夜スキーの手入れをしていたら遅くなってしまいましたので、翌日書いています。
先日、滑っているときに石を踏んでしまい、滑走面もエッジも傷が入ってしまいました。滑走面は下地が見えるほどひどくはないので、次回のチューンナップの時にやってもらうとして、エッジのバリが出ているところをファイル(やすり)で削ってきれいにしました。
石を踏むということ以外でも、アイスバーンを滑ったりするとバリが出たりします。これは放っておくと次にアイスバーンを滑るときにエッジが引っかかったりしますので、落としておかないといけません。
バリを落とすだけなら、#400くらいの紙やすりがあれば充分です。ただし、エッジの角を丸めてしまわないように注意します。
ついでにアイスバーンを滑ると、エッジが丸くなってしまいますので、エッジシャープナーで少し研いであげました。こういうことをするときのコツは一度にガッと削ろうとしないで、軽く均一に引いてやって、足りなければもう一度するようにします。
私の考え方は基本のメンテナンスは専門家に任せて、日々の手入れを自分でするというようにしています。自分でやりたいという人は古いスキーを使って練習してみると良いでしょう。
ただ、精度の高いチューンナップをするためには、チューンナップ台やバイスなどもそれなりのものを揃えないとプロがしてくれるようなレベルにはなりません。
チューンナップショップに持ち込まれるスキーやボードの中には自分でチューンナップして、エッジや滑走面など削りすぎているものが良くあるそうです。
そういうリスクがあっても、自分でメンテナンスする楽しさというものもあるので、少しいじっては滑ってみるなどして調整していくと、精度が上がっていくと思います。
私の場合はそこまで手間を掛けるのが面倒ということもあって、日常的なメンテナンスに留めているというわけです。
あと、ぜひ自分でやって欲しいと思うのはワックス掛けです。これはしょっちゅうしないといけないことなので、さすがに自分でやっています。スプレータイプや生塗りタイプのワックスもあるのですが、やはりホットワックスに敵うものはないと思います。
滑走面が白く酸化していると、スキーが滑りません。特にリフト乗り場まで滑って移動しているときなど、負担が大きくなります。それと、緩いアップダウンがあるところなどは、上りの部分でスキーが滑らないと止まってしまうので、そこから苦労することになります。
ワックスには板に染みこませるベースワックスと、その上に重ねる滑走用ワックスがあります。滑走面の細かな凸凹が埋まっていないと、滑走用のワックスが乗りにくいのでベースワックスというものがあります。
レースなどでは緩斜面でのロスが大きいので、雪質にバッチリ合ったワックスを掛けないといけないのですが、普通に滑るくらいならベースワックスはトップシーズン用の低温用と、春スキー用の高温用があれば充分だと思います。
私は普段の時間の無いときはベースワックスを掛けているだけです。ただし、余計なワックスはスクレイパーで削った後に、ブラシで書き出してストラクチャーがきれいに見えるようにしています。これをしているのといないのとでは、スキーの滑りが全然ちがうのです。
雪が降っているときや春スキーでは、フッ素が入っていてそれぞれの温度に合う滑走ワックスを重ねると良いのですが、これはかなりまめな人におすすめします。
ワックス掛けは凝りだすと、何種類ものワックスを使ってのベース作りや、雪質にあったワックスを塗る分けるなどの手間がかかります。
それを毎回やって苦にならないなら、そうするに越したことはありませんし、滑走性も最高になります。ただし、面倒でそこまでやれないという人は、ベースワックスを掛けてはがす、ということだけをしているだけでも、スキーが滑るようになりますし、滑走面も良い状態が保てます。
そんなことも含めてスキーを楽しんでいただければと思います。
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