪などなどいろいろな斜面を滑ってみることです。

でも、自分が滑る時にきれいにグルーミングした整地しかない時だってありますよね。こんな時は自分で滑る条件をきびしくしてあげれば良いです。ストックを持たずに滑るとか、ターン中に内足を持ち上げてみる、バックスライドとか、チップアンドテールなど、いろんなことをして遊んでみるのも良いですね。

そして、こういう時にこそ、足裏のピンポイントの場所にオレンジを意識してあげると、もっと重心がビシッと決まります。

また、どんな条件でも楽に横滑りができるということも、ぜひやってみてください。テールが引っかっかるとか、うまくずれないとかあると思いますが、慣れてくるとだんだんとうまくできるようになります。

これでコブの中を降りていけるのですが、後はスキーの動きを止めてはいけません。その話はまた明日書きたいと思います。

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2012/2/13(月)固いコブは意外と易しい

土曜日は二時半までレッスンがあったのですが、その後は時間が空いたのでユリワリでコブの練習をすることにしました。先日別のところで溝コブの滑り方で少し閃いたものがあったので、試してみたいと思ったのです。

先日松本市街地でも大雨が降った時にはこちらでも同じだったようで、カリカリになったコブが待ちうけていました。早速横滑りでコブに入って行ってみると表面が滑らかなので、エッジがしっかりしていれば案外スムーズに横滑りができてしまうのですね。

そこから次のバンクに向けて滑って行くと、また少し落差があって横滑りみたいな感じで滑り続けることができて自分でも拍子抜けした感じです。もちろん下までノンストップなんてわけには行きませんが、昨シーズンは斜度の無くなった所から滑っても飛び出してしまっていたものが、ターンが連続していきます。

これがまたコブを攻めていくなら、アイスバーンのコブはスピードコントロールが難しいのは私でもわかりますが、ずらして行くなら意外と易しいというのが、正直な感想でした。

コブのどこに困難さを感じるのかは人それぞれだと思いますが、私はこう滑るということについてはまた明日以降書いてみます。

人それぞれに自分の感覚というものがありますので、物理的な現象としては同じ体験をしていても、それを言葉で表現した場合は個性がでます。ですから、人の言ったことをやってみて上手く行けば、それは自分と感覚が近かったということでしょうし、できなかったとしても感覚に違いがあるということだけかもしれません。

また、これしか滑り方が無いということでもありませんので、あくまで参考にということでお願いしますね。

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2012/2/11(土)滑れば楽しい

今日は6歳のYちゃんと、9歳のKちゃん二人の1,2フレームのレッスンを担当しました。アニマルレッスンでは無かったんですが、せっかくなので私もカエルの着ぐるみを着てレッスンしましたよ。

二人ともスキーは初めてではないんですが、まだあまり滑れないということでしたので、準備体操の後、スキーをつけて歩いたり、片足ずつ交互にスキーをつけてスケーティングしたりということから始めました。

これは比較的かんたんにできましたので、次は斜面を歩いて登って直滑降です。Kちゃんは直ぐにプルークファーレンの形ができましたので、まずはきっちり止まれるように練習してもらいます。

Yちゃんは最初は本当にスキーを平行にしての直滑降から始めて、何本か滑ってみました。Yちゃんは滑っているときのポジションが良いので、私がスキーの先端を持ってプルークファーレンをしてみました。

これもけっこううまくできてしまいました。しかも、それまで歩いて斜面を登ったりということをYちゃんは大変そうにしていたのですが、プルークで滑って止まれると言う経験をした途端に目が輝きだしました。

それで二人を連れて、バンビゲレンデのリフトに乗ってみることに。もうKちゃんは一人でどんどん滑ってしまいますので、少し下まで滑って待っていてもらって、Yちゃんのスキーの先端を持って滑りだします。

バンビゲレンデは上から下まであまり斜度の変化がないので、下の斜面を少し登ったところから滑れる子なら、リフトに乗っても滑ることは容易です。Yちゃんも直ぐに一人で滑れるようになりましたので、安全のためにとにかくしっかり止まれるようにだけ教えるようにしました。

一方Kちゃんはスピードコントロールに問題がないので、ターンの導入をすることに。その時はもう午後になっていましたので、お昼休みの間に仕込んでおいたスポンジボールをスキーの下に置いてそれをつぶしてもらい、イメージをつかんでもらいます。

その後、実際に滑りながらやってもらうわけですが、平らなところでやるのと斜面でやるのとでは勝手がちがいます。でも、止まった状態から直ぐに外足のボールをつぶすイメージをやってもらうと、スキーがぐっと回り込んできます。

Kちゃんのターン導入は、時間がなかったこともあり、ここまででした。Yちゃんの方は、プルークファーレンだけですが、どんどんスピードを出して滑り、しっかりと止まることができるようになりました。

リフトにはKちゃんは一人で乗ってもらい、Yちゃんは私と乗ったのですが、Yちゃんはリフトも一人で乗りたくて仕方が無いようでした。

二人ともたくさん滑って楽しかったようです。最初に習うときは少し大変なこともありますが、やっぱり滑れば楽しい。これに尽きますね。

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2012/2/4(土)技術に裏付けされた安心感

今日は実際には2月7日ですが、ブログをお休みしてしまいましたので、先週の土曜日のクラブのジュニア指導の最終回のことを書きたいと思います。

毎年行っているジュニア指導も今日が最終回になりました。全部で5回の講習の内、私は1,3,5回目を担当しました。私がいなかった時にどんな講習をしたのかは興味があるところですが、子どもたちも詳細は覚えていないので、初めて上の斜面に行ったということだけを聞きました。

ところが、ひとつ上の班から上の少し急な斜面が怖い、という子が移ってきましたので、最初は緩斜面を使った講習をしました。

緩斜面と言っても、上の斜面から降りてくるところの少し斜度のあるところを使って、スピードコントロールの練習です。イメージとしては階段を降りて、踊り場を少し横に進んでから次のターンに入っていくという感じです。

最初は一回ごとに、横へ進んでターン弧を切り上げて止まるということをしながら、次第にターンをつなげていくようにします。斜度があると、必ず急いでターンをしないといけないと慌てて、ニュートラル部分がなくなってどんどん落ちてスピードが出てしまうという子がでてきます。

さらに、スキーの動きを止めないということが重要です。これも斜度が上がると、怖いのでプルークを思いきり広げて、スキーを止めてしまう子がでてきます。確かにスピードは出ないので怖くはないかもしれませんが、それをしていると斜度に対応するのに時間がかかってしまいます。

結局のところ、緩斜面できちんと外足荷重ができてターン弧を切り上げてスピードコントロールができている子は、斜度が上がっても比較的早く慣れることができます。

スピードがコントロールできると思うと、そんなに怖さを感じませんから、どんどん滑ることができるので、さらに上達します。

これは大人がコブ斜面を滑る時なども同様で、小回りできちんとスキーを回しこむことができていたり、きれいに横滑りをする技術がある人は、コブの中でもそれほど不安を感じません。

技術を習得することにより、それに裏付けされた安心感があるので、どんどん滑ることができて、上達するというわけです。

もちろん、整地でいくら上手でも、初めて不整地に入っていけば必ず転ぶと思います。うまくいかなくてもチャレンジする気持ちは大切です。無謀でもいけませんが、慎重すぎるのもいけません。

あまり難しく考えずに、失敗も楽しんでしまうような気楽な気持ちが一番良いと思います。

話が脱線しましたが、その後は上の斜面に上がって練習しましたが、やはり人によって技術の差は出てしまいましたが、なんとか全員下まで滑って降りてくることができました。

基本的なことは学んでいますので、後は練習を重ねるだけです。来シーズンまた会うことができたら、さらに成長した子どもたちの姿が見られることと思います。

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